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ねこママと遺言書保管

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ねこ達の年になると、「親のこれから」が急に現実になります。ねこママは、84歳(年女)。本人は、ボケているのか本気なのか、いつも「まだ80歳よ。誰が84歳って決めたのよ!」って怒るけれど、誰が決めたんでもなく、自然の摂理です。

で、そろそろ先のことを考えて遺言書を書こうということになりました。我が家は、財産なんてぜんっぜん!ありません。もう、本当に何もありませんが、”財産がない家こそ揉める”と聞いたことがあります。

そして、ねこパパは、86歳ですが、ねこママに比べてメチャクチャ元気です。まだ、電動自転車で、急な坂を下りたり登ったりして買い物に行きます。歩いて1時間くらいの所に大きな児童公園があるのですが、天気の良い日は毎日、散歩に行くくらいです。でも、耳はメチャクチャ遠い!耳が遠いのは、本人も大変かもしれませんが、周りはもっと大変です。最後は筆談になるくらいです。

そして、我が家の土地は、ねこママ名義です。ねこママが住んでいるところとねこが住んでいるところは隣同士。でも、1つの土地ではなくて2つに分けてあり、両方ともねこママ名義です。

そして、ねこパパは、今住んでいる家の名義人ですが、もう30年以上経っているので、資産価値はほぼ0だと思いますが、ねこママが先に死んだら、ねこパパが土地を相続してしまうと売り払うかもしれません。っていうか、絶対に売り払うつもりです。

だから、そうできないように、遺言書を作成し、法務局に遺言書の保管をしてもらおうと考えたのですが、これが、マジで大変。

まず、全部、自筆。そして、もし、間違えたら横線を2本引いて、印鑑を押し、別の紙に「〇ページ 〇行〇字削除」とか全部書かないといけないのです。それも、A4用紙と決まっています。また、全部載せ住民票と登記簿。登記簿は、余白を1㎝以上作らないといけないので、縮小コピー。全てに別紙1とか別紙2とか書いて、下に、また、ねこママの直筆の署名押印。

1度目は、書き直しに時間がかかりタイムオーバー。(1時間しか予約ができません。もし、1時間では不安だったら2コマ予約したほうがいいです)

2度目は、何度も家で書き直したヨタヨタの字の遺言書。でも、ちゃんと本人が書ききりました。実は、ねこの苗字って結構難しい字なんです。そして、ねこママは、ちゃんと書けたためしがない…(もう、何十年もこの苗字なのに)そして、担当者と話をしている時に、寝始めるねこママ。「あなたの遺言書の話なんですよ。眠いのはわかりますが、頑張って起きていてください」とか怒られてしまいました。

内容自体は、特に何か言われることはありません。そして、ねこに収入印紙(3900円分)を買いに行かせている間に、ねこママに「あなたが、あなたの意志で書いたんですね」っていう確認が入るみたいです。

ねこママのことだから、よくわかっていないけれど、ちゃんとクリアしたみたいです。

そして、受理されてから約1時間くらい待って「保管証」を受け取って終了。この「保管証」は、紛失すると再発行してくれないので、大切に保管してくださいって念を押されました。

今回は、たった3枚くらいの紙に遺言賞を書かせるのに失敗した紙が11枚。「もう、こんな名前じゃないのにする」とかわけわからないことを言い始めるねこママをなだめ、機嫌と体調の良いときに書いてもらうため通算で5日くらいかかりました。

そして、管轄の法務局まで行くのも、もはや旅です。ねこだけなら、40分くらいで行けるところが1時間半ほどかかり、帰りは足が痛くて歩けないといい始め、「ねこママの好きなてんぷら定食を食べて帰ろうね」となだめすかして、やっと動いてくれました。前回も、「歩けない。足がしびれる。頭から来ている」とか言い始めて、脳外科に行ってMRIをとって、「全然平気!」っていわれたばかりなのに。また、「頭から来ている」と言い始めるので、もう、怒っても仕方がないので、「とりあえず、ちょっとずつ歩こうか」といって、少しずつ歩いてもらうしかない…。

今回のことで、もし、遺言書を書いてもらおうと思っている方がいたら、本当に早く済ませたほうがいいですってことを感じました。保管してもらっても、内容は何度でも変更できます。まぁ、その都度、いろいろ書類とか必要にはなると思いますが…

ねことねこママが帰る時も「母が94歳なんですが、ここまで来ないと遺言書は保管してくれないんですか?」って相談に来た人がいましたが、「本人が来てもらった上に、本人確認できるマイナンバーカードなどが必要です」と言われていました。

だから、「まだ平気」とか「縁起でもない」とか思わずに、親が元気なうちに、何をどうするのかをちゃんと決めておく必要があると思います。そうしないと、親も子供もお互いに思った通りに相続させることができないかもしれません。

ねこ達の年になってくると、残念ですが、「親の介護」「親の死」というものが身近になってきます。

もしもの時に困らないように、家族でいがみ合うことがないようにするためにも、遺言書を作っておこうと思うのなら、法務局で保管しておく方法もあるということを覚えておいてくださいね。

法務局に預けておけば、親が亡くなって遺言書が見つかったときに、裁判所に提出する必要がなくなります。

今日は、ねこママの大冒険(遺言書作成と提出しただけだけど)をお伝えしました。

本当に疲れました。デイサービスでは、頑張って運動とかしているみたいですが、家ではグダグダしているので、やっぱり、普段から散歩などに連れて行かないとダメだなぁって実感しました。

そして、今日も「私は、80歳で、あそこの○○さんはいくつだったかしら」とか言うので「ねこママは、84歳。○○さんは、もう何年も前に亡くなってるよ」と教えたら「えぇっ!?」ってのけぞってました。

毎日、新しい発見ができるねこママって、ある意味、最強かもしれません。

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