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高齢猫って何歳から?シニアになって見えてくる愛らしい変化

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年を重ねた猫が、ますます愛おしくなる

心配になる変化の中にも、年を重ねた猫ならではのやさしさと愛しさがあります。

おはようございます。ねこです。

猫と暮らしていると、若いころみたいに走り回る時間は少し減っても、そばに来てくれる時間は増えた気がする。前よりゆっくりになったしぐさを見て、「年を取ったんだな」と感じる瞬間もあるけれど、そのぶん、前にはなかった愛らしさに気づくことが増えていきます。

高齢猫との暮らしは、心配ごとが増えるだけではありません。静かに寄り添ってくれる時間、体を預けてくる甘え方、無理をしないその子らしい過ごし方に、前にはなかった愛らしさに気づくことが増えていきます。

今回は、高齢猫は何歳からと呼ばれるのかをやさしく整理しながら、シニアになって見えてくる愛らしい変化と、見守るうえで気をつけたいことを、ねこの目線でまとめました。

目次

高齢猫って何歳から?まず知っておきたいシニア猫の目安

「うちの子って、もう高齢猫なのかな?」と迷うことってありますよね。見た目が若々しい子もいますし、年齢を聞いて初めて「もうそんな歳なんだ」と驚くこともあります。

一般的には、猫は7歳ごろからシニア期に入るといわれています。ただ、7歳になった瞬間に急におじいちゃん猫、おばあちゃん猫になるわけではありません。元気いっぱいで遊ぶ子もいますし、見た目にも変化が少ない子もいます。

我が家のオッサンたろさんも、今年で7歳になりますが、まだまだ甘えん坊だし、元気に窓辺にくる鳩を追い払うべく毎日窓に激突しているくらいです。

それでも、体の中では少しずつ変化が始まっていて、若いころと同じように見えても、睡眠時間や食べ方、動き方、甘え方に「なんとなく変わってきたな」と感じることが増えてきます。

大事なのは、「まだ若いから大丈夫」と見過ごすことでも、「もう高齢だから仕方ない」と決めつけることでもありません。年齢をひとつの目安として知りつつ、今のこの子に起きている小さな変化を、やさしく受け止めてあげることが大切なんですよね。

シニアになった猫に見えてくる、愛らしい変化

猫が年を重ねると、できないことが増えるだけではなく、若いころには見えなかった穏やかさや甘え方が見えてくることがあります。ここでは、ねこ達が「年を重ねたからこそ、なんだか前より愛おしい」と感じやすい変化を見ていきます。

そばにいる時間が増える

若いころは気ままに好きな場所で過ごしていた子が、シニアになると人の気配がある場所を選ぶようになることがあります。足元に座る、近くで眠る、何も言わずそっと同じ部屋にいる。そんな変化が増えてくると、「この子、前よりそばにいるな」と感じることもあります。

それはただ甘えているというより、安心できる相手の近くで静かに過ごしたい気持ちなのかもしれません。にぎやかなアピールではないけれど、気づくと近くにいる。その距離感に、年齢を重ねた猫ならではの信頼を感じることがあります。

ミミちゃんは、ねこがソファに座ってテレビを見ていると、必ずそばに来ていました。若いころのミミちゃんは、あまり人間に近づかず、ある意味「我関せず」な子だったので、そばに来てくれるようになって嬉しかったです。

夜寝るときは、必ず、ねこと一緒。これも若いころはありませんでした。もしかすると、年を取ると猫も心細くなるのかもしれません。そして、そんな変化を見守って、猫達が安心して過ごせるようにしてあげるのが、飼い主の使命だと思っています。

ミミちゃんが亡くなるまでの数年間。ねこに甘えてくれて、たくさん一緒の時間をくれたのは、猫の神様のおかげだと思っています。今でも、ミミちゃんの黒目勝ちの瞳で、猫をじっと見つけている顔、窓辺で日向ぼっこしている姿を思い出しては、鼻の奥がツンとなっています。

体を預けたり、寄りかかってきたりする

シニア猫になると、若いころよりも体を預けるような甘え方が増える子もいます。座っていると脚にぴたっとくっついてきたり、そっと寄りかかってきたり。そのぬくもりに、「この子、こんな甘え方するようになったんだ」と驚くこともあります。

もちろん寒さや体温を求めていることもあると思います。でもそれだけではなく、「ここなら安心できる」「この人のそばは落ち着く」という気持ちがにじんでいるようにも見えるんですよね。若いころの元気いっぱいの甘え方とは違う、静かな信頼のようなものを感じます。

