おはようございます!ねこです。
「夜中に猫が走り回って眠れない!」「明日も会社なのに勘弁して~」
猫と暮らしている方なら、ねこあるあるですよね? 日中はぐっすり眠っているのに、夜になると急に大運動会を始めたり、大きな声で鳴いたり。
なぜ、昼間、あんなに寝ていて、夜大騒ぎするのよ!って言いたくなりますが、猫には猫の事情があって…
そこで、今回の記事では、猫が夜に騒ぐ3つの理由と、すぐに試せる3つの対処法をご紹介します。
猫が夜中に大騒ぎをする理由
さぁ、始まりました。今晩も猫の大運動会が…。猫たちは、眠剤を飲むわけにもいかないし、布団を頭からかぶるか、諦めてテレビやスマホを見るしか選択肢がありません。
そんな時、猫に邪魔されずにゆっくりと映画鑑賞でもして過ごすのはいかがでしょうか?
でも、なぜ、夜中に大騒ぎをするのでしょうか。この記事ではその原因と対策を徹底解説します。
理由1:猫はもともと夜行性の動物
猫は、薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)といって、厳密には「夜行性」ではありません。しかし、野生時代は獲物(ネズミや小鳥など)が活発になる明け方や夕方に狩りをしていました。
この習性が、家猫にも残っているため、夜中に狩りの本能が目覚めてしまうのです。そして、少しでも飼い主のためにエサを探そうとしてくれているのかもしれませんよ。
理由2:日中の運動不足とストレス
日中、お留守番の時間が長かったり、遊びが足りなかったりすると、有り余る体力を夜に使って発散しようとします。
また、生活環境の変化や飼い主さんとのコミュニケーション不足も、猫にとっては大きなストレス。そのストレスを解消するために、夜中に大きな声で鳴いたり、走り回ったりすることがあります。
ペットカメラで見ても、昼はへそ天で寝てるしね~
理由3:空腹や体調不良
お腹が空いたときや、体のどこかに痛みや不調を抱えているときも、鳴き声が大きくなったり、落ち着きがなくなったりすることがあります。
特に、高齢の猫の場合は認知症の初期症状として、夜鳴きが増えることも。我が家の高齢美魔女猫ミミちゃんも、夜鳴きをすることがありますが、、さすがにご高齢のため、運動会はできません。しばらく鳴いて、また寝てしまいます。
いますぐできる!夜の騒音対策3選
夜の運動会を何とかしたい!これ、猫飼いさんの切実な悩みですよね。
ねこなんて、高齢美魔女猫軍団が若かったころは、見境なしに走り回るので、顔から布団をかぶっていないと顔じゅうひっかき傷だらけになってしまうような状態でした。今では、良い思い出です(笑)
対策1:寝る前にたっぷり遊んであげる
猫の体力を適度に消耗させることは、夜ぐっすり眠ってもらうための最も効果的な方法です。
寝る前の10〜15分、レーザーポインターやおもちゃを使って、全力で遊んであげましょう。狩りの本能を満たしてあげることで、満足して眠りにつくことができます。
猫とのコミュニケーションも図れるし、猫の体調もチェックできるので、一石二鳥です。ねこ達も会社や家でイヤなことがあっても猫と遊んでいるうちに「ま、いいか」って気持ちにもなれますよね。これ、猫のヒーリング効果ですよ。
ついでに、レーザーポインターなら、ねこ達は、体力を使わないのですむって言う利点もあります!
