【保存版】猫がかかりやすい病気と対処法まとめ|初心者でもわかる!おうちケアの基本

当ページのリンクには広告が含まれています。

猫との暮らしを始めたばかりのあなたへ。

初めて、猫ちゃんをおウチにお迎えすると、いくら、その前にネットなどで調べていても、実際に飼うと思っていたことと違うことが多くて戸惑いますよね。

特に、体調の変化には、毎日、ビクビクしてしまうのではないでしょうか。

「昨日は、あんなに食べたのに、今日は食べてくれない」「なんかぐったりしている」「くしゃみをしているけれど、風邪?」初めての猫ちゃんなら、心配するのは当然です。むしろ、初めてなのに、スルー出来ちゃう方がねことしては、不安。

そこで、今回は猫がかかりやすい病気と、その対処法を初心者さんでもわかるようにやさしく解説していきます。

いざというとき慌てないように、この記事を“猫育てバイブル”としてブックマークしておいてくださいね♪

目次

1.猫がかかりやすい5つの病気

今回は、特に猫がかかりやすい病気を5つピックアップしてみました。

猫風邪(上部気道感染症)

猫風邪と言うのは、あくまでも俗称で正式名称は「上部気道感染症」と言って、軽く見てはいけない病気です。

「猫風邪」って聞くと、「あ、猫ちゃんの風邪なんだ」と簡単に考えてしまい、人間と同じで寝てれば治るなんて思ってしまいますよね。しかし、原因はウイルス(ヘルペス・カリシなど)で、特に子猫や免疫力が弱い子がかかりやすい病気です。

よく、子猫を拾ってきたときに、目が開いていなかったり、鼻水でグジュグジュだったりしたら、この猫風邪を疑ってすぐに病院へ連れて行ってあげてください。

我が家のたろさんは、保護した時に、病院へ連れて行ったら、猫風邪で、目に瞬膜がかかり、失明するかもしれないと言われした。幸い、手術が成功して、目が見えるようになりましたが、よく見ると、右目の瞳孔がユラユラしています。

猫風邪は、侮ってはいけない病気です。もし、子猫を保護したら、まず、健康診断も兼ねて病院へ連れて行って検査と治療を行ってあげてくださいね。

そして、おウチでは、こまめに水分を補給して暖かくしてあげてください。あと、目の周りや鼻も清潔に保つようにすることも大切です。

下部尿路疾患(トイレトラブル)

「トイレに行くけど出てない」「おしっこがピンクっぽい」そんな時は膀胱炎や尿石症のサインかも。

我が家のササちゃんは、時々、膀胱炎になります。膀胱炎になると、人間と同じで残尿感があったり、排尿時に痛みや気持ちの悪さがるみたいです。

猫砂の掃除をするときに、おしっこの色などをチェックして「おかしいな」と思ったら、そのおしっこのついた猫砂を持って病院に行ってください。ペットシートにしている場合は、そのシートを持参してくださいね。

膀胱炎なら、人間と同様、炎症を抑える薬を飲めば、すぐに治ります。

おウチでは、たくさん、水分を取るように心がけてあげてくださいね。

また、ストレスや肥満も下部尿路疾患の原因となります。

ノミ・ダニ感染症

痒がる・毛をかじる・やたらと毛づくろいしてるときは、ノミやダニの仕業かも。

特に、お外にいた猫ちゃんを保護した場合は、ノミやダニがいることが考えられます。

一度、病院に連れて行って、シャンプーしてもらうと良いですよ。また、ノミやダニの予防薬もあるので、病院で処方してもらいましょう。

猫ちゃんは、室内飼いが基本だと猫は思ってますが、室内飼いでもノミ・ダニの予防薬は使った方が良いかもしれませんね。

歯周病・口内炎

「よだれが多い」「口を気にして食べない」場合は、歯や口のトラブルが疑われます。

歯周病や口内炎で、ご飯があまり食べられないようであれば、病院で治療をしてあげてください。

今は、デンタルケアのおやつなどがあるので、普段から、そんなおやつをあげておけば安心ですが、高齢の猫ちゃんは、歯周病や口内炎になりやすいので、特に、注意してあげてくださいね。

