猫がさみしいときのサイン
「来てほしい」だけのときもある。猫の“矛盾”は、さみしさのサインかもしれません。
おはようございます。ねこです。
布団を引っ掻いて「入れて」というみたいに鳴くのに、いざ布団を持ち上げると入らない。入ってもすぐ出ていく…。そして、それを何度も繰り返す。
「え、どういうこと?」「勘弁して!」って、ねこはいつも訴えています。
でもこれ、わがままというより、猫の“さみしさ”が不器用に出ているだけのこともあるんです。
今日は、そんな「呼ぶのに入らない」問題を入口に、猫がさみしいときに見せるしぐさを5つ、やさしく整理します。
ちょっとだけ、安眠妨害も許せる気持ちになるかも…です。
猫は「さみしい」をストレートに言わない
猫は、人の子どもみたいに「さみしいから抱っこして」と言えません。
だから、気持ちはぜんぶ“行動”に出ます。
しかも猫の行動って、まっすぐじゃなくて、ちょっと回りくどい。
「来てほしい」けど「触られたくない」日もあるし、「近くにいたい」けど「布団の中は落ち着かない」日もあります。
この絶妙な距離感…。猫にしか出せないし、ここが猫のいちばん可愛いところだとねこは思っています。
そして、撫でてほしいけど少し離れたところにいる。
ねこが頑張って手を伸ばして撫でてあげると、目を細めて喉をゴロゴロ…。
「もっと素直になれよ〜」って、ついにやけてしまいます。
猫がさみしいときに見せる5つのサイン
ここからは、「もしかして、うちの子さみしいのかな?」と思ったときに見やすいように、猫が出しやすいサインを5つにまとめます。
全部が当てはまるわけではないし、その日の気分や性格でも変わります。
でも、いくつか重なるときは「かまって」ではなく「安心したい」の合図かもしれません。
① 引っ掻いて鳴くのに、いざ入らない
これは「中に入りたい」というより、「気づいて」「来てくれた?」の確認行動のことがあります。
布団を持ち上げた瞬間に満足して、すっと去っていく…あれ、猫の中では成立してるんですよね。
でも、今、ササちゃんは、毎晩、ねこのベッドで大きな声をあげて鳴きます。ねこが布団をあげて入れてあげてもすぐに出てしまいます。いつも一緒に寝ていたミミちゃんがいなくなったから探しているんだと思います。
猫にとって「いつもいた存在」がいなくなることは、思っている以上に大きな変化なのかもしれません。
だから、何度でも鳴いてくれば布団をあげてササちゃんが納得するまで繰り返しています。今さらながら、ミミちゃんの存在の大きさに気づかされる夜が続いています。
鳴き方の違いにもヒントがあるので、気になるねこ達は、こちらもどうぞ。
② 近くに来るけど、触らせない
これ、拒否じゃないことも多いです。
「そばにいたい」だけの日ってあります。
猫は距離感で安心をとる生き物なので、触らずに“近くにいる”だけで満たされている場合も。
これは、花ちゃんに多いです。花ちゃんは、ちょっと気難しい子なので、微妙な距離感を保ちたがります。それでも、ねこがソファに座っていると、ふっと膝の上に来る。
距離感は難しいけれど、そこがまた可愛いところです。
③ じっと見つめてくる(圧が強い)
何もしていないのに、視線だけが刺さる日。
あれは「かまって」よりも、「今、ここにいるよ」の合図のことがあります。
ねこは、あの目を見るとつい話しかけちゃいます。猫って会話を待ってるとき、ありますよね。
④ “いつもの場所”を取る(枕・座布団・飼い主の場所)
さみしいとき、猫は「匂いがある場所」や「安心できる場所」に寄っていきます。
だから、飼い主の枕を奪うのも「意地悪」ではなく、猫なりの安心の取り方。
⑤ “特定の場所”にだけ座りたがる
猫がやたらと同じ場所にこだわるとき、そこは猫にとって「落ち着く」「守れる」「安心できる」場所だったりします。
