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保護猫や外猫をお迎えしたときに注意すべき5つのこと|50代女子と猫ライフ

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おはようございます!ねこです。

ねこ達50代女子にとって、保護猫や外猫を家に迎え入れることは「新しい家族を迎える」という大きな決断です。

ねこは、nekotaママが猫好きなこともあって、生まれてから今まで、一度も猫がいない生活をしたことがないくらいなのですが、きっと、初めて「猫を飼おう」と考えてくださった方は、猫との暮らしに期待と不安でいっぱいだと思います。

愛らしい存在を守りたい気持ちと同時に、「本当に上手くいくのかな?」という心配もつきものですよね。

この記事では、保護猫・外猫をお迎えしたときに注意すべき5つのポイントをまとめました。経験者としての実感も交えながらお伝えします。これから猫を家族に迎えたい方の参考になればうれしいです。

でも、結論から言うと、なんだかんだと言いながらも、うまくいくものです。でも、それは、多分、飼い主さんのいろいろな犠牲の上に成り立っているんですけど、それを凌駕するくらい猫って可愛い存在なので…


目次

1. まずは必ず動物病院で健康チェックを

外で過ごしてきた猫は、体の中に寄生虫を持っている場合や感染症にかかっていることがあります。最初に必ず動物病院で健康診断を受けましょう。ワクチン接種、血液検査、ノミ・ダニ・回虫などの寄生虫チェックは欠かせません。

譲渡会などで譲り受けた場合は、病院で検査などを済ませてくれていることもあるので、確認してみてくださいね。

道で子猫を拾った、外猫をおウチに入れる決心をした!と言う場合は、必ず一度、病院で健康診断を受けるようにしてください。

特にお腹の虫の駆除は重要です。体調が悪いまま新しい環境に入ると、猫にとっても飼い主にとっても負担が大きくなります。猫が危ない!?関東で初のマダニ感染リスクの記事でも書きましたが、外で暮らしていた猫は特にリスクが高いので注意が必要です。

また、病院での診察は「安心して暮らし始めるための第一歩」。これを怠ると後々のトラブルにつながりかねません。


2. 猫が安心できる空間づくり

新しい環境は猫にとってとてもストレスフル。いきなり広いリビングに放すよりも、まずは静かで安心できる小さな部屋から始めましょう。トイレ・水・ご飯・隠れられる場所を用意するのが基本です。

さらに、猫にとって危険な観葉植物や誤飲しやすい小物は片付けておくことが大切。安全な空間づくりについては猫がいる家でも安心♪置いてOKな観葉植物の記事も参考にしてください。

ねこは、大きなゲージとかを用意したことはないのですが、よく、保護猫を慣らして譲渡会につなげるようなテレビ番組では、猫がそこで生活できるような大きなゲージに入れて少しずつ慣らしていくので、多分、初めて猫ちゃんを飼う場合は、大きなゲージを用意したほうが猫ちゃんも飼い主さんも安心だと思います。

わが家は、がさつなので、新しい子が来ても段ボールとおもちゃを用意して、他の猫が出入りできない部屋で少しの期間隔離するくらいです。そして、時間を決めて少しずつ一緒に遊んだりして慣らしていきます。そして、もう大丈夫かなと思ったら、部屋のドアを開けて、自由にさせます。

新米の猫ちゃんも先住猫も、怖いけれど興味津々って感じで、お互いに距離をとりながら観察して少しずつ慣れていきます。他の猫と仲良くできない子もいますが、それでも、何となくお互いのテリトリーを守りながらうまくやっていくようになりますよ。

猫って、平和主義者なので、だいたいは大丈夫です。


3. 猫の心を尊重する接し方

保護猫や外猫は、人間に慣れていないことも多いです。無理に抱っこしたり、なでたりせず、猫が自分から近づいてくるのを待ちましょう。

最初はシャーッや強烈な猫パンチをもらったりすることもありますが、それは「怖い」気持ちの表れ。焦らずゆっくり関係を築くことが大切です。保護猫が懐かない?人見知り猫と仲良くなる方法の記事も参考にしてみてください。

50代女子にとっても、猫との信頼関係は「焦らず待つ」ことが鍵。時間をかけて少しずつ心の距離を縮めていきましょう。

だいたいの猫が大好きな「ちゅ~る」を指先につけて、舐めてもらう…とか他に気を逸らしてそっと背中を撫でてみるとか…知らないうちに撫でられていたことに気づいたときの「やられた!」って顔も可愛いです。

