おはようございます!ねこです。
我が家のミミちゃんは、ねこの右わき腹辺り、その上に覆いかぶさるようにササちゃん。花ちゃんは、最初は、猫の胸の上、そのうち、足元、そして、どこかへ移動。たろさんは、猫娘夫婦と一緒。そんな感じで寝ていますが、他のおウチの猫ちゃんは、どんな感じなのかしら?と思ったんですよ。
そこで今回は、猫がどこで・どんな姿で眠るかから読み解ける気持ちと、猫達の暮らしをもっと快適にする寝床づくりを、ねこの視点でまとめてみます。最後に、猫達が実際に使えるアイテムもご紹介。
まず押さえたい:猫の寝る場所=そのときの距離感

猫は気分と安心感で寝場所を選びます。だから「いつも同じ場所=必ず同じ意味」ではありません。
ただ、顔に近いほど信頼度が高い、離れるほど適度な距離を取りたいという傾向はあります。観察する時は、季節・室温・家族の動きもセットでチェックを。
一時期、ミミちゃんは、ねこの顔の上で寝ていたので「殺しに来た!」と思っていましたが、メチャクチャ信頼していたのか本当に殺しに来たのかどちらかだと思います。
今は、わき腹辺りなので、信頼が薄れてきたのか!?
パターン別|寝る“位置”でわかること

では、猫達が、寝る位置で飼い主さんのことをどんな風に思っているのか教えちゃいますね。
① 顔の横・枕元(信頼MAXゾーン)
「一緒にいたい」「安心して眠りたい」のサイン。子猫時代の“ぬくもり記憶”がよみがえりやすく、甘えたいときに選ばれがち。ときどきお尻を向けるのも信頼の証。
声をかけるなら小さく、撫でるなら1〜2回だけにして、睡眠を邪魔しないのがマナー。 だから、猫が胸元に乗ってお尻を向けて寝るのは、思いっきり飼い主さんを信頼しているから!花ちゃんも、思いっきりお尻を向けて寝てくれていたんですよ~。今は、なぜか…
② 足元・股のあいだ(好きだけどベタベタは苦手)
「そばにはいたいけれど、いざとなればすぐ動きたい」距離感。適度な独立心がある子が選びやすい位置です。
布団の中なら温度、外なら逃げ道の確保がポイント。寝返りが多い飼い主さんは、ここを選ばれにくいことも。
ねこは、横向きで寝るので、股の間は、猫達にとっても「また、動くのか~」って好まれない場所になっています。花ちゃんは、足元で寝ることもあるな~。
③ 布団の上・布団の中(におい=安心毛布)
飼い主のにおいは猫にとって安心素材。寒い季節や体調があまり良くない日に選びがち。布団の中を好む子は、警戒心が低め+密着OKタイプ。
圧迫事故を避けるため、入ってきたらスペースを空け、低めの羽毛・軽い掛け布団を。
冬になったら、ミミちゃんは、お布団の中に入ってきます。ササちゃんと花ちゃんは猫用のこたつやホットカーペットの上なので、ねこが好き!と言うより、暖かいところが好きなんでしょうね。
④ 離れた場所・部屋の隅(大人距離 or 要見直し)
大人っぽい性格で「一人で熟睡したい」時の選択肢。
ただし、長く隠れる・家具下に潜るが続くなら、環境ストレスや体調不良の可能性も。音・におい・新入り・来客など最近の変化を振り返ってみてあげてください。もしかすると、ストレスの原因があるかも…
最初から、一匹で寝床を決めて、そこで寝るのなら、ロンリーウルフな奴だと思えますが、途中から隠れるように寝るようになった…なんてときは、注意してみていてあげてください。
その子が、そこで寝なければならない理由が何かあるはずです。
“寝相”でもう一歩読み解く
猫の寝相で気持ちを占っちゃいましょう。
① ヘソ天(お腹見せ)=無防備レベル最上級
急所であるお腹を見せて眠れるのは、環境と飼い主への絶対的な安心の表れ。写真は撮りたくなるけれど、フラッシュや過度な接近はNG。
ついでに、へそ天で寝ているからと言って、お腹をグリグリ撫でると、高確率で噛まれて蹴られて引っかかれますので、ご注意!
② 香箱座りでうとうと=小休止モード
リラックスしつつ「すぐ動ける」体勢。居心地は悪くないものの、完全熟睡ではないので、撫でるより“見守り”が正解。
香箱座りってリラックスしていると言われますが、結構、周囲の気配に気を配っている感じがします。香箱座りが崩れて、横になって寝るようになったら、リラックスしているんだなって思いますね。
③ 横向き・丸まり=体温キープ/季節要因
秋冬は丸まって寝やすい。室温が低い、床冷えが強いときはマットやベッドの素材見直しを。
そういえば、我が家は、猫のこたつやホットカーペットを用意しているし、ソファにも猫が寒くないようにホットカーペットみたいなのをセットしているんで、丸まって寝ているところはあまり見ないですね。
丸い猫用のかごに入って真ん丸になって寝ていることはあるけれど、それも気分だろうし…
ねこがやって良かった寝床環境の整え方

