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桜の季節に心がざわつく理由|50代女子の“木の芽時”と更年期のゆらぎ

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桜の季節に心がざわつく理由

春は“木の芽時”。自然が芽吹くとき、50代女子の心も体も揺れやすい。

こんにちは、ねこです。

3月になると、なぜか心がサワサワする。
大きな悩みがあるわけじゃないのに、落ち着かない。
昼は暖かい日があるのに、夜はまだ冷えて、体がついていかない。

桜が咲き始めるころ、夜の桜は白く、周りは薄墨色。
その光の下にいると、理由のない不安がふっと浮かぶことがあります。

昔、おばあちゃんが言っていました。
「木の芽時は、変な人が多くなるんだよ」

子どものころは意味がわからなかったけれど、今なら少しわかる気がします。
今日は、春に心が揺れやすい理由を、体の仕組みと自然のリズムからやさしく整理してみます。

目次

木の芽時って、なに?

「木の芽時(きのめどき)」は、春先に木々が芽吹き始める時期のこと。昔からこの時期は、気持ちが不安定になったり、トラブルが増えたりすると言われてきました。

迷信っぽく聞こえるけれど、春に心が揺れるのは“気のせい”だけではありません。まずは昔の言い方が、いまの私たちにどう当てはまるのかを見てみます。

自然が「外へ、上へ」と動き出す季節

春は、芽が出て、花が咲いて、空気も匂いも一気に変わります。自然界のエネルギーがぐっと外へ向かうぶん、人の心も落ち着かなくなる。

「普段しないことをしたくなる」「なんとなくソワソワする」——それは、自然のリズムに押されている感覚なのかもしれません。

虫が土や枯葉の間から出てくる。
木の枝に新芽がつく。
空気の色が、冬から変わって見える。
春は、一番物事が動き出す時期。そのパワーに圧倒されてしまいます。

50代は“境界線”に立つ年代

50代は、若さと老いの間。子育てと自分時間の間。働く自分と、これからの自分の間。親の老い…いろいろな“境界”の上に立つ時期です。

そこに春の変化が重なると、図太くなったつもりでも、ちゃんと揺れる。むしろ揺れるのは、ちゃんと生きてきた証拠です。

ねこは、春になると、理由もなくソワソワサワサワしてしまいます。別に普段とおりに生きていればいいのに、「何かしなくちゃ」っていう変な焦燥感にとらわれたりします。

春に心が不安定になるのは、体のせいでもある

春のざわつきは、気持ちの問題だけではありません。寒暖差・花粉・環境変化が同時に重なって、体が先に疲れてしまうことがあります。

ここからは、体の側から「なぜそうなるのか」をほどいていきます。

寒暖差で自律神経がフル稼働する

3月は、昼は春みたいでも夜はまだ冬。寒暖差が大きいと、体温調節のために自律神経がずっと働きっぱなしになります。

その結果、理由のない不安、焦り、イライラ、寝つきの悪さが出やすくなる。これは“気合い不足”ではなく、神経の働きそのものです。

更年期のゆらぎが、春の刺激で増幅される

50代は、更年期の影響でホルモン(エストロゲン)が減りやすい時期。エストロゲンは、血管や自律神経、気分の安定にも関わっています。

だから春は、「私、弱くなった?」「なんだかイライラする」というのは、揺れやすい条件が重なっているだけ、ということが起きやすいんです。

ねこも、春になると「あれ?ちょっと変だな」って思うときがあります。まぁ、それが通常営業といえば通常営業なのですが…。

ちょっとした違和感にも敏感になるのが春なのかもしれませんね。

花粉の炎症が、心のだるさにつながることも

花粉の季節は、体の中で軽い炎症反応が起きやすくなります。炎症は、だるさや集中力の低下、気分の落ち込み感につながることがあります。

「なんとなく悲しい」「理由なく落ち着かない」——春に増えるあの感じは、体の疲れが心に出ているケースもあります。

ねこも花粉症です。「理由なく落ち着かない」なんて生易しいものじゃないですよね。花粉症。

夜のニュースで「明日も花粉が大量飛散です」なんて聞くと、「あぁ~。もう、無理」って鼻にティッシュを詰め込んだりします。でも、確かに体もだるくなりますよね。

血管の話につながる、春の“ざわつき”

更年期の影響は、気分だけでなく血管にも出やすいと言われています。血管が硬くなりやすい状態だと、冷え・動悸・ぼんやり感が出やすくなり、心の不安定にもつながりやすい。

ここは難しく語りすぎず、「巡り」を整える意識だけ持っておくと春がラクになります。

「巡り」を整えると、心の波が小さくなる

体が冷えていたり、呼吸が浅かったりすると、心も落ち着きにくい。だから春は、まず体を先に整えるのが近道です。

冬のうちに整えておくと体がラクになる話は、こちらでも書いています。
👉 腸と血流を整えるだけで、冬の体はラクになる|50代女子の温め習慣

春は、暖かそうでまだまだ寒い…。「春」って言葉に騙されず、体を温めましょうね。やっぱり、まだまだ甘酒の出番はありそうです。(ねこは、寒い夜、熱くした甘酒をフーフーしながら飲むのが大好きです。時々、舌を火傷しちゃうけど)