猫白血病・猫エイズ(ウイルス感染)

外に出る猫、保護猫さんに多いウイルス感染症


初期は無症状でも、免疫力が落ちて様々な病気を引き起こしますが、必要以上に怖がることはありません

この病気にかかっているかを調べるには、病院で血液検査をしてもらえばわかります。

今は、ワクチンもあるので、完全室内飼い&多頭飼いの場合は、ワクチン接種をお勧めします。

一度かかると完治は難しい病気ですが、発症しないで猫生を終わる子だっています

人間には感染しませんが、猫間では、感染してしまうともあるので、もし、多頭飼いで1匹だけキャリアだった場合は、その子だけ、別の部屋で飼ってあげるなどの配慮が必要となります。

こんな症状が出たらすぐ病院!

こんな症状が出たら、すぐに病院へGO!

・食べない・飲まない

・トイレに長時間こもる

・呼吸が荒い

・口を開けて呼吸している

・高い声で鳴く(痛がっているサイン)

ちょっとした“いつもと違う”が病気のサイン。


猫は我慢強い生き物なので、小さな変化を見逃さないことが大切です。

また、具合が悪いと、暗くて狭いところに籠ってしまう子もいます。ご飯になっても出てこない。様子がおかしい…そんな時は、無理やりでも出して、病院へ連れて行ってください。

この「おかしいな」って言うのは、いつも一緒にいる飼い主さんの勘ですが、この場合の勘は、たいがい当たります。

おウチでできる!基本の予防法

では、おウチでできる基本的な予防法はあるのでしょうか。

・毎日の観察が命を守る!

目・鼻・口・毛・おしっこのチェックを習慣にしてください。っていうか、いつも猫ちゃんのお世話をしていれば、自然に違和感に気づきます。

・ストレスを減らす

猫ちゃんが安心できる隠れ家や高いところを用意してあげると、ストレスが軽減されます。あとは、無理にだっこをしたり構いすぎないことも大切です。

・清潔な環境をキープ

猫ちゃんは、人間が思ってるよりきれい好きです。

トイレや食器、寝床はこまめに掃除をしてあげてください。

我が家の高齢美魔女ミミちゃんは、冬になると、窓辺にある専用毛布を毎朝、一度、消臭スプレーをして日に当ててからでないとそこで寝ないというこだわりぶり。

猫って、お日様の匂いが大好きみたいです。

・定期的な健康診断&ワクチン接種

3種混合とか定期的に打った方が良いワクチンがあるので、なるべくワクチン接種をしてあげると良いですね。


かかりつけの動物病院は“命綱”

病気は「早期発見・早期治療」が命を救います。


いざという時に慌てないように、家の近所に動物病院はあるかを確認しておきましょう。

そのとき、その病院の口コミや開院閉院時間やお休みの日などもチェックしておいて、「この病院がいい!」と思ったら、一度、健康診断やワクチン接種を兼ねて病院に行っておきましょう。

先生と猫ちゃんや飼い主さんとの相性もありますしね。

信用できる獣医師が近くにいるって本当に心強いですよ。

猫の健康を守るのは“あなたの気づき”

猫は話せないぶん、飼い主の気づきが頼りです。


だから、少しの変化も見逃さず、「あれ?」と思ったら迷わず病院へ!

そして何より、普段からしっかりコミュニケーションを取っておきましょう。

例え、撫でたときに嫌がられて噛まれたって、その時に、「いつもと違うな」「噛み方が弱いな」って思うかもしれません。

その「あれ?変だな?」って思ったことによって病院に連れて行き、病気がひどくなる前に治せることだってあります。

猫ちゃんは、飼い主であるあなたしか頼れる人がいなんです!

日々、猫ちゃんとふれあうことで、病気の早期発見にもつながりますよ♪

そして、猫ちゃんも飼い主さんもみんなが健康で幸せでありますように。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

ではでは。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次