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年末前に猫がソワソワする理由|音や気配に敏感になる時期のやさしい対処法

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年末前に猫がソワソワする理由|音や気配に敏感になる時期のやさしい対処法

おはようございます!ねこです。
12月も後半に入ると、「なんだか猫が落ち着かない」「いつもより周りを気にしている気がする」 そんな変化を感じることはありませんか?人間もソワソワしてしまいますが、一緒にソワソワしているように見えたりしますよね。

ねこなんて「落ち着いて!とりあえず、深呼吸しよう」とか猫達に語りかけたりしています。

猫も、夜中に急に立ち上がったり、同じ場所を行ったり来たり、物音に過剰に反応したり。 病気というほどではないけれど、どこかソワソワしている―― 年末前は、猫にもそんな“落ち着かない時期”が起きやすいタイミングです。まぁ、人間に引っ張られちゃっているんですけどね。可哀想に…

ということで、今回は、年末前に猫がソワソワしやすくなる理由と、 無理に慣れさせようとせず、静かに整えてあげるためのヒントをまとめます。

目次

年末前に猫がソワソワしやすくなるのはなぜ?

まず知っておきたいのは、猫のソワソワは「わがまま」でも「気分屋」でもないということ。 多くの場合、環境の変化を敏感に感じ取っているサインです。

12月後半は、人の生活リズムが少しずつ変わります。 外がにぎやかになり、家の中もいつもと違う空気が流れ始めます。 猫にとっては、それだけで十分な刺激になります。ねこも、普段はあまりしない掃除をしたり、モノを動かしたり…猫達にしてみたら「下僕が何をしている?「どうした?」みたいな感じで、一緒にウロウロし始めちゃうんですよね。

猫は「音」だけでなく「気配」にも反応している

猫が反応しているのは、はっきり聞こえる音だけではありません。 人には気づかないレベルの小さな音、振動、空気の変化―― 猫はそうした“気配”をまとめて感じ取っています。

たとえば、

  • 外で車や人の動きが増える
  • インターホンやドアの開閉が多くなる
  • 家族の帰宅時間がバラバラになる

こうした変化が重なると、猫は「何かいつもと違う」と感じ、警戒モードに入りやすくなります。ねこも、普段はほとんど家にいますが、さすがにこの時期になると出かけることが多くなります。

そんないつもと違う気配を感じると、夜中に一点をじっと見つめたり、急に耳を立てたりする行動も、 その延長線上にあることが多いです。

▶ 猫が見えないものを見ているように感じる行動については、こちらの記事でも詳しく触れています。
猫が深夜に一点を見つめるのはナゼ?|50代女子が知る猫の心理

ソワソワする時ほど「慣れさせよう」としない

猫が落ち着かないと、「慣れれば大丈夫」「そのうち気にしなくなる」と思いがちですが、 実はこの時期は無理に慣れさせない方が安心なことが多いです。

猫は、自分で状況を観察し、納得するまで時間が必要な動物。 刺激が多い中で無理に構ったり、抱っこしたり、行動を制限すると、 かえって緊張が長引いてしまうこともあります。だから、ねこも家にいるときは、なるべく普段と同じように接しています。ということは、ほぼ、放置ってことです。

ソワソワしている日は、 「今日は警戒モードなんだな」と受け止めてあげるだけで十分です。むしろ、なんだか、人間のソワソワに突き合わせて申し訳ない気持ちになりますね。

今日からできる、静かな対処法

ここからは、年末前のソワソワ期におすすめしたい、 “何かを足す”のではなく“余計な刺激を減らす”対処法を紹介します。

猫が選べる場所をそのままにする

落ち着かない時、猫は無意識に「安全だと思える場所」を選びます。 それは、人から見ると少し意外な場所かもしれません。

移動したり、無理に戻したりせず、 「そこが今の安心場所なんだな」と見守ることが大切です。

▶ 特定の場所にこだわる行動については、こちらも参考になります。
知らなかった!猫が特定の場所にだけ座る心理と

猫は姿を消す名人。まさに忍者のように隠れます。そんなときは、気が済むまで隠れさせてあげましょう。

静かな水分環境を整える

緊張が続くと、猫は水を飲む回数が減ることがあります。 だからこそ、「いつでも安心して飲める」環境を静かに用意しておくことも大切です。

常温の水だけでなく、少しだけぬるめに近い水を好む子もいます。 水の置き場所を増やす、音の少ない場所に置くなど、小さな工夫で十分です。

【every frecious(エブリィフレシャス)】

特に、冬場は飲水量自体が減ってしまうので、こまめなチェックが大切です。人間も忙しいけれど、時々、「お水、飲んでるかな?」って気にかけてあげましょう。

飼い主が「いつも通り」を意識する

猫は、飼い主の空気をとてもよく見ています。 飼い主が慌ただしくなると、それだけで警戒心が高まることも。

声のトーンを少し落とす、動きをゆっくりにする。 それだけでも、猫にとっては大きな安心材料になります。あまり大きな音を立てると怖がるので、なるべく静かにモノを動かしたりしています。

😽年末前のソワソワは「異常」ではありません

年末前のソワソワは、多くの猫に見られる自然な反応です。 何かを直そうとする必要はありません。ただ単に、飼い主さんにつられているだけなんです。

静かに見守り、刺激を減らし、 猫が自分で落ち着く時間を持てるようにすること。 それが、いちばんの対処法です。

猫の安心は、特別なことをしなくても、 「変えない」「急がせない」ことで守れることが多いのです。

ねこ達が、「今はね、ちょっと忙しいの。バタバタさせちゃってごめんね~」とか言いながら作業をすると、何となく猫達も「了解。隠れています!」みたいな感じになるので、ちゃんと説明してあげることも大切かも。ねこ自身の頭を整理するためにも…(笑)

▶ あわせて読みたい: 猫の知能は人間でいうと何歳?驚きの賢さと可愛さのヒミツ【50代女子と猫ライフ】

猫ちゃん達が落ち着いて過ごせますように。そして、皆様のソワソワも落ち着きますように。

今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。

ではでは。

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