時計が読めないのに、どうして時間がわかるの?
ご飯の催促から帰宅のお出迎えまで。猫の体内時計と不思議な時間感覚
おはようございます。ねこです。
皆さんの猫ちゃんは、ご飯の時間になると催促に来ませんか?
我が家の猫たちは、びっくりするほど時間に正確なんです。
特に、昨年19歳で虹の橋を渡ったミミちゃん。
毎朝5時になると、ねこの顔を思いっきりたたいて、おやつを催促していました。
目覚まし時計なんて必要ありません。ミミちゃんがいれば、朝5時には必ず起こされるんですから(笑)。
でも、不思議ですよね。
猫は時計を読めないはずなのに、どうして毎日同じ時間に行動できるんでしょう?
今回は、猫の体内時計や時間感覚の不思議について、ねこの愛猫たちのエピソードを交えながらご紹介します。
猫は時間がわかる?時計がなくても正確な理由
猫と暮らしていると、「もしかして時計が読めるの?」と思うことがあります。でも、猫の時間感覚は人間とは少し違うようです。
猫には体内時計がある
猫にも、人間と同じように体内時計があります。
体内時計とは、睡眠や活動などのリズムを調整する体の仕組みのこと。
およそ24時間周期のリズムは「概日リズム(がいじつリズム)」と呼ばれています。
猫はこの体内時計に加えて、明るさや食事、飼い主の行動などを手がかりに生活しています。
そのため、毎日ほぼ同じ時間にご飯をもらっている猫は、その時間が近づくとソワソワしたり、催促したりすることがあります。
ただし、猫が人間のように「今は朝5時」「あと10分でご飯」と理解しているかどうかは、科学的にはわかっていません。
それでも、毎日の行動を見ていると、何となく時間がわかっているように思えますよね。ご飯の時間の少し前から定位置に座って、「そろそろだな」って圧をかけてくる花ちゃんを見てると(笑)
日の光や生活音も時間の手がかりになる
猫は日の出や日の入りなど、周囲の明るさの変化にも影響を受けます。
また、飼い主が起きる音、キッチンで食事を準備する音、外から聞こえる生活音なども、次に起こる出来事を予測する手がかりになると考えられます。
たとえば、毎朝決まった順番で顔を洗い、猫のご飯を準備していれば、その流れを覚えている可能性があります。
猫って、こちらが思っている以上によく観察しているのかもしれませんね。まさに、振り向けばやつがいる(古い!)って感じ。
朝5時!ミミちゃんは我が家の目覚まし時計だった
我が家で一番時間に厳しかったのは、何といってもミミちゃんです。
顔をたたいて起こすミミちゃん
ミミちゃんは、毎朝5時になると必ずねこを起こしに来ていました。
しかも、起こし方がすごい!
ねこの顔を思いっきりたたくんです。
無視して寝ていようものなら、何度でもたたいてきます。
もう、しつこいったらありゃしない(笑)。
仕方なく目を開けると、最初に飛び込んでくるのは、黒目がちなミミちゃんの顔。
「おはよう」
そう声をかけて、ねこはよろよろとキッチンへ向かい、おやつの準備をしていました。
ミミちゃんは我が家のリーダー的存在で、ササちゃん、花ちゃん、たろさんは、それぞれ決まった場所で待機。
ミミちゃんがねこを起こして、おやつが出てくるのを待っているような感じでした。
まるで、ミミちゃんが朝のおやつ係の責任者だったみたい(笑)。
4つだった小皿が3つになって
ミミちゃんは昨年、19歳で虹の橋を渡りました。
今でも、朝5時になると顔をたたいていたミミちゃんのことを思い出します。
目を開けると、あの黒目がちな顔が目の前にあったこと。
「おはよう」と声をかけていたこと。
眠い目をこすりながら、おやつを準備していたこと。
懐かしいなぁ。
今も朝のおやつの習慣は変わりません。
でも、おやつを入れる小皿は4つから3つになりました。
その光景を見るたびに、やっぱり切なくなります。
ミミちゃんには、今でも毎朝お水とおやつをあげています。
お天気の良い日は大好きだった日向ぼっこもさせてあげています。お骨だけどね。
あんなに毎朝しつこく起こされていたのに、今はその時間が恋しくて仕方ありません。
猫と過ごす何でもない毎日って、本当に大切な時間なんですよね。
今はササちゃんが朝6時におやつを催促!
