猫の性格はどうやってつくられるの?愛猫の個性を理解する4つの要因
おはようございます!ねこです。
「うちの猫は甘えん坊」「いやいや、うちの子はツンデレ」──猫と暮らしていると、同じ猫種でもまるで別の生き物のように性格が違うことに驚かされます。我が家のたろさんは、甘えん坊、花ちゃんは人によって甘えん坊でも気分屋。ミミちゃんとササちゃんは、年を取って性格が変わってきました。
そこで、ふと疑問に思ったのが、猫の性格はどうやってつくられるのかな?ってことです。
この記事では、最新の研究や経験をもとに、猫の性格を形づくる主な要因を分かりやすく解説していきます。おウチの猫ちゃんをもっと理解するヒントにしてくださいね。
猫の性格をつくる4つの要因

まず、猫の性格を形成する4つの要因を見てみましょう。
1. 遺伝(血統による性格の傾向)
人間と同じように、猫の性格にも遺伝的な影響があります。たとえばシャム猫は活発でよくおしゃべり、メインクーンは穏やかで社交的、といった品種ごとの傾向が知られています。
もちろん、すべての猫がその通りになるわけではありませんが、「親猫が人懐っこいと、子猫も甘えん坊になりやすい」といった関連性が見られることも。血統や親猫の性格は、子猫の個性に少なからず影響を与えるのです。
確かに、猫も人間と同じ。親と同じような行動をとるようになります。毎日、ご飯をあげている外猫でも、なかなか懐いてくれない子の子どもは、やっぱり人間と距離を置こうとします。
2. 幼少期の経験(社会化の時期)
子猫の性格に大きく関わるのが生後2~7週の社会化期です。この時期に人間に抱っこされたり、他の猫や音・環境に触れたりすることで、将来の性格が大きく左右されます。
この時期に人に慣れた子猫は、成長してからも比較的人懐っこくなりやすく、逆に人との接触が少なかった子猫は、警戒心が強い傾向に。保護猫の場合も、幼少期の経験が現在の性格に影響しているケースが多いです。
でも、花ちゃんは、生後2週間くらいで拾われてウチに来たけれど、結構、警戒心強めなんですよね~。家族には甘えることもありますが、来客とかにはチョー塩対応です。
だけど、これも人間と同じで、小さいうちからいろいろな音や物、人に慣らしておくことって大切です。でも、本当に持ってい産まれた性格ってあるみたいで、なかなか思うようにいかないこともありますが、時間をかけると、少しずつ性格も変わってくるような気がします。
3. 飼育環境(暮らしの安心感)
猫は安心できる環境でこそ、本来の性格を発揮します。静かで落ち着いた空間を好む子もいれば、賑やかな家庭でも元気いっぱいで過ごす子もいます。
ストレスの少ない生活は猫の心を安定させ、穏やかな性格を育みます。逆に騒音や不安定な生活リズムは、攻撃的な行動や引っ込み思案な性格を強めることもあります。
我が家は、基本的に大人しかいないので静かな環境だから、穏やかな性格になるはずですが、花ちゃんは、怖いし…なぜなんでしょうか。
4. 飼い主との関わり方
最後に大切なのが、飼い主との絆です。猫は自分を理解してくれる相手に対して、信頼を寄せ、心を開きます。スキンシップや遊び方、接し方によって、猫の安心感や甘え方は大きく変わるのです。
確かに、あまり人間が好きではない花ちゃんも、ねこにだけは、甘えてきます。最近は、(10年以上かかって)猫娘にも甘えることがあります。
これも、人間の赤ちゃんと同じで小さい時からスキンシップを取ることってとっても大切だと思います。
「猫が大好きな人にだけ見せる仕草」や「特別な鳴き声」には、飼い主への信頼と愛情が込められています。猫が大好きな人にだけ見せる仕草を知ると、その違いをより実感できるはずです。
猫の性格は「固定されたもの」ではない

ここまで紹介した4つの要因は、猫の性格を形づくる大切なポイントですが、性格は一度決まったら終わりではありません。安心できる環境や飼い主の接し方次第で、猫の心は柔らかく変化していきます。
たとえば、最初は人に慣れていなかった保護猫が、時間をかけて信頼を築くことで甘えん坊に変わることもあります。逆に、ストレスの多い環境では穏やかだった性格が神経質になることも。
つまり、猫の性格は「生まれ持ったもの」+「経験や環境」でできあがり、一緒に過ごす時間がその子の性格を育てていくのです。
だから、「この子はこんな性格!」って決めつけないで、ゆっくりと時間をかけて愛情をかければ猫の性格も変わってきます。最初は「シャーシャー」怒っていた子が、ゴロゴロ喉を鳴らしながら、膝の上でくつろいでくれる瞬間なんて、飼い主冥利につきます!
もっと猫の気持ちを知りたい人へ
性格を理解することは、猫の気持ちを読み解くことにもつながります。実際に猫はとても豊かな感情を持っており、笑うことができるという説もあるほどです。
また、鳴き声に隠された気持ちや、「ママだ」と認識している仕草など、猫との信頼関係を深めるヒントはたくさんあります。
猫の隠された気持ちを読み取ってあげるのも飼い主の大切な役目。長く一緒に暮らしていると、ねこの顔を見る顔つきで「あ、おやつね」とか「機嫌が悪いのね」とかわかるようになります。
愛猫の性格は「育てていくもの」

猫の性格は、遺伝・幼少期の経験・環境・飼い主との関わりという4つの要因で形づくられます。そして、それは決して固定されたものではなく、日々の暮らしの中で少しずつ変化していくのです。
ねこ達飼い主ができることは、猫にとって安心できる環境を整え、その子らしさを大切に育ててあげること。そうすれば、猫との時間はますます豊かで愛しいものになります。
自分だけに懐いてくれるようにしてしまうと、自分に何かあったときに困るので、なるべく、他の人にも懐いてくれる性格になるようにした方がいいと最近はつくづく思います。
猫との暮らしをもっと快適にするために

愛猫の性格を理解することは大切ですが、暮らしの工夫も欠かせません。おすすめのサービスやアイテムをご紹介します。
- 【犬・猫の総合情報サイト『PEPPY(ペピイ)』】 ─ ペット用品通販や獣医師コラム、SNSまで揃う総合サイト。おもちゃや猫砂など何でも揃うので、重いものや大きいものは通販が便利です!
- ペットの毛がつきにくくなるおしゃれ着洗剤 ─ 猫と暮らす家庭の強い味方!猫ちゃんと遊んだ後は、洋服が毛だらけですよね!
- カナガン ─ 生涯に渡って本来の最適な食生活をサポートするプレミアムフード。いつまでも猫ちゃんに健康でいてほしいと思うものです。
愛猫の性格を理解し、暮らしを整えてあげることは、50代女子にとっても心豊かな時間につながります。猫と一緒に過ごす毎日を、もっと楽しく快適にしていきましょう。
飼っている猫ちゃんの性格を無理に変えようとしないで、愛情を持って接していれば、きっと距離は縮まっていきます。気長に猫ちゃんのペースで見守ってあげてくださいね。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
ではでは。
