猫も焼きもちを焼く?
それ、ただの気まぐれではなく「私も見て」のサインかもしれません。
猫は言葉にしないぶん、視線や距離感、さりげない行動で気持ちを伝えてきます。
おはようございます。ねこです。
猫って、ときどき「え、今それ、焼きもち?」と思うような行動をすることがありませんか。
ほかの猫をなでていたら、すっと間に入ってくる。スマホを見ていたら、画面の前に座る。誰かと話していたら、急に鳴いてこちらを見る。
もちろん、猫が人間と同じようにドロドロ嫉妬しているとは限りません。でも、飼い主の気持ちがほかに向いたときに、「私も見て」「私もかまって」「私のこと忘れてない?」と行動で伝えていることはあるようです。
今回は、猫の焼きもちに見える行動と、そのとき飼い主がどう受け止めたらいいのかを、軽めに、でも大事なところは押さえて書いてみます。
ねこは、花ちゃんが焼きもちっぽい仕草をすると、「焼きもちさんだ〜」なんて言いながらグリグリ撫でてしまいます。すると花ちゃんは「ふん」と言いたげに離れていくのですが、それもまたLOVEですね。
猫も焼きもちを焼くの?
猫の焼きもちというと、少し人間っぽく聞こえますよね。
でも実際には、「あの子がうらやましい」「私もかまってほしい」「いつもの安心を確認したい」という気持ちに近いのかもしれません。
たとえば、飼い主がほかの猫をかわいがっているとき。家族や友人と話しているとき。スマホやパソコンに夢中になっているとき。
そんなときに猫が近づいてきたり、間に入ってきたり、じっと見つめてきたりすることがあります。
ねこ達から見ると「焼きもち?」と思うけれど、猫からしたら「ちょっと、私もここにいるんですけど」というお知らせなのかもしれません。
ねこが、ササちゃんの大鳴きをやめさせようと撫でていると、花ちゃんがジトーって目で見ていて、撫で終わると「終わったわね」って勢いでねこの膝の上に乗ってきます。そして、ねこの隣に座っているササちゃんを軽く威嚇してくるので「花ちゃんも大好きよ~」ってポンポンしてあげます。
猫の焼きもちって「ねこ、愛されてるのね!」って思えて、なんだか愛おしくなります。
オッサンたろさんの場合は、猫娘命なので、赤ちゃんのお世話をしていると、焼きもちというより、すねまくって勢いよく爪を研いでいます。
猫の焼きもちは、人間の嫉妬とは少し違う
ここで大事なのは、猫の行動を人間の感情にそのまま当てはめすぎないことです。
猫は相手を憎んだり、意地悪をしようとしたりしているわけではないことが多いです。むしろ、自分の安心できる場所や、飼い主とのつながりを確認しているように見えます。
「怒っている」というより、「不安になった」「気になった」「自分にも気づいてほしい」。
そう考えると、猫の行動も少しやさしく見えてきます。
特に花ちゃんは、「ここは、私の場所なんだからね!」ってねこの膝の上に乗ってきます。ベッドに入ると、ねこの上に乗ってきて、ササちゃんが来ようとすると怒りますが、回り道をしてねこの方に来るのはOKらしいので、「私の縄張りに入らないで!」って感じなのかな。
ほかの猫や人に甘えたとき、猫が見せる行動