今は、ミミちゃん大好きだったササちゃんが、少し不安定でよく大きな声で鳴きながら、ウロウロしています。少し認知症なのかなとも思いますが、名前を呼んで撫でてあげると落ち着いてきます。

ねこが椅子に座っていて、隣の椅子にササちゃんが座って大声で鳴いていても知らんぷりしていると、だんだん鳴き声が小さくなって静かになるので、様子を見るとそのままうたた寝をしている姿を見ると、思わず「くすっ」と笑ってしまいます。

動きがゆっくりになって、しぐさがやさしくなる

高いところに飛び乗る前に少し考えるようになったり、歩くスピードがゆっくりになったり、寝起きにすぐ動かずしばらくじっとしていたり。そんな姿を見ると、少し切ない気持ちになることもあります。

でも、そのゆっくりさには、若いころにはなかった落ち着きがあります。慌てず、自分のペースを大切にしているような動きは、見ているこちらの気持ちまでやわらかくしてくれることがあります。元気に駆け回っていたころのかわいさとはまた違う、穏やかな魅力ですよね。

若いころは「喧嘩上等!」くらいの勢いで、他の猫に喧嘩を吹っ掛け、ねこパパを殺しにかかるほど気性が荒かった花ちゃんも今では、ねこがソファに座るのを待っていたかのように、すぐ膝の上に来たり、ねこの足にすり寄って来たり…

他の猫にもそれほどけんかを吹っ掛けることもしなくなり、時々「シャー」って言ってみるくらいになっています。

花ちゃんを見ていると、猫も年を取ると丸くなるんだなぁって、しみじみ感じて、それも可愛さ100倍になるんですよね。

甘え方が控えめで深くなる

若いころは「遊んで!」「追いかけて!」とわかりやすかった子も、シニアになると甘え方が少し変わってきます。じっと見つめてくる、軽く鳴いて呼ぶ、撫でるとそのまま動かなくなる。そんな控えめなしぐさに、「ああ、今かまってほしいんだな」と伝わってくることがあります。

大きなアクションは減っても、気持ちはちゃんとこちらに届いている。その変化に気づくと、年を重ねることって寂しいだけじゃないんだな、と感じることがあります。

猫の甘え方も年とともに変わってきます。そして、ねこ達飼い主も年を取ってきているので、甘え方がちょうどよい感じになっているんですよね(笑)

ねこじゃらしをひたすら動かしまわるなんて、もう無理。今は、膝の上やそばにそっと寄り添ってくれる花ちゃんやササちゃんを撫でている時間を思う存分味わっています。

若いころとは違うけれど、それも“今のこの子らしさ”

高齢猫の変化を見ていると、つい若いころと比べたくなるものです。「前はもっと遊んでいたのに」「昔はすぐ飛び乗ってきたのに」と思うこともあるでしょう。でも、今のその子には今の魅力があります。

寝ている時間が増えたことも、慎重になったことも、無理をしなくなったことも、全部が“衰え”だけではありません。今の体と気分に合わせて、自分なりの心地よさを選んでいるともいえます。

人間も年齢を重ねると、無理をして頑張るより、安心できるものや場所を大切にしたくなりますよね。猫もきっと同じで、若いころの勢いとは違う形で、今の時間を生きているのだと思います。

そう考えると、ゆっくりになった毎日にも、前より深い愛しさが見えてきます。若いころのかわいさと、年を重ねた今のかわいさは、比べるものではなく、どちらもその子の大事な時間なんですよね。

確かに小さいころのミミちゃん、花ちゃん、ササちゃん、みんなかわいらしかったです。でも、今の落ち着いたかわいらしさも、全部ひっくるめて、ずーっとかわいいんです。

ただ、窓にポンと飛び乗れたのが、何かを間に挟んで2段階で窓辺に行くようになったのを見ると、ちょっと寂しくなります。それは、一緒にいられる時間が有限だってことを再認識してしまうからなんですよね。

愛らしい変化と、見逃したくない不調の違い

ただ、やさしく見守ることと、変化を全部「年のせい」にしてしまうことは違います。愛らしい変化に見えていても、その奥に不調が隠れていることもあるからです。ここでは、見守りながらも気をつけておきたいポイントを整理しておきます。

食欲が落ちる、急に痩せる

年齢とともに食べる量が少し落ちることはありますが、急に食欲がなくなったり、目に見えて痩せてきたりしたときは注意が必要です。高齢猫では、腎臓や消化器などの不調が隠れていることもあります。

