猫はなぜ干支に入れなかった?
お正月にふと気になる、猫と干支のちょっと不思議な関係
お正月になると、干支の動物たちを目にする機会が増えますよね。 ねずみ、うし、とら……と続く中で、猫好きさんなら一度は思ったことがあるはずです。ちなみに今年は、丑年(うしどし)ですね。
「あれ?猫っていないよね?」「なんで入れてくれないんだろう?」ねこも、年末年始になるといつも思います。
で、実はこれ、昔から語られてきた有名な疑問。 今回は、お正月にぴったりな“猫が干支に入れなかった理由”を、ねこ目線でやさしくご紹介します。
① ねずみにだまされた説|猫は悪者じゃなかった

もっとも有名なのが、「ねずみにだまされて、神様の集まりに間に合わなかった」という説です。
ねずみは猫にわざと違う日を教え、自分だけ先に神様のもとへ行った……というお話。 この話だけ聞くと、猫はちょっと間抜けな役回りに見えてしまいます。
でも、見方を変えるとどうでしょう。
猫は、ねずみの言葉を疑わずに信じた。 それだけ人(や他者)を信じやすい、素直な性質だったとも言えます。
猫が信頼している相手にだけ見せる行動には、実はこんな一面も隠れています。
ねずみって、ずるそうな顔しているもんってねこは思っちゃいます。
② 寝坊した説|マイペースは猫の本質
次に多いのが、「猫は寝坊して集合に遅れた」という説です。
猫と暮らしていると、これはもう納得しかありませんよね。 寝ることは猫の仕事。しかも、とても真剣に取り組みます。もはや、寝るために生きているのでは…と思うほど。
時間に追われず、眠りたいときに眠る。 誰かのスケジュールに合わせない生き方。
50代になって、この感覚に少し共感する方も多いのではないでしょうか。
猫の「マイペース」は、わがままではなく、生き方そのもの。 そんな性質は、多頭飼いの場面でもよく表れます。
▶ 猫の多頭飼いは大変?幸せ?後悔しないために知っておきたいこと
③ 招かれなかった説|群れないという選択

もうひとつの説は、「猫はそもそも招かれていなかった」というもの。
干支の動物たちは、基本的に群れたり、役割を持ったりする存在。 一方で猫は、誰かに命令されることを好まず、集団行動もしません。
もしかすると、猫は「干支に入れなかった」のではなく、 「入らなかった」のかもしれません。
自分の居場所は、自分で決める。 その距離感こそが、猫の美学です。ねこは、この説を強く押したいと思います。
お正月や年末年始のように、家の中の空気が変わる時期は、 猫が落ち着かなくなることもあります。
▶ 年末年始、猫が落ち着かない理由|そわそわ・隠れる行動のわけ
干支にいなくても、猫は私たちのそばにいる

猫は干支に入りませんでした。 でも、今はこうして、私たちの暮らしのすぐそばにいます。
マイペースで、群れず、媚びない。 それでも、そっと寄り添ってくれる存在。
干支にいなくても、昔話に出てこなくても、 猫はちゃんと、ここにいます。
それに、国や地域によっては、猫がちゃんと干支に入っているところもあります。ちなみに、タイのチェンマイは、イノシシの代わりに象が入っているんですよ。
ねこなら、干支を全部、猫にしちゃいますけどね( ´∀` )
ということで、本年も宜しくお願い致します。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
ではでは。

