猫が夜に鳴き止まないのはなぜ?
夜の鳴き声には「呼んでるだけ」の日もあれば、「助けて」の日もあります。見分け方を知っておくと、ねこ達飼い主も猫も少し安心できます。
おはようございます。ねこです。
夜、静かになった頃に、猫が鳴き出す。しかも、なかなか止まらない。
「トイレかな?」「お腹が空いた?」「寂しいの?」「どこか痛いの?」
猫は言葉で説明できないぶん、鳴き声や行動で“今の状態”を伝えてきます。だからこそ、飼い主側が「要求の鳴き」と「SOSの鳴き」をざっくりでも聞き分けられるようになると、無駄に不安にならずに済みます。
この記事では、猫が夜に鳴き止まないときに見られやすい理由、飼い主を呼ぶサイン、見逃してはいけないSOS、そして対処法まで、できるだけ丁寧に整理します。
※「猫が夜に鳴き止まない」「夜中に鳴く」「鳴き続ける」ときの原因と対処を、要求とSOSに分けてまとめます。
まず結論|夜鳴きは「要求」と「SOS」のどちらかが多い
猫の夜鳴きは、いきなり「病気だ!」と決めつける必要はありません。ただし、“いつもと違う”が強いときは、体の不調が隠れていることもあります。
見分けのコツはシンプルで、次の3つをセットで見ることです。
- 鳴き方(短い/長い、弱い/強い、かすれ、うなり)
- 行動(ついてくる/隠れる/トイレへ行く/落ち着かない)
- 状況(夜だけ/急に始まった/環境変化の直後/高齢)
ここから先は、具体的なサインを一つずつ見ていきます。
猫が飼い主を呼んでいるときにみせるサイン5つ

「呼んでる?」と感じるとき、猫は行動でわかりやすいヒントを出します。まずは、飼い主を“目的を持って呼んでいる”ときの典型例です。
① 目を見て鳴く(顔の前に来る)
猫が目を合わせて鳴くときは、要求がはっきりしていることが多いです。ごはん、遊び、撫でて、ついてきて、など「こっち」と誘導する意図が含まれます。我が家の猫達は、ねこや猫娘の真ん前にきてじーっと顔を見ながら鳴きます。たいていは「ご飯」や「おやつ」オッサンたろさんの場合は「遊んで~」が多いですね。
② ついて回りながら鳴く
鳴きながら後ろをついてくるのは、お願いの継続です。要求が通るまで“追跡してアピール”している状態。ここで強引に無視すると、鳴きがエスカレートすることもあります。これは、オッサンたろさんがよくやります。猫娘の後をストーカーの様について回っています。
③ 特定の場所で鳴く(トイレ前・キッチン・玄関など)
場所には意味があります。トイレ前ならトイレの不満、キッチンなら食事、玄関なら外が気になる、窓際なら鳥や物音、など「ここを見て」のサインです。ササちゃんが、猫のご飯用の器を置いてある場所で鳴き始めたら「ご飯」です。そして、その後ろからじーっと司令官のように見ているのが花ちゃんです。
④ 鳴いてから“見て見て”と仕草をする(スリスリ・前足チョン)
鳴いたあとにスリスリ、足に触れる、前足で軽くチョンとするのは、コミュニケーションの呼びかけ。猫が人をうまく使って“目的達成”しようとしている合図でもあります。これは、亡くなったミミちゃんだけでなく、花ちゃんもササちゃんもやります。ちょっと遠慮がちに前足をチョンとするのがたまらなく可愛いので、「何でも言うこと聞いちゃうよ~」って気分になります。
⑤ 返事をすると鳴き方が変わる(短くなる・弱くなる)
呼びかけが伝わると、鳴き声が短くなったりトーンが落ち着いたりします。「通じた」と感じているときの反応です。これで、猫との会話が成り立つんですよね。例えば、ササちゃんが「うにゃ―」って大声で鳴き始めて、ねこが「どうしたの?」って聞くと「うにゃうにゃ」「そうか、おやつ?」「うにゃ!」「はいはい」「うにゃー」って感じです。
なんか楽しくなりますよね。猫と会話が成立するのって。時々、「ちがーう!」って顔されますけど…。
猫が一生懸命話しかけている理由5つ
夜に限らず、猫がよく鳴くときは「何かを伝えたい」状態です。ここでは“話しかけてくる理由”を、よくある順に並べます。
① ごはん・おやつ・水の要求
夜中の要求で多いのがこれです。とくに、日中あまり食べなかった子は夜に取り戻そうとして鳴きます。水皿が汚れている/ぬるい/場所が落ち着かない、なども意外とあります。我が家は、多頭飼いなので、いつもカリカリだけは置いてあるので、何かの欲求で鳴くようなことはほとんどありませんね。
② 遊びたい・狩りたい(エネルギーが余っている)