ミミちゃんがいなくなった今、朝のおやつを催促するのはササちゃんです。でも、その方法はミミちゃんとはずいぶん違います。
大声で鳴いて、起きなければ文句を言う
ササちゃんが催促に来るのは、だいたい朝6時ごろ。
ミミちゃんのように顔をたたくのではなく、とにかく大声で鳴きます。
これがまた、すごい声なんです。
ねこが頑張って無視して寝ていると、そのうち「うにゃうにゃ」と文句を言いながら、自分のベッドに戻っていくこともあります。
かと思えば、ねこの頭の上でじーっとこちらを見つめて、無言の圧力をかけてくることも。

これが、なかなかの迫力(笑)。
そして、ねこが諦めて起きると、花ちゃんとたろさんは、やっぱりいつもの定位置で待っているんです。
ちゃんと時間がわかっているのか、それとも毎朝の流れを覚えているのか。
猫たちを見ていると、本当に不思議です。
猫にもそれぞれ催促の仕方がある
ミミちゃんは、起きるまで絶対に諦めないタイプ。
ササちゃんは、大声で訴えて、それでもダメなら文句を言ったり、じっと見つめたりするタイプ。
花ちゃんとたろさんは、定位置で待つタイプ。
同じ家で暮らしていても、みんな性格が違うんですよね。
ただし、猫たちが本当に役割分担を決めているかどうかはわかりません。
それでも、ねこには、みんなで協力しておやつをもらおうとしているように見えるんです(笑)。
猫は飼い主の帰宅時間もわかるの?
ご飯の時間だけでなく、飼い主が帰ってきたときの猫の反応にも、時間感覚の不思議が隠れているようです。
帰宅すると猫用の窓からササちゃんが登場!
ねこが仕事から帰ってくると、ササちゃんは部屋のドアについている猫用の窓から顔を出します。
そして、大きな声で鳴くんです。
ねこには、まるで「どこ行ってたの!」「一人にして!」「おやつはまだなの!?」と文句を言っているように聞こえます。
もちろん、猫が本当にそんな言葉を考えているかどうかはわかりません。
でも、あの大声を聞くと、ねこは毎回「はいはい、ただいま!」と言いたくなります(笑)。
足音や生活パターンを覚えている可能性も
猫は飼い主の足音や声、ドアの開く音など、さまざまな手がかりから帰宅を察知している可能性があります。
また、毎日ほぼ同じ時間に帰宅している場合、その生活パターンを覚えていることも考えられます。
ただし、帰宅前から玄関で待っているからといって、猫が時計の時刻を理解している証拠にはなりません。
猫の優れた感覚と記憶、毎日の習慣が組み合わさっているのかもしれませんね。
猫は留守番の長さを感じている?
帰宅すると大歓迎してくれる猫もいれば、何事もなかったように寝ている猫もいます。では、猫は留守番の長さを感じているのでしょうか。
30分と4時間の留守番を比較した研究
2017年に発表された研究では、14匹の猫について、飼い主が30分留守にした場合と4時間留守にした場合の行動を比較しました。
その結果、4時間の留守番後のほうが、飼い主との再会時にゴロゴロ音を出したり、伸びをしたりする行動が多く見られました。
ただし、対象は14匹と少なく、これだけで猫が時間の長さを人間と同じように理解しているとはいえません。
それでも、離れていた時間の違いが、帰宅後の行動に関係する可能性を示す興味深い研究です。
参考研究:PLOS ONE(2017年)猫と飼い主の留守番時間に関する研究
留守番中の猫の様子を知る方法もある
仕事などで家を空ける時間が長いと、猫が何をしているのか気になりますよね。
最近は、猫の活動や睡眠などを記録できるデバイスもあります。
例えばCatlogシリーズは、猫の生活リズムを把握するための選択肢の一つです。
ただし、デバイスの記録だけで猫の気持ちや健康状態をすべて判断できるわけではありません。日々の様子を観察することも大切です。
夜になると「もう寝るよ!」ササちゃんの就寝催促
朝と帰宅時だけではありません。ササちゃんは、ねこが寝る時間まで気にしているようなんです。
テレビを見ていると大声でお知らせ
ねこがリビングでテレビを見られるのは、金曜日から日曜日まで。
せっかくなので、好きな番組を頑張って見ているんです。
ところが、しばらくするとササちゃんがやってきて、大声で鳴き始めます。
ねこには「もう寝るよ~!」と言っているように聞こえるんです。
でも、せっかくのテレビタイム。そう簡単には諦められません。
ねこが動かないでいると、ササちゃんもそのうち諦めて、一緒にソファでうたた寝。
あんなに大声で催促していたのに、結局一緒に寝ちゃうんだから(笑)。
猫は人間の生活リズムも覚える?
