昨日のニュースで、女優の広末涼子さんが「双極性感情障害」であることを公表されました。
そのニュースに触れたとき、ねこは、静かな衝撃を受けました。
華やかな世界で活躍してきた彼女が、そんな苦しさを抱えていたなんて――。確かに、少しって言うか結構危ない言動が報道されていたので、ちょっと本当の病気なんじゃないかなとは思っていたのです。
でも、病名が発表されたことで、「もしかしたら私たちねこ達(=50代女子)も、同じように心が揺れていることがあるのかもしれない」と思ったのも事実です。
そこで、今回はこの「双極性感情障害(そうきょくせいかんじょうしょうがい)」について、そして、心の不調と向き合うヒントを、ねこなりの視点で綴ってみようと思います。
双極性感情障害とは?|気分の波に揺れる“こころの病”
双極性感情障害は、気分の浮き沈みが極端に現れる精神疾患です。
かつては「躁うつ病」と呼ばれていたもので、今では医療現場でもこの名称が一般的になっています。
「あ、躁うつ病のことなのね」って思った方も多いですよね。ねこも、感情の浮き沈みが激しい病気=躁うつ病として認識していましたが、正しい病名は、双極性感情障害と言うのですね。
主な特徴:
気分が“極端に”上下する心の病
双極性感情障害は、「気分の波が激しくなる」心の病気です。
- ハイテンション(躁状態)のときには、気分が高揚しすぎてしまい、
- 寝なくても元気、
- 次々とアイデアが浮かぶ、
- 買い物が止まらない、
- 攻撃的になる
といった行動が現れます。
- 一方、落ち込み(うつ状態)の時期には、
- やる気が出ない、
- 眠れない、
- 自分を責めてしまう、
- 死にたいと感じてしまう
など、まったく逆の状態に陥ってしまいます。
この「振れ幅の大きさ」が、特徴のひとつです。
そして、2つが周期的に繰り返されるのが特徴です。例えば、さっきまで笑っていたのに、急に悲しくなって泣き出した…ねこ達にも、少しは覚えがあるかもしれません。
それは、50代を迎える私たちにとっては、「更年期」との重なりが症状を見えにくくすることもあり得ます。
ねこは、メンタルクリニックで、「うつ病」一歩手前の「うつ状態」と診断されています。基本的にいつも心が沈みがちな方なんですが、ハイテンションとネガティブな感情を行き来するっていうのは、考えただけでもしんどそうです。
そして、メンタルクリニックではっきり病名がわかるまで、更年期障害かと思ってレディースクリニックを何軒も周り「気のせい」と言われて落ち込むというのを繰り返しました。
双極性感情障害で、自分でコントロールできないとなると、結構、周囲も振り回されるし、自分も「どうしちゃったんだろう」ってふと思ったりするんでしょうね。それって、辛いですよ。
なぜ起きるの?|誰にでも起こり得る心の病気
双極性感情障害の原因は、まだ完全には解明されていません。
でも、次のような要素が複合的に関係していると考えられています。
遺伝的な要因
ストレスや生活環境の急激な変化
脳内の神経伝達物質のバランスの乱れ
芸能人が公表することで、「私もそうだったかもしれない」と気づく方が増えているのは、ある意味希望でもあります。
これは、本当です。自分でも周囲に責められて、訳が分からない状態だったのが「もしかしたら、病気かも」って思えて病院に行ければ、治療の第一歩になるんですから…
治るの?向き合い方は?|完治よりも“安定”をめざして
気になるのは、「この病気、治るの?」ということ。
答えは──
“完治”は難しいけれど、“安定して生きやすくすること”は可能です。
治療には次のような方法があります:
- 薬物療法(気分安定薬、抗うつ薬、抗精神病薬など)
- 心理療法(カウンセリング、認知行動療法など)
- 生活習慣の改善(睡眠リズム、食事、ストレス管理)
「心を休ませること」も、治療のひとつ。
がんばりすぎないこと、抱えすぎないことが、何よりも大切なのです。
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もし、「最近なんだか気持ちがザワザワするな」と感じたら、この自然なアプローチをぜひ試してみてくださいね。
ねこ達50代女子に伝えたい|“心のケア”はもっと身近にあっていい
ねこ達は、家族のため、社会の中での役割のために、いつの間にか「がんばるのが当たり前」になってきました。
でも、そのがんばりが、自分の心を疲れさせてしまうこともあります。
だから、50代女子も他人事ではないということを覚えておきましょう。
「芸能人だけの病気じゃないの?」と感じる方もいるかもしれません。でも実は、誰にでも起こる可能性がある心の病気です。
特に、50代は人生の大きな節目。
- 子育てが終わった
- 親の介護が始まった
- 仕事や人間関係の見直し期
- 更年期の影響
こうしたタイミングで、心が揺らぎやすくなるのは自然なことなのです。
ねこは、13歳を過ぎたシニア猫たちと暮らしながら、心の声に耳を傾ける時間が増えました。
猫達の穏やかなまなざし、ゆったりとした動きに、何度も救われてきたのです。
▶ 【50代女子とシニア猫】13歳を過ぎたうちの子たちが教えてくれたこと
そして感じるのは、「何気ない日々」の中にこそ、心を整えるヒントがあるということ。
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毎日の気持ちを簡単に記録していくことで、心の波を理解し、少しずつ自分のペースで変化していくサポートをしてくれます。 50代女子の心のセルフケアにぴったりです。
日常こそが、心の薬かもしれない|猫との暮らしから学ぶこと

ゆっくりお茶をいれる朝。
お気に入りのルームウェアで過ごす雨の日。
猫と並んでお昼寝する午後。
そんな小さな時間が、心をふわっとほどいてくれます。
▶ 【50代女子と猫のリアルな日常】毎日がちょっと幸せになるヒント
心が疲れたなと思ったときこそ、そんな時間を大切にしてみてください。
ねこ達50代女子には、その「選ぶ自由」がきっとあるはずです。
そして、自分の心を守ってくださいね。少しでもつらいことがあったら、メンタルクリニックに行くのも方法です。
ねこも、メンタルクリニックで、先生に話を聞いてもらうだけで気持ちが楽になります。親でも子でも友達でもない、全く関係ない人だから話せることだってありますよ。
広末さんが自分の心の状態をオープンにしてくれたことで、みんなが「心の揺らぎは恥ずかしくない」と思える社会になってほしいと願います。
誰かの痛みが、別の誰かの希望になる。
そんな連鎖が広がりますように。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
ではでは。