室内猫は夜にスイッチが入ることがあります。寝る前に短時間でも遊びを入れると、夜鳴きが減る子もいます。若いねこや元気な子がいると、遊びたいスイッチが入って大運動会ってパターンもありますよね。我が家は、高齢美魔女ペア&オッサンなので静かなものです。
③ 寂しい・不安(環境の変化/家族の不在/同居猫との関係)
引っ越し、模様替え、来客、飼い主の忙しさ、同居猫の距離感などで、猫は不安を抱えます。夜は静かで不安が増えやすい時間帯なので、鳴きとして出ることがあります。ササちゃんは、ミミちゃんが亡くなってから、夜鳴きだけでなく昼間も良く探し回りながら大声で鳴いています。可哀想だけれど、どうしてあげようもないので、鳴き始めたら側に行って撫でながら話しかけます。そうすると、少し落ち着いて、いつもの場所で寝るようになります。
④ 体の違和感(軽い痛み・気持ち悪さ・便秘など)
大きく崩れる前の“違和感”で鳴く子もいます。トイレ回数、便の硬さ、食欲、動き方に変化がないかをセットで見てください。これは、本当に訴えるように鳴くので、飼い主さんなら「いつもと違う」って気付くと思います。そのときは、しっかり様子をチェックするようにしてくださいね。早期発見が大切です。
⑤ 高齢による混乱(認知機能の低下・見えにくい/聞こえにくい)
シニア猫は、夜に不安が増えやすく、鳴き続けることがあります。寝場所の工夫や照明(うっすら明るくする)で落ち着く場合もあります。
これも、ササちゃんです。高齢&ミミちゃんの逝去とダブルパンチな状態です。もしかすると、認知も進んだのかな?って思うこともありますが、ご飯も食べてトイレもちゃんとできているので、今のところ様子見です。
見逃してはいけない猫のSOSサイン7つ

ここからは「もしかして体調のSOS?」のサインです。もちろん断定はできませんが、当てはまる数が多いほど、早めの受診が安心です。
① 鳴き声がいつもと違う(かすれる/低い/苦しそう)
声の変化は重要です。喉の炎症だけでなく、痛みや呼吸の不快感が隠れることもあります。いつもと違う鳴き声を聞けば、「あれ?」って思うのが飼い主です。そこで、おやつとかおもちゃとか普段欲求するものを与えても反応が薄い場合は、病気やけがを疑ってみる必要があるかもしれません。
② トイレに何度も行くのに出ない/トイレ前で鳴く
便秘、膀胱炎、尿路のトラブルなどが疑われます。特にオス猫の排尿トラブルは急ぐケースがあります。これは、膀胱炎とかで気持ちが悪い&痛いから鳴いている可能性もあります。まず、病院に連れていってあげることが必要なパターンだと思います。※トイレに行くのに尿が出ていない様子があれば、夜でも急ぎで相談を。
③ 食欲が落ちた・水の飲み方が変わった
「鳴く」だけでなく、食べる量や飲む量の変化がセットなら、体調由来の可能性が上がります。それ以外の生活が普段とおりなら様子見ですが、明らかに隠れたり様子が違う場合は、やっぱり病院に連れていってあげたほうが安心できますよね。
④ 触られるのを嫌がる/抱っこで鳴く(痛みの可能性)
普段甘える子が急に嫌がるときは、どこかが痛いことがあります。無理に触らず、様子と部位を観察してください。
痛いときって、猫は隠れて治そうとします。それで治ればいいのですが、ずっと続いているようなら、飼い主さんは大変ですが、これも病院パターンだと思います。
⑤ 隠れる・動かない・目に力がない(元気が落ちている)
隠れる時間が増えた、寝てばかり、表情が乏しい…は、心の不調でも体の不調でも出るサインです。猫もメンタルが弱ることがあります。なるべく、話しかけてあげたり、撫でたりしてその子に寄り添ってあげてみてください。猫のほうも、そっと近づいて側に座ることもあります。そんなときは、静かに一緒の時間を過ごしてあげてくださいね。
⑥ 嘔吐や下痢が続く/呼吸が早い・荒い
ここは迷わず動物病院優先で。夜間なら、翌朝まで待つべきかの判断も含めて相談できると安心です。これは、すぐに病院です。早めの受診がその子の命を救うこともあるし、軽症で済むかもしれません。
⑦ 「いつもと違う」が強い(急に始まった/急に悪化した)
飼い主の直感は大切です。「気のせい」で済ませず、まずは“いつから何が違うか”をメモやスマホに録画しておくと受診時にも役立ちます。
※注意:この記事は一般的な情報です。症状が強い、急に悪化、排尿が出ない、呼吸が苦しそうなどの場合は、早めに動物病院へ相談してください。
