更年期障害は人間だけじゃい!猫にもあった!?

当ページのリンクには広告が含まれています。

人間にしかないと思っていた更年期障害。昨日のブログ記事でちょっと触れたので、調べてみたら、なんと!猫にも更年期障害があるということがわかりました。

猫田もビックリ!…だけど、よく考えたら、生き物には年齢があり、その時その時で体調不良が起こることだってあるだろうなぁと、ちょっと納得したりしてしまいました。

そこで、今回は、猫にもある更年期障害の症状などについて調べてみました。

目次

そもそも更年期障害って?

一般的に女性に多いと言われている更年期障害。最近は、男性にも更年期障害があることがわかってきました。

更年期障害と言うと、怒りっぽくなったり、急に汗をかくホットフラッシュ現象、動悸、めまい、精神的不調などを思い浮かべる人が多いと思います。更年期と言うのは、だいたい40代後半から50代前半くらいの年齢のことを呼び、その時にホルモンのバランスが崩れて体調不良になることを「更年期障害」と呼ぶのだそうです。

女性の場合は、閉経前後5年が更年期障害の起こりやすい年齢とされていますが、これは、閉経によって卵巣の機能が低下しホルモンバランスが崩れることによって起こる様々な現象のことを指します。

本当に人によって違うので、「私は全然、なーんにもなかった」と言う方から「とにかく、急に滝汗をかくようになって困った」「なんだかわからないけれど、不安で悲しくて、どうしようもなかった」「朝、起きられなかった」など千差万別の症状が起きるのが怖いところ。

男性の場合は、年齢的にも過労やストレスを感じやすくなり、動動悸や息切れ、うつっぽくなったりもするそうです。

かく言う猫田も2年ほど前から精神的に不安定になり、怒りっぽくなったり泣き出したり…とあったので、「お、これは噂の更年期障害かも」と思い、レディースクリニックに行ってみたら、閉経してから5年以上たつので、更年期障害ではない!と診断されてしまいました。

それでも、精神的な不調、体調不良も事実だったので、一応、漢方薬なども出してもらいましたが効果がなく、メンタルクリニックに行って初めて「うつ状態」にあることがわかったりしました。…が、これは、本題とはずれるので、またの機会に。

それほど、いろいろな症状が現れる更年期障害ですが、実は、人間だけではなく犬や猫などの動物にも症状が現れることがあります。

猫の更年期障害って?

基本的に、猫には、ホルモンバランスが崩れる更年期と言う概念がないそうなので、「更年期障害」と言うものはない!と言うのが結論です…が、人間の更年期障害と同じような症状を起こす「甲状腺機能亢進症」と言う病気があります。

これは、前回の高齢猫が起こしやすい病気の一つにあげましたので、「痩せるやつね」と思いついた方もいるかと思いますが、痩せるだけではないんです。

この「甲状腺機能亢進症」は、甲状腺のホルモンバランスが崩れやすくなる7歳以上の雌猫に多いところから猫の更年期障害と言われています。

甲状腺ホルモンが多くなってしまうことによって起こる現象は下記のとおりです。

  • イライラする
  • 怒りっぽくなる
  • よく食べる
  • 水をたくさん飲む
  • 食べているのに痩せていく
  • 脱毛や毛つやが悪くなる
  • 大きな声で鳴いたり夜鳴きをする
  • 下痢や嘔吐
  • 熱っぽい

熟女猫にこのよう症状が現れたら「猫の更年期障害」も考慮して、病院に連れていくと良いかもしれません。

ただ、上記のような症状は、ホルモンバランスの崩れだけが原因であるとは限りません。例えば、遺伝的なものやキャットフードに含まれている成分、化学物質などによっても起こされることがあるようなので、ちょっと注意してあげてくださいね。

熟女猫に更年期障害が疑われたら…

基本的に猫も更年期障害になると怒りっぽくなることが多いようなので、しつこく触ったりするのは厳禁です。

また、食べても食べても食べたがる、爪が出たままになって引っかかる、目が見開いているように見える、落ち着きがなくなりうろうろしているなどの症状が現れることもあります。

ウチのミミちゃんは、上記のほとんどが当てはまります…が、御年19歳・・・。どう考えたらよいのでしょうか。

ミミちゃんは、普段は寝てばかりでおっとりしていますが、一度怒らせると、ずーっとストーカーのようについて回ります。本当に、一度ちょっかいを出すと、ずーっとずーっとついて回られるので、いじめた子が猫田に助けを求めにくる始末。これも、更年期障害なのか、性格的なものなのか…悩むところです。(多分、性格だと思うけど)

目も黒目勝ちで大きくて可愛いですが、たぶん、あまり見えてないような気もします。

更年期種外の治療法はある?

人間も、更年期障害にホルモン剤を投与することがあります。

猫場の合も、抗甲状腺薬剤の投与で甲状腺ホルモンの分泌量を抑えたり、肥大化した甲状腺を取り除いてホルモンの分泌量を抑えるなどの医学的治療と専用の食事を与えると言う方法が行われます。

しかし、根本的な原因や確実な治療法はまだ見つかっていないので、症状が現れたら、獣医師と相談しながら治療法を決めるしかないようです。

結局、よくわからないけれど、病院へGO

結局、猫の更年期障害も人間の更年期障害と同じように、これが原因と言うものもなく、これが治療法だ!と言うものもないようです。

ミミちゃんや猫田みたいにとうの昔に更年期障害と言う年齢を超えたはずなのに、同様な症状が現れることもあります。猫田の場合はうつ状態だし、ミミちゃんは、たぶん甲状腺機能亢進症かもしれません。でも、やはり、病院に連れて行ってもはっきりわからないんですよね~(-_-;)

ただ、普段から猫たちの様子を見ておくことは大切だなぁと思います。

ちょっと気になることがあったら、病院に連れて行ってあげてくださいね。

皆様も、皆様のネコちゃんやワンちゃんもみんな健やかでありますように…

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

ではでは。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次