猫がキッチンで命を落とすかもしれない3つの調味料と4つの危険|50代女子の家で本当に起きていること
「ちょい置き」の一舐めが事故になる前に。猫とキッチンの“うっかり”を減らす話
おはようございます!ねこです。
冬って、キッチンの匂いがいつもより強く感じませんか。煮物、鍋、甘い香り、だしの香り。あの匂いって、人だけじゃなく猫も引き寄せます。
そして50代女子の家は、毎日が忙しい。夕方にバタバタして「あとで片付けよう」と思った調味料、作り置きの器、床に落ちた小さなかけら。 猫は好奇心のままにペロッと舐めてしまう。
この記事は、怖がらせるためではありません。
「原因がわかって、対策に納得できる」ように、猫が口にすると危険な調味料3つと、キッチンで起きやすい事故4つ、そして、がんばらない予防策をまとめます。
猫がなめると危険な「調味料」3つ

まずは“口に入るもの”から。キッチン事故って、火傷や誤飲だけじゃなく、調味料の一舐めで体に負担がかかることがあります。 ここでは「家にある率が高い」ものを3つに絞ります。
1)醤油(しょっぱい系)
醤油は塩分が強く、猫の体には負担になりやすい調味料です。ほんの少し舐めただけでも、体が小さい猫には濃すぎることがあります。 「テーブルに置きっぱなしの小皿」「刺身の醤油皿」「納豆のタレが付いた器」など、冬は特に“ちょい置き”が増えやすいので要注意。
人間だって、「減塩だ!」「減塩醤油だ!」って気にするご時世。猫にとっては、本当に致命的な塩分量になります。
2)みりん(甘い+アルコール系)
みりんは甘い香りで猫が寄ってきやすいのに、成分的に負担になりやすいタイプです。 煮物や照り焼きの“甘じょっぱい匂い”って、猫的には魅力が強いんですよね。キッチンに近づかせない工夫が大事になります。
3)砂糖(甘い系)
砂糖そのものを大量に食べるケースは少なくても、「甘いタレ」「甘い飲み物の残り」「お菓子の欠片」など、形を変えて口に入ることがあります。 猫は味覚が人と違うと言われますが、匂いに引っ張られて舐める・かじるは普通に起きます。
ねこも、昔はケーキの生クリームや甘いパンのかけらを猫が欲しがるからと言って、ほんの少しあげていたこともありましたが、でも、あれであの子たちの死期を早めたのではないかと、今は反省と後悔しかありません。
「ちょっとだけなら…」という飼い主の甘い考えは捨てるべきだと、ねこ自身、本当に思っています。
もし舐めた・誤飲したかも?そのときの対処
ここは大事なので、短く、実務的にいきます。
「少し舐めただけかも…」でも、猫は小さいので不安なら早めに動くほうが安心です。
様子見で済ませない方がいいサイン
よだれが多い/吐く/ぐったりする/呼吸が荒い/落ち着かない/何度も水を飲もうとする/ふらつく…など、いつもと違う様子があれば要注意。
飼い主が今すぐできること
・何を、どれくらい舐めた(食べた)可能性があるかをメモ(写真もあると強い)
・口の周りに付いていたら、濡らしたガーゼやティッシュで軽く拭く(無理はしない)
・不安なら、早めに動物病院へ電話(「様子見していいか」を確認するだけでもOK)
やらない方がいいこと
自己判断で吐かせようとするのは危険な場合があります。無理やり水を飲ませるなども、猫の状態によっては逆効果になることがあるので、迷ったら病院に確認が安心です。
猫が「キッチン」で起こしかねない危険なトラブル4つ