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猫が夜に鳴き止まないときの対処法

対処は「体」と「心」の両方から考えると、落ち着く道筋が見えやすくなります。まずは安全確認、その次に環境調整、という順番が安心です。
① まず“危険サイン”がないか確認する
嘔吐や下痢、呼吸が苦しそう、排尿が出ない、急にぐったりするなどの症状があれば、受診を優先してください。迷うときは「いつから」「何が」「どれくらい」をメモして相談すると早いです。その子の体調変化にいち早く気付いてあげられるのが、普段から接しているねこ達飼い主です。
② トイレ・水・寝場所を“今夜だけでも整える”
夜鳴きの原因が、意外と生活環境の小さな不満のこともあります。トイレの砂、汚れ、場所。水の器の清潔さ。寝場所の暖かさや落ち着き。今夜できる範囲で整えてみてください。
ちょっと前に、ササちゃんが、夜大鳴きしているので、ササちゃんの寝床を見に行ったら、大量のゲロが…「吐くなら違うところで吐けばいいのになぁ…」と思いながら、掃除して新しい毛布を強いてあげたら、「サンキュー」って顔をして、当然のように寝に行きました。
③ 寂しさ・不安が原因っぽいときは、短く寄り添う
鳴き続けると、つい焦ります。でも猫は、飼い主の焦りも拾います。声をかける、ゆっくり撫でる、同じ部屋で落ち着いて座る。短い寄り添いで、鳴きが弱まる子もいます。ミミちゃんがいなくなってから、ササちゃんは、大鳴きしながら、猫の布団の中に入ってきてミミちゃんがいないのを確認してから出ていくようになりました。そのときは、いつも「ミミちゃん、いないね。寂しいね」っていうようにしています。
④ 夜のルーティンを作る(寝る前の“5分遊び”)
狩り欲求が残っている子は、寝る前に5分だけでも遊ぶと夜鳴きが減ることがあります。最後に少し食べて落ち着く子もいます。オッサンたろさんは、寝る前に猫娘に遊んでもらっているみたいです。花ちゃんとミミちゃんは、寝る前におやつとしてちゅーるをあげると「さぁ、寝るか」って感じになるみたいです。
⑤ ストレス対策として“フェロモン製品”を検討する
ストレスが原因っぽいときは、環境づくりに加えて「フェロモン製品」を試す人もいます。フェリウェイは楽天やAmazon、Yahooなどでも買えるので、価格を見比べて選ぶのが安心です。
花ちゃんは、若いころ、気性が激しかったので、👆を獣医さんから紹介されて使っていました。何となく落ち着いたような気もしました。今は、年を取ったので猫が丸くなって、それほど怒らなくなったのがちょっと寂しいです。
猫の鳴き声を“理解する”と、心配は少し減る
猫は、理由もなく鳴いているように見えて、実はかなり目的があります。
「要求なら、叶えられる範囲で対応する」
「SOSなら、早めに気づいて受診につなげる」
この2つができるだけで、飼い主の不安も、猫の不安も軽くなります。
そしてもう一つ。猫は思っている以上に、飼い主を見ています。ねこ達が落ち着くと、猫も落ち着きやすい。これは、ねこ自身も日々感じています。
ミミちゃんが亡くなって、ねこが泣いていると、そっと側にきて寄り添ってくれていたのも花ちゃんとササちゃんでした。そして、2匹に慰められたのもねこでした。あの時は、ねことササちゃんと花ちゃん、みんなで慰め合っていた感じでした。
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猫が夜に鳴き止まないとき、飼い主は不安になります。でも、猫もまた不安で鳴いていることがあります。
「要求」なのか「SOS」なのかを見分ける視点を持ち、危険サインがあるなら早めに受診。ストレスが原因っぽいなら、環境と心のケアを。
猫は心で生きています。だからこそ、ねこ達も心で向き合っていきたいですね。
いつもと違うことにいち早く気付いてあげる。猫達の鳴き声で教えてくれる欲求に応えられるなら答えてあげる。でも、欲求に全部、応えるととーってもわがまま猫が出来上がってしまうので、そこはほどほどに…
でも、猫達の鳴き声に注意しておくことが、ねこが辛い時や悲しいときに慰めてくれる花ちゃんやササちゃんへの恩返しになると思っています。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
ではでは。
