猫が甘える時に見せる仕草|信頼している人だけに送るサイン
その仕草、あなたに“安心”を預けている合図かもしれません
おはようございます!ねこです。猫って、言葉で「好き」とは言わないのに、仕草だけで気持ちを全部伝えてきますよね。
しかもその甘え方、誰にでも同じ…というわけじゃない。
膝に乗る人、足元で静かに待つ人、眠るときだけそっと寄ってくる人。猫は案外、「甘える相手」をちゃんと選んでいるように見えます。花ちゃんもササちゃんも、ねこ以外の人の膝の上に行くことはありません(ちょっと優越感)
今回は、猫が甘えるときに見せる代表的な仕草と、それがなぜ「信頼のサイン」と言われるのかを、50代女子目線でやさしく整理してみます。
猫が甘えるのは“安心できる相手”にだけ
猫の甘えは、単なる「かまって」ではなく、もっと静かで深い合図だったりします。
猫にとって甘えるという行為は、自分の無防備な部分を相手に見せること。だからこそ、誰にでも向けるわけではありません。
世話係=甘え先、とは限らない
ごはんをあげる人、トイレを掃除する人が、必ずしも「一番甘えられる相手」になるとは限りません。
猫が選ぶのは、「この人のそばにいると落ち着く」という感覚。何かをしてくれる人より、一緒にいて安心できる人を選ぶことも多いのです。
まぁ、我が家の場合は、ごはんもトイレもほとんど、ねこがしています。時々、猫娘や猫息子がやってくれますが、雑なんだと思います。それでも、オッサンたろさんは猫娘一筋です。
猫が安心するのは“予測できる人”
大きな声を出さない、急に抱き上げない、動きがゆっくり。距離感が毎回ほぼ同じ。
こうした“予測できる行動”は、猫にとって大きな安心材料です。猫はサプライズより、日常の安定を好みます。ねこは、花ちゃんたちが無防備に寝ていると、突撃したりするので、ちょっと予測できない人かもしれないけれど、大概は、放っておくのである程度、距離感は予測できていると思います。
冬は甘えが増えやすい(でも寒いだけじゃない)
冬になると、猫が人に近づく場面が増えます。もちろん寒さも理由のひとつ。
ただそれだけでなく、冬は活動量や食欲、1日の過ごし方そのものが変わる季節。心身のリズムが変わることで、安心できる存在をより強く求めるようになることもあります。
確かに、昨日も書きかましたが、猫って冬になると甘えてくるんですよね。寒いからって言うのもあるけど、猫も冬は人恋しくなるのかな…
猫が甘える時に見せる代表的な仕草

猫の甘えは、意外と控えめです。
「これって甘え?」と思うような小さな仕草ほど、実は信頼度が高いこともあります。
すりっと体を寄せる(すりすり)
体や頬を軽くこすりつけてくるのは、「ここは安心」「あなたは仲間」という合図。
猫自身のにおいを付ける行動でもあり、甘えと信頼がセットになった行動です。これは、オッサンたろさんが、猫娘によくやっています。オッサンたろさんは、猫娘LOVEなので。
体を預ける
横に来て、ぺたっと体重を預けてくる。これはかなりわかりやすい甘え。
猫にとって体を預けるのは逃げにくい姿勢。それでもそうするのは、あなたを信頼しているからです。ササちゃんは、幼少期の虐待があるので、人が怖いらしいのですが、ねこのそばに来てちょいちょいと手を出してきます。これは、撫でての合図。
そして、最近、膝の上に乗ってくれるようになりました!17年かけて、やっと膝の上に乗ってくれた時は、びっくりしたけど、驚くとササちゃんも驚いていしまうので、何事もなかったように一緒にテレビを見ていましたが、嬉しかったです💕
近くで眠る
猫があなたの視界に入る距離で眠るのは、「ここは安全」と思っている証拠。
寒い夜に布団の近くや足元、時には布団の中に入ってくるのも、ぬくもりと同時に安心を求めている行動です。
ミミちゃんが、必ず布団の中に入ってきます。ササちゃんも入ってきますが、ミミちゃんに追い出されているみたいです。
ゆっくりまばたきする
目を細めて、ゆっくり瞬きをするのは、緊張していないサイン。
猫なりの「敵意はないよ」「安心してるよ」という静かな愛情表現です。これは、我が家の高齢美魔女軍団は、やってくれないんですよね。むしろガン見です。
小さな声で鳴く
短く「にゃっ」と鳴くのは、「気づいて」「そばにいてほしい」という合図のことが多いです。これも、高齢になるとやらないのかな?とにかく、だみ声&大声で「うにゃ―!うにゃー!」と鳴いて「そばに来い!」とか要求してきますね。
関連記事:猫の鳴き声でわかる気分|不満・要求・甘え
仕草の違いでわかる、猫の信頼レベル

同じ甘えでも、猫の仕草には段階があります。
触られても動かない
撫でても逃げない、体勢を変えないのは、「ここにいていい」と感じている証拠。だいたい飼っている猫は、触っても動かないと思いますよ。皆さんの猫ちゃんたちもそうですよね?
背中を向ける
背中を向けるのは、警戒していないサイン。猫にとってはかなりの信頼行動です。これは、よく花ちゃんがやります。
無言でそばにいる
鳴かず、触れず、ただ近くにいる。これは猫の甘えの中でも、とても深いレベル。これも、みんなやってくれます。猫飼いみょうりに尽きますね。
関連記事:えっ本当?猫の不思議な能力5選
猫に選ばれる距離感は、無理に作らなくていい
猫に好かれようとして、つい頑張りすぎてしまうことはありませんか?
でも猫が安心するのは、「がんばって近づいてくる人」より、「いつも同じテンポでそこにいる人」です。
追いかけない、構いすぎない
甘えに来たら受け取る。来ないときは追わない。その余白が、信頼を育てます。猫は、ツンデレなので、甘えたい時は、自分から寄ってきます。
静かな時間を共有する
話しかけすぎなくてもいい。そばで同じ時間を過ごすだけで、猫は安心します。我が家は、話しかけると「あいつがいた!」くらいの勢いでいろいろ欲求してくるので、静かな時間を共有することに専念しています。ねこが気配を消すくらいの静けさで(笑)
甘えられる“土台”を整える
落ち着ける寝場所、体に合うごはん、ストレスの少ない環境。そうした土台があるからこそ、猫は自然に甘えられるのです。
猫にとって居心地が良いことが一番ですよね。
😽甘える仕草は信頼の積み重ね

猫が見せる甘えの仕草は、「安心している」「ここは安全」という気持ちの表れ。
それは一瞬で作られるものではなく、毎日の積み重ねで育っていく信頼です。
もし最近、猫があなたのそばにいる時間が増えたなら――それは、あなたの存在そのものが“落ち着く場所”になっているのかもしれません。
もちろん、寒いからって言うのもありますが、「大好き!」ビームは、たくさん出ていると思います。
猫飼いのねこ達は、そのビームをしっかり受け止めて今日も下僕活動にいそしみましょう。
どうぞ、猫ちゃん達とのゆったりとした時間を楽しんでくださいね。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
ではでは。
