※これは、介護の正解や答えを書く記事ではありません。
娘として、いま感じていることを、そのまま残すための記録です。
ねこの母は、思い起こせば、80歳を少し過ぎたあたり82歳くらいから認知症が始まっていたのかもしれません。最初は、本当に誰も気づきませんでした。多分、本人も気付いていなかったくらいの違和感だったんだと思います。
そして、母がある日、「ご近所の人が要介護認定を受けていて、マッサージとか洗濯とか掃除とかご飯を作ってもらっているんだって!私も認定を受けたい!」って多分、腰痛がひどいので、マッサージを受けたいがために言い始めたんだと思います。
まず、地域包括支援センターに連絡して、ケアマネージャーを付けてもらい、面談などを受けて、審査という流れで認知具合が決まります。母は、要支援1でした。そこで、ケアマネージャーと相談して、午後だけで足の運動などの機能訓練に特化したデイサービスと自宅訪問でのマッサージを受けることにしました。
認知症の認定は毎年行われます。翌年の認定は、要支援2を飛び越え要介護1になっていました。家族や周囲が「ちょっと、おかしい」と感じてケアマネージャーに相談した結果だと思います。今は、週に午後のデイサービス1回と、1一のデイサービスを2日いくようにしています。
とにかく、今の母は、朝、薬を飲んでも忘れて、ねこに「なんで朝の薬を持ってこないんだ!」って怒ります。でも、毎朝、ねこが、薬を持って行って飲むまで見守っているのに…
夜は、弟が見ているのですが、飲み忘れや捨ててしまうこともあります。そして、お茶碗を持ってきて「ご飯がないんだけど」と…「まだ、夕食前だし、弟がご飯を作っているから、一緒に弟の所に行こう」と言って連れて行っても、食事の支度をしている間に、自分の部屋に戻ってしまったり…
ご飯を食べてないからと言って、お菓子を食べるのですが、ちゃんとご飯も食べているので、すごく太っていきます。
一緒にバスに乗って病院に行っても、ちょっと目を離した隙にバスから降りてしまい、反対側のバスに乗って家に帰ろうとしたり…「病院に行くって何度も説明しているでしょ」というと「ちゃんと言わないねこが悪い」と、かならず、人のせいにします。
人のせいにできない時は、とぼけて話をうやむやにします。
介護は、本当に、介護をする側の神経・心を消耗させます。マジで、施設に入れてしまおうかと思うことも度々です。そして、他の人がいるときは、本人はちゃんとまともに話していると思って、気持ちよくいろいろ話していますが、傍から聞いていると「???」なことばかりです。
介護は、力を抜いてとか無理しないでとか言うけれど、その中心にいる場合は、無理ですから。そうは言っても、まだ、ねこの母は、楽な方だと思います。ただ、認知は、治る病気ではありません。酷くなるだけなので、これからのことを考えるとゾッとします。
ただ、ねこには、ねこの人生があります。キツイ言い方になりますが、どこで何を捨てるのかを判断しなければならないこともあります。
そして、わがままかもしれませんが、自分ファーストで行きたいと思っています…って、心に誓っても、母が時々、今までのように普通に優しく、ねこをとっても大切にしてくれている母に戻ることがあると、心が揺らぎます。
やっぱり、ねこにとっての母は、母ですから…
そして、ねこが「もう、ねこの時間も限られているから、自由に生きたい!」って言うと、ちょっと悲しそうな顔をして「ママが死んでからにして」とか言うんです。この時は、ちゃんと判断できていて、子どもの人生を自由に歩ませてあげたい、でも、自分のことも不安だし辛いって気持ちになっているんだと思います。
母としては、娘に世話をして欲しいと考えているんだろうけれど…って感じです。
なかなか、すぐに判断できる問題ではないですよね。本当にどうしたらいいのか悩みます。