猫は毎日の習慣を通して、飼い主が何をするか予測している可能性があります。
いつも同じくらいの時間に寝室へ移動していれば、その流れを覚えていても不思議ではありません。
ただし、ササちゃんが曜日を理解していたり、就寝時間を時計で判断したりしているわけではないでしょう。
いつもの時間、ねこの様子、部屋の明るさなどから、そろそろ寝る頃だと感じているのかもしれませんね。
それにしても、朝起こされて、帰宅すると文句を言われて、夜は寝るよう催促される。
どうやらねこの生活は、猫たちにしっかり管理されているようです(笑)。
猫が安心できる生活リズムを作るには?
猫にはそれぞれ性格や好みがありますが、毎日の暮らしにある程度の規則性があると、次に起こることを予測しやすくなります。
ご飯や遊びの時間をなるべく一定に
猫との暮らしで意識したいのは、無理のない生活リズムを作ることです。
- ご飯の時間をなるべく一定にする
- 毎日少しでも遊ぶ時間を作る
- 安心して眠れる静かな場所を用意する
- 生活環境を急に大きく変えない
- 鳴き方や食欲など、普段と違う様子に気をつける
ただし、早朝に催促されるたびにおやつをあげていると、「鳴けばもらえる」と学習してしまう場合もあります。
おやつの量や時間は、猫の年齢や健康状態に合わせて調整したいですね。
また、急に夜鳴きが増えたり、いつもと違う時間に強く食事を要求したりする場合は、体調の変化が関係していることもあります。
特に高齢猫では、気になる変化があれば獣医師に相談しましょう。
お気に入りの寝場所も大切
猫は一日の多くを眠ったり休んだりして過ごします。
日当たりのいい窓辺、静かなベッド、飼い主のそばなど、お気に入りの場所は猫によってさまざまです。
安心して休める場所を用意してあげることも、猫との暮らしでは大切ですね。
猫用品の通販サイトPEPPY(ペピイ)には、猫用ベッドや遊び道具など、暮らしを快適にする用品があります。
ただし、新しいベッドを買っても、猫が気に入るとは限りません。
せっかく買ったのに、入っていた段ボール箱のほうがお気に入り!なんてことも、猫あるあるですよね(笑)。花ちゃんは、ちょっと小さめの段ボール箱にみっしりと入るのがお気に入りです。
猫は時計が読めなくても、毎日の時間を覚えているのかも

猫が人間のように何時何分と理解しているかどうかは、まだはっきりしていません。
でも、体内時計や毎日の習慣、飼い主の行動などを手がかりに、次に起こることを予測している可能性があります。
朝5時にねこを起こしていたミミちゃん。
今は朝6時ごろ、大声でおやつを催促するササちゃん。
そして、いつもの場所でじっと待っている花ちゃんとたろさん。
同じ家で暮らしていても、みんな個性が違います。
ミミちゃんがいなくなって、朝の時間も少し変わりました。
でも、今でもねこにとって朝5時は、ミミちゃんを思い出す特別な時間です。
毎朝、当たり前のように顔をたたかれていたことが、今はとても懐かしい。
猫たちが時間をどう感じているのか、本当のところはわかりません。
それでも、ねこは猫たちとの一日一日を大切にしたいと思っています。
もちろん、明日の朝もササちゃんに大声で起こされるんでしょうけどね(笑)。
猫は時計を読めない。でも、猫と過ごした時間は、ずっと心に残るものなんですね。
皆さんの猫ちゃんにも、決まった時間にする不思議な行動はありますか?
そして、そんな時間を大切にしてくださいね。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
ではでは。
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