今、オッサンたろさんは、花ちゃんお気に入りのビーズクッションを奪い取って、そこを定位置にしています。
花ちゃんは、ねこのベッド。ササちゃんは、ホットカーペットかこたつの中が定位置なので、探すとすぐに見つかるので安心。逆にいつもの場所にいないと探し回る羽目になるので、大変です。
それぞれの“定位置”を知っていると、猫の気持ちの変化にも気づきやすくなります。
ミミちゃんは、いつも窓辺で日向ぼっこしていました。今でも、お気に入りの毛布を敷いて、お天気の日はお骨を日向ぼっこさせてあげています。
さみしい気持ちがあるときほど、猫は「安心できる地点」を確保しようとすることがあります。

「布団に入らない」=拒否ではない
布団の中って、猫にとっては「密度が高い」空間です。
その日の気温、寝具の匂い、飼い主の寝返り、布団の重さ…ちょっとしたことでも「今日はやめとく」に傾きます。
でも、布団を引っ掻いて鳴いた時点で、猫はもう目的の半分を達成しています。
「呼んだら来てくれた」――それだけで安心できる日があるんです。
「さみしい」なのか「警戒」なのか、見分けるヒント
ねこ達が一番迷うのがここだと思います。
目安としては、
- さみしい:近くには来る/目を合わせる/声をかけると反応する
- 警戒:距離が広がる/視線を切る/触ろうとすると明確に逃げる
「心を許していない相手にはしない行動」を知っておくと、誤解が減ります。
ねこ達ができる「ちょうどいい」対応
さみしそうだからといって、無理に布団に入れようとしなくて大丈夫です。
猫が求めているのは、「一緒に寝ること」そのものではなく、「気づいてくれた」「来てくれた」という安心のことも多いから。
- 声をかける(短くでOK)
- 目が合ったら、ゆっくりまばたきする
- 布団を少し持ち上げて、選択肢を見せる
- それでも入らないなら「今日はここまでね」と静かに引く
この「無理に続けない」対応ができると、猫は「ちゃんと伝わった」と感じて、かえって安心することがあります。
ねこは、まばたき以外は全部、やっていますね。
ササちゃんが鳴いてベッドに来たら「入るの?」って聞いて布団をあげる。ちょっと入ってきて出ていく。
これをササちゃんの気が済むまで繰り返します。そのときに「もう、ミミちゃんはいないんだよ。寂しいね」って声をかけて撫でてあげるとしばらく、布団の中でねこにぴったりくっついています。
それから、出ていって、多分、こたつの中に入って寝ているみたいです。
花ちゃんは、ねこの膝の上あたりで寝ているので、朝になると膝が逆の角度に折れたかと思うほど痛くて笑ってしまいます。
猫がいると、人間の思うようには寝れないけれど、それが幸せだし、それに慣れちゃうんですよね。
出たり入ったりするのも可愛い。そしてその時間は有限。

引っ掻いて鳴くのに布団に入らない。
その矛盾は、猫の気まぐれというより、さみしさの出し方が不器用なだけかもしれません。
猫は「来てほしい」といいながら、「触らないで」を同時に出すこともある。
でも、そんな日があるってことは、信頼があるからこそだと、ねこは思います。
ねこ達50代女子ができるのは、完璧に応えることじゃなくて、気づいてあげること。見守ること。
今日も猫は、精一杯の方法で「ここにいるよ」って伝えてくれています。
布団から出たり入ったり、膝の上に乗ったり乗らなかったり、撫でられそうで撫でられない距離にいる時間。
そのひとつひとつが、すべて有限です。
今、居てくれる幸せをかみしめて猫ちゃん達と過ごしてみてくださいね。
きっと、何倍もの愛情で返してくれるはずです。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
ではでは。
