昨日は、関東も直撃に近い台風が来ました。今朝は、まさに台風一過…。良い天気で暑いくらい。
でも、昨日の台風は甚大な被害を出していきました。特に千葉。先日の大雨でも水害の被害。そして、今回の台風。被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。
我が家は山のてっぺんに家があるので、水害はありませんでしたが、ちょっと離れたところでは、土砂崩れや川が氾濫しかかったりしたようです。
でも、こんなに被害があった中で言うのはとても不謹慎ではあるのですが、ねこは、台風が大好きです。台風が来る前の緊張感、台風が来た時のワクワク感…。とても不謹慎でスミマセン。
なんでこんなに好きなんだろうって考えてみたら、小さい頃の思い出なんだって気づきました。
ねこが子どもの頃は昭和50年代。ねこの家は、平屋で雨戸は板で、毎晩、戸袋から板を出して木の釘みたいなので止めるのが雨戸でした。今はシャッターなので、今の子どもには想像もつかないと思うけれど。
そして、雨戸には、小さな引き戸の窓みたいなのがついていて、板をずらすと外が見えるようになっていました。
台風が来ることがわかると、ろうそくを用意しておにぎりを作って、おじいちゃん、おばあちゃん、ねこママ、弟、ねこと飼っていた猫も一部屋に集まります。台風が来ると必ずと言っていいほど停電するので、ろうそくは必需品。
そして、板の雨戸をたたく雨音を聞きながら、薄暗い蝋燭の灯だけで食べるおにぎり…。
子ども心に、とってもワクワクして特別感がありました。
そっと雨戸の小窓を開けて外を見ると、風で庭の木がたわみ、風の音がする。
小窓を開けると雨が吹き込むので、よく怒られてました。
停電になると懐中電灯をもって、ヒューズを直すんです。今は、ブレーカーが落ちるだけなので、上に上げればいいけれど、当時は、ヒューズっていう小さな部品をブレーカーの切れたヒューズを新しいものに取り換える作業をしなければならなくて、たいがい、ねこの役目でした。これが意外と面倒で…。
でも、あの、風の音、雨音、木が雨戸をたたく音、ろうそくの明かり、みんなで食べたおにぎり…。
すべてが、ねこにとっては、特別で楽しい時間だったんです。
昔の台風は今みたいに、暴力的じゃなかったような気もする。もちろん、家の下のほうを流れている川は氾濫したし、道は舗装されてないからぐちゃぐちゃだったし。大人は大変だったと思うけれど、子どもにしてみたら、夏の最後の楽しみだった。
もう一度、家族全員で昔の家で、ろうそくとおにぎりを用意して台風の時間を過ごしてみたい。
今は、ねこの記憶の中にしかない台風の夜の話でした。
