今年をまとめなくていい大晦日
「ちゃんとしなきゃ」を手放して、静かに終える日
こんにちは!ねこです。いよいよ大晦日。大晦日になると、なぜか「今年をまとめなきゃ」と思ってしまうことがありますよね。
今年の出来事、やれたこと、やれなかったこと。
来年の目標、やりたいこと、変えたいこと。
でも、今日くらいは――
まとめなくていいと思います。だって、ねこ達って何となく、毎日、目標という大げさな言葉を使わなくても、やらなきゃいけないことが頭の中にたくさん入っていますよね。
そして、その日にやりきれなかったことが出てくることも…その度に、何となく罪悪感を持ったり反省してみたり。
でも、総括として、一年は、きれいに整理できるものばかりじゃない。
途中で止まったもの、忘れたかったもの、続けられなかったもの。
逆に、思いがけず続いたことや、なんとなく守れた日常もある。
その全部を「はい、結論」と並べるのは、たぶん無理です。
無理なことを、無理にやらなくていい。
それが今日の大晦日だとねこは思います。
大晦日は「静かに戻る日」でいい
派手なことをしなくても、特別なイベントがなくても、一年は終わっていきます。
今日の目的は、前に進むことじゃなくて、静かに戻ること。
外の空気がざわざわしていても、
自分の中までざわざわさせなくていい。
ねこは、今、すごくどうしようもない後悔の中にいます。
外の空気なんてわからないほどなので、進むも戻るもできません。
それでも、日が変われば新年です。
多分、ねこは、新年を呪うほど、心が動けなくなっています。
でも、それでも、時間は進んでいくんです。
「できたこと」だけを一つ、思い出す
今年をまとめなくていい代わりに、
ひとつだけ、できたことを思い出してみます。
大きな成功じゃなくていい。
・踏ん張った日があった
・誰かを大切にできた瞬間があった
・投げ出さずに終えられたことがあった
・自分を守れた日があった
それが一つでもあれば、十分です。
一年を「丸」にしなくても、
点がひとつ光れば、それでいい。
ねこが、そう思える日が来るのは、ずっとずっと先だと思います。誰だって、踏ん張った日も誰かを大切に思えた瞬間もあったはずです。
でも、辛い時は辛いって言っていいんです。でも、言えないんです。
来年のことは、明日じゃなくて、もう少し先でいい

年が変わる直前になると、急に「来年はこうしよう」と言いたくなるけれど、
その言葉がプレッシャーになることもあります。
だから、今日は言いません。
決めない。誓わない。無理に変えない。
明日になっても、すぐに元気にならなくていいし、
気持ちが追いつくまで時間がかかっても大丈夫です。
一年の終わりは、反省会じゃなくていい。
静かに灯りを落として、
「今日が終わる」ということを受け止めるだけでいい。
今年をまとめなくていい大晦日。
今日のあなたが、今日のペースで終えられたら、
それだけで十分です。
皆さんにとって、今日が無事に終わりますように。
そして、明日も明後日も変わらない日が続きますように…「何も変わらない日」それが幸せだったと思える日がずっとずっと先でありますように。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
ではでは。