睡眠が乱れると、気持ちも乱れやすい

春の不安定は、夜の睡眠にも出やすい。眠りが浅いだけで、次の日の不安感は増えます。

50代の不眠については、こちらで詳しくまとめています。
👉 眠れない夜にさようなら?50代女子の“眠れないワケ”と対処法

50代って、ただでさえなかなか寝付けなくて苦労しているのに、何となく心がざわついて眠れないってありますよね。

ねこの桜の話

ここからは、少しだけ、ねこの話をします。

校庭に植えた桜が、毎年咲く

ねこは小学校に入学する時、校庭に記念植樹で桜の木を植えました。あれから50数年。

大きな枝を切られたりして形を変えることはあっても、その桜は毎年ちゃんと咲きます。

母と見る「今年も咲いたね」の行事

満開になったころ、母と見に行きます。
「今年も咲いたね」
「今年も切られなかったね」

道路から校庭の桜をのぞくのが、この時期の小さな行事です。そして、年老いていく母を見ていると、あと何回、この桜を一緒に観れるのかなぁなんて、少ししんみりすることも…。

春って感情の浮き沈みも大きくなりますよね。なんとなく、冬より物事がはっきり見えているようで、ぼやけているようで…。

夜桜は、白くて、薄墨色で、少し怖い

夜は近所の公園の桜を眺めに行きます。ベンチに一人で座って桜の木を見上げる。

電灯の光に当たっている桜は白く、周りは薄墨色。何となく心がサワサワします。

一人でいるのに、一人じゃないような。たまにはノンアルの缶ビールを片手に、ひとり夜桜見学。

この時期は、普段しないことをする時期でもある。ちょっと、いつもと違う自分がいます。——それもまた、木の芽時なのかもしれません。

そして、ボーっと桜を眺めていると、いろいろなことが形を成さないまま頭の中を駆け巡ったりします。そして、ただ、桜を眺め「よし」って小さな声で呟いて家に帰るのがねこのルーティンになっています。

でも、この「よし」は、何に対しての「よし」なのか、自分でもわかりません。でも、なんとなく「よし」って小さな声でつぶやくことで、もしかしたら前に進もうとしているのかもしれません。

春のゆらぎを、やさしく整える小さなコツ

春は「がんばって前向きに!」よりも、「静かに整える」が向いている季節です。大きなことはしなくていい。小さく、確実に落ち着ける方法を選びます。

夜は“温める”だけで変わる

春の夜は意外と冷えます。昼は暖かくても、夜になると空気がひんやりする。

足首やお腹を温めるだけで、血管がゆるみ、自律神経は落ち着きます。特に更年期世代は「温める」がいちばん効きます。


「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、春のゆらぎは、体を整えるだけでずいぶん違います。

予定を詰めすぎない

春は、異動や新年度の空気で「動かなきゃ」と思いがち。でも50代は、走り続ける季節じゃなくて、整える季節でもあります。

少しだけ余白を作ると、心の波は小さくなります。

春は、桜を見てのんびりするのが一番です。ねこ的には、冬の寒さを耐えて暖かい陽の光を浴びて充電中って感じです。まぁ、常に充電中なんですけど…。

無理に前向きにならない

「元気出さなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と思うほど、心は固くなります。揺れる季節なんだ、と認めるだけでも落ち着きます。

境界線の話は、こちらにも書いています。
👉 自分ファーストと“わがまま”の境界線|嫌われる50代女子にならないために

頑張ってできることとできないことが、もう十分わかっているのに、つい、頑張ってしまうのが50代女子。でも、自分が頑張らなくても、世界って普通に回っているんですよね。

理屈より先に、心が追いつかない日もある

正しい方法や知識は大切。でも心は、そんなに早く追いつかないことがあります。

その「追いつかない時間」を肯定する話は、こちらにも。
👉 専門家の言葉は正しい。けれど、心はそんなに早く追いつかない

何となく焦りを感じることもあります。ねこも、春になると、サワサワします。「何かしなきゃ」って。でも、普段通りにしているのが一番。春の桜の時期は、変な魔法をかけられちゃうときなんですよね。

今年もきっと大丈夫。桜が散るころ、また少し静かになる

3月に心がざわつくのは、弱さではありません。

寒暖差で自律神経が疲れて、花粉で体が消耗して、更年期のゆらぎが重なって、環境も空気も変わる。
それだけ条件がそろえば、心が揺れるのは自然なこと。

桜は、切られて形を変えても、また咲きます。
ねこ達も同じ。揺れる年もある。ざわつく春もある。
でも毎年、ちゃんと戻ってこれています。

いろいろな変化に心が追い付かないこともあります。

ねこは、ミミちゃんがいない日常にまだ、心が追いつきません。でも、猫の日に夢に出てきてくれました。

きっと、猫の神様の粋な計らい。

世界は、優しさに満ちている…と信じていたい。

だから、今年もきっと大丈夫。

春も、自分のペースで。心がざわついたら、ちょっと顔をあげて、陽を浴びて深呼吸。それだけで、ふっと心が軽くなるのも春の魔法です。

桜が咲いても、散っても、ねこ達50代女子は、ねこ達のペースで。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

ではでは。

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