食欲があっても痩せていくこともあります。だから、「あれ?おかしいな」って思ったら、病院に連れて行ってあげることも大切です。

水を飲む量やおしっこの量が変わる

今までより水をよく飲むようになった、おしっこの回数や量が変わった、トイレの砂の減り方が違う。そんな変化も、「高齢だから」で済ませないほうが安心です。毎日一緒にいる飼い主だからこそ気づける小さな違和感が、早めの受診につながることもあります。

ミミちゃんも亡くなる数か月前から水をよく飲むようになっていました。それは、病気の表れだったのに、「お水をたくさん飲んで偉いね」なんて思っていた自分のバカさ加減に腹が立ちます。もし、あの頃に戻れるのなら「早く病院に行け!」って言ってやりたいです。

じっとしている時間が急に増える

シニア猫はよく眠るようになりますが、好きだった場所に行かなくなった、呼んでも反応が鈍い、動こうとしないといった変化が急に出たときは、ただの老化ではないかもしれません。

「年だから仕方ない」で終わらせず、「この子らしい変化なのか、それともいつもと違うのか」を見ることが大切です。ねこ達が感じる違和感は、意外と当たるんですよね。

高齢猫との暮らしは、「かわいい」と「心配」がいつも一緒です。もし今、食事や体調のことが少し気になっているなら、こちらの記事もあわせて読んでみてください。

「ごめんね」と思ってしまうあなたへ|高齢猫の腎不全と飼い主の後悔

長生きを目指すより、“心地よく年を重ねる暮らし”を大事にしたい

もちろん長生きしてくれたらうれしいです。でも、それ以上に大切なのは、「この子が毎日を気持ちよく過ごせること」なのかもしれません。若さを保つことより、無理をさせないこと。元気に見せることより、その子が安心していられること。シニア猫との暮らしでは、そういう視点がますます大事になってきます。

そのためには、食事や生活環境を少しずつ見直していくことも大切です。若いころと同じままで本当に合っているのか、消化しやすさや体へのやさしさはどうか。そんなふうに毎日のごはんを考えるだけでも、高齢猫との暮らしは変わっていきます。

ねこも、年齢を重ねた愛猫のごはんは「食べてくれれば何でもいい」ではなく、「今のこの子に合っているかな?」と考えるようになりました。そんなふうに毎日の食事を見直したいときは、体をいたわることを意識したフードを選択肢に入れてみるのもひとつです。

和漢みらいのキャットフード【トップページ】

高齢猫との暮らしは、ひとつの工夫ですべてが変わるわけではありません。でも、食事や体調管理の考え方を少し整えるだけで、毎日の安心感はちゃんと変わっていく気がします。

もし「今のこの子に合う暮らし方を、もう少し知りたいな」と思ったら、こちらの記事も流れで読みやすいと思います。

年を重ねた今だからこそ、もっと愛おしい

高齢猫との暮らしには、不安があります。体調のこと、食事のこと、これから先のこと。若いころとは違う現実に、心がざわつく日もあると思います。

でもその一方で、年を重ねた猫と暮らしていると、若いころには見えなかったやさしさにも気づきます。そばにいる静かな時間。体を預けてくるぬくもり。寝顔を見ているだけで「今日もいてくれてありがとう」と思える気持ち。

高齢猫は、ただ老いていく存在ではありません。年を重ねたからこそ見せてくれる表情や信頼があって、それが飼い主の心をそっとほどいてくれることもあります。

もし最近、「前とは違うな」と感じることが増えてきたなら、それは寂しいことばかりではなく、今のこの子の新しい愛らしさに出会っている途中なのかもしれません。焦らず、比べすぎず、今日のこの子をそのまま見つめていけたら、それだけで十分やさしい暮らしだと、ねこは思います。

高齢猫との毎日は、若いころより静かで、でも前よりずっと深く愛おしい。そんな時間を、大切に本当に大切に過ごしていきたいです。

そして、年をとっても過ごしやすい環境を作ってあげる。例えば、ソファにステップをつけると高齢猫でもソファに上りやすくなります。ねこ達は、そんな工夫をすることで、猫達の生活を少しでも快適にすることができるんです。

猫達と一緒にいられる時間は有限です。それだけは、忘れずに、膝に乗ってくれる嬉しさ、そばで撫でる時間の愛おしさをたくさん感じてください。

ねこ達が、落ち込んでいるときに、そばにいてくれるだけで心がほっとする存在。そんな素晴らしい存在である子たちとの時間が少しでも長くなりますように…

すべての瞬間を覚えていられますように…

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

ではでは。

 
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