猫と一緒にいると、不思議と心が穏やかになって、毎日が楽しくなりますよね。猫と暮らすことが、心の健康だけでなく、美容にも良い影響を与える理由について掘り下げています。→ 50代女子 猫と暮らすときれいになれるってホント? | 50代からのキレイと猫ライフのススメ
このおもちゃ、初めて見たけれど、面白そう。たろさんに試してみようかな。高齢美魔女猫軍団に囲まれて、いつも独りぼっちだから…
対策2:生活リズムを整える
猫の体内時計を整えることも大切です。
毎日同じ時間に食事を与え、同じ時間に遊んであげることで、猫は「この時間はおとなしくしていればいいんだな」と学習します。
また、夜は早めに電気を消し、静かな環境を作って「今は寝る時間」と教えてあげましょう。
猫も、飼い主が寝ると、「あれ?寝る時間?じゃ、寝るか」となって、人間と同じサイクルで寝てくれるようになってきますよ。
猫が「ニャー」と鳴く、あの愛らしい鳴き声。でも、実はその声色や大きさによって、猫は色々な気持ちを伝えているのをご存知ですか?猫の気持ちをもっと深く理解したい方は、こちらの記事もぜひ読んでみてください。→ 猫の鳴き声に隠された気持ち|50代女子がもっと猫と分かり合えるヒント
3:環境を整える
猫が安心して過ごせる環境を用意してあげることも大切です。
🐈ご飯:寝る前に少量の食事を与えて、空腹を予防しましょう。自動給餌器を活用するのも良い方法です。
🐈トイレ:トイレが汚れていると、落ち着かずに鳴いてしまうことも。寝る前にきれいに掃除しておきましょう。
🐈寝床:お気に入りのベッドやブランケットを用意してあげると、安心して眠りにつくことができます。
猫って、意外と、自分のルーティンを持っているので、そのルーティンを行っている時は、邪魔をしないで見守ってあげてくださいね。我が家のたろさんは、寝る前に、自分の寝る場所の周りをぐるぐる3周してから指定の位置で寝るそうです。そうすると、納得して寝てくれるみたいですよ。
これから新しい家族として猫を迎えようと考えている方へ。オス猫とメス猫にはそれぞれ異なる性格や特徴があります。どちらの猫があなたのライフスタイルに合っているか、こちらの記事でチェックしてみてください。→ 初めて飼うならオス猫?メス猫?どっちがいいの?【メリット・デメリットあり】
飼い主が不在の時でも、決まった時間にご飯をあげられるようにしておけば、規則正しい生活が送れるようになりますよ。これは、カメラもついているので、不在時の様子も見られて安心です。
ねこも他の猫がマーキングや夜鳴きがひどい時に、獣医さんに相談したら、このフェロモン拡散器を紹介されました。これで、だいぶ効果があったような気がします。試してみても良いかも。
対策4:夜鳴きには反応しない
夜中に猫が鳴いていても、すぐに反応しないようにしましょう。
「鳴けば飼い主さんがかまってくれる」と学習してしまうと、夜鳴きが悪化する可能性があります。心を鬼にして、無視することも時には必要です。
ねこは、これです。無視して寝ます。そうすると、猫達もつまらなくなるのか、自然に解散してくれます。
夜中の運動会は本能だから仕方ないけど、何とかなるよ!

猫が夜に騒ぐのは、本能的な行動やストレス、体調不良が原因であることがほとんどです。
まずは、日中の運動量を増やしたり、生活リズムを整えたりするなど、できることから試してみてください。
それでも改善が見られない場合は、病気の可能性も考えて、一度獣医師さんに相談してみることをお勧めします。
猫も猫飼いさんも、毎日ぐっすり眠れる幸せな夜を過ごせるよう、一緒に頑張りましょう!
「もう一匹、猫を迎えたいけど大丈夫かな?」と悩んでいませんか?多頭飼いを始める前に知っておきたい、メリット・デメリットから、猫同士が仲良くなるための注意点まで、詳しくまとめました。→ 【猫の多頭飼いは大変?幸せ?】後悔しないためのメリット・デメリット・注意点まとめ
多頭飼いすると、昼間も勝手に遊んでくれて、夜中も勝手に遊んでくれたり、先輩猫に怒られて夜は静かに寝てくれることもありますよ。
猫の大運動会も、実は、猫飼いさんにとっては、嬉しい騒音だったりします。「お。今日も元気だな」とか…そのうち、BGMで眠れるよういなるかもしれません。
毎日、猫がいてくれる幸せをかみしめて生きていきましょう。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
ではでは。