猫の焼きもちに見える行動は、派手なものばかりではありません。さりげない動きの中に、猫なりのアピールが隠れていることもあります。
間に入ってくる
ほかの猫をなでていると、すっと間に入ってくる。人と話していると、足元に来る。
これは「私もいるよ」と知らせているような行動です。無理に押しのけるのではなく、「来たのね」と声をかけてあげるだけでも、猫は少し安心するかもしれません。
やっぱり、これも花ちゃんですが、みんなでご飯を食べているとテーブルの上に乗ってきてスリスリしてきます。人間のご飯には興味がないみたいなので、「私はここにいるわよ。さぁ、撫でなさい!」って感じでしょうか。
じっと見つめてくる
遠くからじーっと見ている猫もいます。
鳴くわけでもなく、近づくわけでもない。でも、明らかにこちらを見ている。
そんなときは、猫なりに様子をうかがっているのかもしれません。すぐに抱き上げるより、名前を呼んだり、目を細めて返したりするくらいがちょうどいいこともあります。
またまた花ちゃん。ササちゃんを撫でていると、ジーっと見ていて終わると近づいてくるので、その時に撫でてあげます。でも、ちょっとすねてるっぽい感じを醸し出しているのが可愛いです。
鳴いて呼ぶ
「にゃー」と鳴いて、こちらの注意を引こうとすることもあります。
スマホを見ているとき、パソコンをしているとき、ほかの子をかまっているときに鳴くなら、「こっちも見て」のサインかもしれません。
少し手を止めて、声をかける。軽くなでる。短く遊ぶ。それだけで落ち着く子もいます。
わざと離れた場所へ行く
近づいてくる猫ばかりではありません。
ちょっとすねたように、別の部屋へ行ったり、背中を向けたりする猫もいます。
これもまた、猫らしいですよね。追いかけすぎると余計に嫌がることもあるので、しばらくそっとしてから、いつもの調子で声をかけるくらいで大丈夫です。
やっぱり花ちゃん。呼ぶと「ふん」って感じで、ねこの部屋に行って箪笥の上でふて寝しています。そんなときは、とりあえずそっとしておきます。
噛む・猫パンチ・粗相が出ることもある
少し強めの行動として、軽く噛む、猫パンチをする、粗相のような行動が出ることもあります。
ただし、これは「焼きもちでかわいいね」とだけ受け止めないほうがいいです。
急に攻撃的になったり、トイレの失敗が増えたり、食欲や元気が落ちたりしている場合は、ストレスや体調不良が隠れていることもあります。いつもと違う状態が続くなら、早めに動物病院に相談してくださいね。
怒っているのではなく、不安になっていることもある
猫の焼きもちに見える行動は、怒りというより不安に近いこともあります。
「いつもの場所が取られた」「飼い主の関心がほかへ行った」「自分の順番がなくなった」。
そんなふうに感じると、猫は行動で気持ちを伝えてきます。
だから、叱るよりも、まずは安心を返してあげることが大切です。
名前を呼ぶ。少し遊ぶ。落ち着ける場所を用意する。いつも通りの声で接する。
大げさなことをしなくても、「ちゃんと見ているよ」が伝わるだけで、猫はほっとすることがあります。
「花ちゃんもササちゃんも大好きだよ~」って言いながら、交互に撫でてあげたりすると、安心してどこかに行ったりします。
多頭飼いで気をつけたい接し方
多頭飼いの場合、焼きもちに見える行動は出やすくなります。
片方をなでていると、もう片方が来る。片方を抱っこすると、もう片方がじっと見ている。
そんなとき、つい「同じだけかまわなきゃ」と思いますよね。
でも、猫によって心地いい距離感は違います。甘えん坊の子もいれば、少し離れて見ていたい子もいます。すぐ来る子もいれば、あとからそっと来る子もいます。
平等に同じ時間だけ構うより、その子が安心できる形で接することのほうが大事です。
ほかの猫をかわいがったあとに、見ていた子にも声をかける。おやつや遊びの順番を決めておく。落ち着ける場所をそれぞれ用意する。
そんな小さな工夫で、猫同士の空気も少しやわらぎます。
ササちゃんを撫でているときに、花ちゃんが見ていたら、撫で終わった後に花ちゃんのところに行きます。そこで撫でさせてくれたら撫でまくり。プイっと離れていくなら、そのままにしておいて、後で思いっきり撫でてあげます。
猫の「私も見て」にどう応える?

猫が焼きもちのような行動を見せたときは、まず叱らないこと。
もちろん、噛む・引っかくなど危ない行動は止める必要があります。でも、「ダメ!」と強く怒るより、静かに距離を取り、落ち着いてから関わるほうが猫には伝わりやすいです。
そして、猫が気持ちを切り替えられる場所や遊びを用意しておくのも大切です。
お気に入りのおもちゃで少し遊ぶ。爪とぎで気分転換する。静かな猫ベッドやキャットタワーで休めるようにする。
猫のベッドやおもちゃ、爪とぎなどを見直したいときは、【犬・猫の総合情報サイト『PEPPY(ペピイ)』】 をチェックしてみるのもいいですね。
猫にとって「自分の場所がある」ことは、とても大きな安心につながります。
また、焼きもちに見える行動と一緒に食欲の変化がある場合は、少し注意して見てあげたいところです。
急に食べない、食べムラが強い、元気がないなどが続くときは、焼きもちだけで片づけず、体調面も確認してください。
毎日のごはんは、猫の小さな変化に気づくきっかけにもなります。食いつきや原材料を見直したいときは、プレミアムキャットフード『モグニャン』 を参考にしてみるのもひとつです。
猫の気持ちをもっと知りたい方へ
猫の焼きもちに見える行動は、「かまってほしい」「不安になった」「自分の場所を確認したい」という気持ちとつながっていることがあります。猫の甘え方や距離感が気になる方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
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猫の焼きもちは、愛情確認のサインかもしれません

猫の焼きもちは、人間のように誰かを憎んだり、奪い合ったりする気持ちとは少し違うのかもしれません。
でも、飼い主の関心がほかに向いたとき、「私も見て」「私も安心したい」と小さな行動で伝えてくることはあります。
間に入ってきたり、じっと見つめたり、鳴いたり、すねたように離れたり。
そんな姿を見ると、ちょっと困ることもあるけれど、やっぱり愛おしいですよね。
書いていて、ねこは「花ちゃん、やっぱり焼きもち焼き屋さんだなぁ」と思いました。ササちゃんも、花ちゃんばかり撫でていると「私も〜」という感じで来ることがあるので、やっぱり少し寂しいと感じるのかもしれません。
ミミちゃんもよく、ねこの足に頭をゴツンとして、「撫でて〜」って来ていました。もっともっと撫でてあげればよかったなぁ。
人間のドロドロした焼きもちとは違って、猫の焼きもちっぽい行動の裏には、「飼い主さん、大好き」「ちゃんと見ていてね」という気持ちが隠れているのかもしれません。
もし、猫がそんな仕草を見せたら、無理に抱きしめたり追いかけたりせず、その子のペースに合わせて「ちゃんと見ているよ」と返してあげたいですね。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
ではでは。

