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ふと手にしたもの

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今日は、車で猫たちのおやつや猫砂を買いに行きました。

最近、ササちゃんがとーってもよくおやつを食べるので、ちょっと認知症を疑いながらも、いつものように猫のご飯コーナーへ。

ササちゃんと花ちゃんの好きなおやつをかごに入れて、ふと棚を見ると、ミミちゃんの大好きだったおやつの種類が増えていました。

全然疑いもせずに、
「あ、ミミちゃんが喜ぶな。全種類買って行ってあげよう」
そう思って、おやつに手を伸ばしました。

そして、ふと気づきました。

「あ、ミミちゃん、いないんだ……」って。

猫のご飯コーナーには、生前、ミミちゃんが好きだったおやつやご飯がたくさん並んでいます。

今までは、
「これ、ミミちゃん食べてくれるかな」
「少しやせてきたから、この栄養食も買っておこう」
「水分補給もできるものがいいかな」
そんなふうに、ミミちゃんの顔を思い浮かべながら、いろいろ選んでいました。

でも今は、ササちゃんと花ちゃんの好きなおやつだけ。

もう少ししたら、ササちゃんも花ちゃんも、ミミちゃんが好んで食べていたものを食べるようになるかもしれません。

それでも、ミミちゃんの好きだったおやつを見ていると、
「早くちょうだい!」
ってねこを見上げていた黒目がちな顔や、嬉しそうにおやつを食べている姿が、ありありと脳裏に浮かびます。

猫のご飯コーナーで、少しだけ固まってしまいました。

それでも、1袋だけ、ミミちゃんの好きだったおやつを買いました。

ミミちゃんのお骨の前に、お水と一緒に供えてあげよう。

天国でも、おいしく食べてくれるといいな。

でも、まだまだロスは続きます。

ふとした時に、ミミちゃんの姿がよみがえります。

ミミちゃん、どうしているのかな。

夢でいいから、会いに来てくれないかな。

やっぱり、寂しいです。

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