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Café yakhtarの紡ぐ物語 第1話

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第1話 空との出会い

繁華街を一本入っただけで、異国のようなたたずまいの路地裏。雨上がりの濡れた石畳にほのかに反射する優しい光。ドアのカウベルが「からん」と鳴ると、店内は静かに息をひそめたような空気に包まれる。

店内には5つのカウンターと、ゆりかごのようなハンキングチェアーが1つ。薄暗い照明はステンドグラスのランプと、異国を思わせる不思議な香りのするキャンドルで、まるで洞窟や子宮の中のような安心感を与える。

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