恐がりの猫ちゃんの場合は、のんびりです。のんびりゆっくり、そっと距離を縮めていきましょう。


4.飼育環境と生活リズムを整える

猫は環境の変化に敏感で、「安心できる日常」を感じられないとストレスを抱えてしまうことがあります。ですから、環境と生活リズムを整えることは、保護猫・外猫をお迎えするときに非常に大切です。

🔒 外に出させないことが命を守る

一度家に入れた猫は、どれだけ外に出たがっても、絶対に外に出さないようにしてください。たとえ玄関ドアや窓から脱走しようとする仕草を見せても、飼い主であるねこ達の責任でそれを防ぐべきです。

もし猫が外に出てしまったら、過酷な野外生活へ逆戻りしてしまいます。外には交通事故、野犬・野良猫とのけんか、飢え、病気、寄生虫など多数のリスクが待ち受けています。そのような状況に猫を戻してはいけません。

リンク先の記事 もし猫が脱走したら?探し方と予防策で愛猫を守る方法 でも、脱走の危険性や対応策を述べています。猫が「外に出たい」とアピールしても、家の中で安全に暮らすことが猫自身の幸せにつながるのです。

🕰 生活リズムを整えて「ここが居場所」と感じさせる

  • 毎日決まった時間にご飯を与える
  • トイレ掃除のタイミングを一定にする
  • 遊ぶ時間(コミュニケーション時間)を習慣化する

こうしたルーティンが猫に安心感を与え、「ここが自分の家だ」という意識を育みます。

なかには、夜中に鳴いて「外に出たい」と訴えてくる子もいるでしょう。そんなときには、鳴き声の意味を知るのが助けになります。こちらの記事 猫の鳴き声に隠された気持ち もぜひ参考にしてみてください。

もし鳴き声で気持ちを理解できれば、不必要に外に出そうとしてしまう行動を抑え、室内での落ち着いた生活へ繋げやすくなります。

猫との暮らしは、ねこ達50代女子にとっても「生活のリズムを整えるきっかけ」にもなります。お互いに心地よく過ごせる習慣を作っていきましょう。


5. 長期的な視点で「一緒に暮らす覚悟」を持つ

猫の寿命は15年〜20年。お迎えしたときは子猫でも、いずれ高齢猫となります。そのときに必要な医療費や介護、日々のお世話を考えて「最後まで一緒にいる覚悟」が大切です。

初めて猫を飼う方は、オス猫?メス猫?初めて飼うならどっち?の記事も参考にして、自分に合った猫との暮らし方を考えてみてください。

また、猫を飼う前に知っておきたいことはこちらの記事にまとめています。

でも、できれば、成猫を飼ってあげて欲しいとねこはいつも思っています。譲渡会でも子猫は可愛いからすぐに飼い主さんが決まりますが、大人の子はなかなか飼ってくれません。でも、大人の猫って、実はもう性格もわかっているし、落ち着いているのでとっても飼いやすいんですよ。


猫を飼おうと考えているのなら譲渡会や外猫ちゃんを!

保護猫や外猫をお迎えすることは、ねこ達にとってかけがえのない家族との出会いです。ただし、そのスタートには少しの準備と大きな覚悟が必要。

  • 動物病院での健康チェック
  • 安心できる空間づくり
  • 猫の心を尊重した接し方
  • 生活リズムを整えること
  • 最後まで一緒にいる覚悟

この5つを意識すれば、きっと猫との暮らしは穏やかで幸せなものになります。さらに詳しい準備の流れはこちらの記事もぜひご覧ください。

猫を飼うと、猫がいなかった頃の生活が想像できないくらい楽しくなります。逆に猫がいない生活を考えると、静かすぎる家を想像して辛くなります。

あんなに小さな生き物なのに、その存在感たるや…

猫ちゃんをお迎えしようと考えてくれている方がいるのなら、ぜひ、お迎えしてあげてください。

きっと、楽しい毎日が待っているはずです。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

ではでは。


おすすめアイテム

猫と快適に暮らすために役立つアイテムもご紹介します。

猫を迎えることは大きな責任ですが、その先にはかけがえのない日々が待っています。50代女子=ねこ達にとっても、人生後半を彩る豊かな時間になるはずです。

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