梅雨なのにこの暑さ！猫の適温と対処方法

まだ、6月なのに、真夏のような暑さ…

今週は、暑さに加えて梅雨らしい湿度が加わるってテレビのお天気予報士さんが言ってました。

マジっすか！？

暑いだけで辛いのに、湿度まで加わったら、もう皮膚呼吸もできません。

そして、心配なのが我が家の美魔女熟女猫たち…

そこで、今回は、夏の暑さに対する猫への対応と熱中症になったときなどの対処法、注意すべき点をまとめてみました。

猫にとって夏の適温って知ってる？

体温調整が苦手な猫にとって夏の快適な室温は、約26℃～28℃くらい。ちなみに、冬場は21℃～25℃くらいだそうです。

猫は、人間と違い、汗として熱を体から出すこともできず、唯一、汗が出る場所は、あの可愛らしい「肉球」からだけなんです。

夏場の猫は、どれくらい暑さを感じているのかと言うと、「頭から全身をぴっちりラップを巻いた上に毛皮を着ている状態」だと考えてみてください。

もはや、生きていける気がしないですよね。

ねこは、ドバイに行ったことがありますが、現地の人に「ドバイの夏の暑さってどんな感じ？」って聞いたら、「強いて言うなら、暑いお風呂に入って、湯気がもうもうのバスルームでドライヤーを最強の熱さと風力にして体に当てた感じ」と言われ、「どうやって生きていくんだ」と思ったことがありますが、まさに、そんな感じですよね。

とにかく、猫は、全身毛皮に覆われています。だから、熱中症になると最悪死に至る危険だってあるんです。

熱中症だけでなく、脱水症状や呼吸困難、食欲不振…まさに、人間が暑さにやられた時と同じ症状ですね。

猫が暑いと感じている時のしぐさ

では、猫が暑いと感じているときは、どのような状態になるのでしょうか。

ねこのウチの子たちは、あまり動かず休んでばかりなので、この辺は、微妙ですが、普段、元気な子が上記のような状態になったら、熱中症かもしれません。

気を付けて様子を見てあげてください。

熱中症かなと思ったら

ぐったりとして、どう見ても無気力、荒い呼吸、体が熱いなどの熱中症の症状は、意識障害などの重大な後遺症を残すこともあります。

もし、上記のような症状が見られたら、飼い主はすぐに適切な対応をする必要があります。

熱中症になった猫への対応は、人間のそれと同じです。とにかく体を冷やして水分を補給することを意識してください。

そして、迷わず動物病院へ連れていくことが大切です。

いざというときのために、ペットと乗れるタクシーを調べておくことも大切！

暑い日、おウチの中は？

天気予報で30度を超えるようなことを言っていたら、迷わずエアコンをつけましょう。

ねこのウチは、リビングだけエアコンをつけておきます。

でも、猫たちは、エアコンの効いている部屋ではなく、エアコンを付けていないねこの部屋や、猫娘のクローゼットの奥の方で寝ています。

大丈夫なのか心配になりますが、本当に暑くなると、動き出して涼しいところに移動しているので、大丈夫なようです…不安ですが。

そして、ねこの部屋は、カーテンを閉めて少しでも直射日光が入らないようにして、サーキュレーターで空気を攪拌しています。

また、ウチのあちらこちらに水を置いておき、どこでも水が飲めるようにしておきます。

特に、ミミちゃんは、高齢猫で暑さがあまりわからないようなので、水分補給できるウェットフードを食べさせたりしています。

でも、旅行などでちょっと長い時間、おウチを留守にする場合は、ペットシッターさんに様子を見てもらうという手もありますよね。

外の猫にも思いをはせてあげてください！

おウチにいる猫は、飼い主が気を付けて、体温管理をしてあげることもできますが、お外の過酷な環境の中を生きている猫は、自分ではどうすることもできず、この暑さを耐えています。

お外の猫は、真夏の40度近い気温の中で、アスファルトの上にいます。木陰でも暑いのに、どうすることもできず、耐えるだけです。

だから、お願いです。できれば、おウチの周りにお水を置いておいてあげてください。

ねこも、お外にいる猫のために、何か所かお水を置いてあります。

時々、飲みに来ているのを見ると、大丈夫かなぁと心配になります。

今年も、絶対に暑いです。

どうか、暑さで、人も動物も死なないように、最善を尽くしてくださいね。

あと、夏だけでなく、春先の急に気温が上がったときも、同じように熱中症に気を付けなければならないことも忘れないでくださいね。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

ではでは。