ここでは、猫のための寝る場所を整える方法を考えてみました。もちろん、ねこ流だけど。
1|「選べる場所」を3カ所以上つくる
- 低いベッド:出入りしやすく高齢猫にも◎
- 高所見張り台:棚上やキャットウォーク
- 隠れ家:箱・カーテン裏・家具のすき間風ベッド
選択肢が増えるほど「今の気分」に合う場所が見つかり、問題行動も減りやすいのです。でも、我が家では、高齢猫用の低反発のベッドを用意しているのですが、だれも見向きもしません。かと思うと、我が家で一番若いたろさんがそこで寝ていたり…
高齢猫が多いので、キャットタワーは、用意していませんが、少し前までは、ミミちゃんもタンスの上で寝てみたりしていました。もちろん、壁にステップを作って登りやすいようにしてあります。今は、ミミちゃんが昇ることはありませんが、花ちゃんが時々そこで寝ています。
そんな花ちゃんを見て、たろさんが花ちゃんがいない時にマネをして寝ていたりします。
ササちゃんは、カーテン裏にベストフィットする段ボール箱と猫用のかごを置いてあるので、そこで寝ることもあります。
2|温度と素材を“季節スライド”
夏は通気性(ラタン・メッシュ)、冬は保温(ボア・ウール調)。人の寝具に入る子は、静電気が少ない素材を。
ねこは、夏は、涼しい素材の敷物、冬は、ブランケットを窓際に置いておきます。冬の日差しが暖かい昼間は、そこで寝ているか、こたつやホットカーペットにいますね。
猫って、本当に寒がりだと思います。そして、猫は、お日様が大好きです。ササちゃんなんて、この暑い日差しの中、思いっきり窓辺で寝ていてヒヤヒヤしました。暑すぎると移動して倒れているんですけど…
3|人の生活リズムも“寝床の一部”
夜更かし・大きな音・香り強い洗剤は睡眠の敵。寝床の近くにアロマやディフューザーは置かないのが吉。
猫が体質的に受け入れられない香りやアロマがあるので、注意してくださいね。
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“眠る場所”を尊重すると、もっと仲良くなれる

猫が選ぶ寝場所は、猫達の「今」の気持ちそのもの。顔の近く=信頼MAX、足元=適度な距離、離れた場所=大人距離 or 見直しサイン。
季節や体調で変わることも前提に、選べる寝床をいくつか用意して、静かに尊重する——それが50代女子と猫の平和な夜をつくります。
夏は、顔の横や胸の上で寝られると、「暑い~」「死んじゃう~」って思ってしまいますが、それも猫ちゃんの愛情。来なくなると、それは寂しいものです。
「何かした?とりあえず、ごめんねだから、こっちに来て」なんて誘導したりしちゃいます。
傍で寝てくれる幸せをかみしめられる夜って幸せです。
これから、寒くなると、もっと猫恋しくなってきますね。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
ではでは。
参考:ねこちゃんホンポ各記事・関連配信を参照しました。