ここからは“事故”の話。キッチンは、猫にとって刺激だらけの場所です。
「まさか、うちの子が…」は、だいたい“普通の日”に起きます。
1)コンロ・IHの火傷
火が見えるガスも危険ですが、IHも危険です。見た目が静かだからこそ、猫が近づきやすい。 「料理中だけ」じゃなく、火を止めた直後の余熱も怖いポイントです。
我が家もIHを使っていますが、調理が終わった後も、熱いんですよね。「高温注意」っていうライトが消えるまでは、注意してくださいね。今は、IH全体を覆うようなカバーも売っています。
2)熱い鍋・フライパン・油
揚げ物や炒め物は特に危険。油は飛ぶし、熱気も強い。猫が足元に来ると、飼い主が驚いて手元が狂う…という“二次事故”も起きます。
鍋やフライパンって、熱いうちは洗わない方が良いので、つい放置してしまいがちです。
3)床に落ちた調味料・食材の欠片の誤飲
「小さいから大丈夫」が一番危ないやつ。落ちたのが“たまねぎ系”や“味の濃い欠片”だと、体への負担が大きくなる可能性があります。 料理中はどうしても落ちるので、最後にまとめて掃除じゃなく、途中で1回サッと拭くが現実的です。
これが、一番危険だとねこは思っています。玉ねぎのみじん切りなんかしていると、かけらが落ちたりしますよね。ネギ類は、猫にとって絶対にあげてはいけない食べ物の中のひとつです。
ねこは、落ちたと思ったら、すぐに拾います。キッチンカウンターもすぐに拭くようにしています。ねこの不注意や気のゆるみで猫達が辛い思いをさせるのは、絶対にイヤだと思っています。
4)シンク・ゴミ箱あさり(誤食)
魚の骨、ラップ、串、袋…猫は「食べ物の匂いが付いているもの」を狙います。 ゴミ箱は、猫にとって“宝箱”に見えることがあるので、フタ付きや置き場所の工夫が効きます。
50代女子の家でできる「がんばらない事故予防」
完璧にやるのは無理です。ねこも無理。だからこそ、事故の確率を下げる方向でいきます。 ここは「できるものから1つ」でOKです。
1)調味料は“フタをしてから置く”だけで事故は減る
醤油皿、みりんの計量スプーン、タレの小皿…一瞬置くときほど危険。
「置くならフタ」「フタがないなら棚の中へ」——この2択にするだけで変わります。
2)料理中の“猫の待機場所”を作る
猫は「来るな」と言われると余計に来ます。なので、来てもいい場所を作るのが現実的。 キッチンから見える場所に、クッションや毛布、猫ベッドを置いて「そこにいると安心」を作ると、事故が減ります。
我が家の高齢美魔女軍団の中で、キッチンカウンターに飛び乗ってくるのは花ちゃんだけですが、調理中は、離れたところから見守っているだけです。近づいて来ようとすると、ねこが「だめ!」っていうので、座って見ているだけです。
3)猫の侵入ルートを、ちょっとだけ変える
キッチンマットの滑りやすさ、棚への踏み台、椅子の位置。猫は“登れる導線”があると登ります。 家具の配置を少し変えるだけで、「行けない」「登りにくい」が作れます。
4)置きっぱなしを防ぐ“最後のひと手間”
疲れてる日は、片付けをゼロにしようとして詰みます。だから、ねこはこうします。
「調味料だけ片付ける」、「ゴミだけ捨てる」、「床だけ拭く」。
1個だけやる。これで事故の確率はちゃんと下がります。
でもね、この3つも、いつものルーティンにすると、勝手に体が動いて、全部できちゃいますよ。ねこは、調理中でも、使い終わった調味料はすぐにしまう、野菜とかを切ったら、とりあえず床を拭く、寝る前に生ごみを捨てておくってやっています。
キッチンまわりのガードや、猫の生活の安全アイテムをまとめて見たい人は、まずここから。
【犬・猫の総合情報サイト『PEPPY(ペピイ)』】
猫の「食べるもの」と「食べさせないもの」はセット
キッチン事故は、「危ないから近づかせない」だけだと、なかなか続きません。
人のごはんをなめさせない代わりに、猫には安心して食べられるごはんを用意する。
このセットがあると、猫も飼い主も、ずっとラクになります。
猫のフードは「ずっと同じでいいの?」と迷うこともあります。
フードを替えるべきタイミングや、消化不良を防ぐ切り替え方については、こちらの記事で詳しくまとめています。
猫のご飯、『ずっと一緒』はダメ?|フードを替えるべきタイミングと消化不良を防ぐ選び方
また、猫がキッチンに寄ってくる理由そのものを知りたい場合は、こちらの記事も参考になります。
キッチンで鳴く・まとわりつく理由を「要求」という視点で整理したい人は、こちらもどうぞ。
調味料だけでなく、家の中にある「うっかり危険なもの」をまとめて確認したい場合は、保存版の記事もあります。
それでも猫は、キッチンに来てしまう

ここまで読んで、「じゃあ猫をキッチンに近づけなければいい」と思ったかもしれません。 でも実際は、そんなに単純じゃないですよね。
猫は、匂いに敏感で、音に反応して、そして大好きな人がいる場所に来てしまう生き物です。 料理をしているねこ達50代女子の足元に、すっと現れるのも、その延長線上にあります。
だから大切なのは、完璧に遠ざけることではなく、 「来てしまう前提で、どれだけ危険を減らせるか」。
調味料のフタ、床のひと拭き、猫の待機場所。 そのひとつひとつが、猫にとっては「生き延びる確率」を上げる行動になります。
今日のごはんも、今日のキッチンも、 猫が無事に過ごせる場所でありますように。
猫たちが健康で長生きできるかは、ねこ達飼い主次第です。ねこも掃除は嫌いですが、猫の命を守ると思えば、キッチンの床だけは、拭き掃除もイヤじゃなくなるし、そんなに念入りにやっているわけじゃありません。猫が口にしそうなものが落ちていないかな…くらいの雑な拭き掃除です。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
ではでは。
