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猫を悲しませる飼い主の行動──知らずにやっていない?50代ねこからのお願い

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おはようございます!ねこです。

最近、「うちの子、なんだか元気ない……?」と思うことはありませんか?そんなとき、原因は飼い主であるあなたの意外な日常の行動かもしれません。

猫の気持ちを傷つける代表的なNG行為と、今すぐできる改善策をねこの言葉でまとめました。

ねこ達が良かれと思ってやったことが猫を傷つけちゃうなんて…人間関係にもありますよね。

目次

猫は繊細な心を持つパートナー

猫は小さな変化でもストレスを感じやすい生き物です。飼い主の声や行動、家の匂い、生活リズムが猫の安心感に直結します。

ちょっとした“無関心”や“乱暴な叱り方”が、猫の心を深く傷つけることが専門家の指摘でも報告されています。

我が家の猫もルーティンをとっても大切にしています。飼い主のねこからみると、「めんどくさいな」と思うことでも、猫達にとっては、心を落ち着かせるための行動だったりするんですよね。

ねこを怒る時は、メッチャ怖いのに、ガラスの♡なんて…。ねこの方がガラスだわ!って思っちゃいます。

猫を悲しませる飼い主の行動5つ(避けたいこと)

では、飼い主のどんな行動が猫を悲しませてしまうんでしょうか…

1. 長時間の放置・完全な無視

仕事や用事で長時間家を空けるのは仕方ないこともありますが、構ってほしいときに完全に無視する習慣は「あなた=安心できる人」という記憶を薄れさせます。寂しさから食欲低下や隠れる行動につながることも。

ねこは、出かけるときは、必ず「行ってくるね~」と声をかけて、帰る時間も伝えています。相手は動物だから、何もわからないかもしれないけれど、ちゃんと気にかけてくれてるんだって言う信頼関係につながると思うんですよね。

2. 強い叱責や大声で叱る

叩く、怒鳴るなどの強い罰は猫の恐怖心と不信感を育てます。叱る代わりに「望ましい行動を増やす」方法(環境調整やご褒美)が、猫の心を守る近道です。

特に、声を荒げたり、ぶったりするのは絶対にダメです。危ないことをして注意するときは、大きな声で注意を促すこともありますが、名前は呼びません。そして、その時にすぐ叱るようにします。

飼い主が気分で褒めたり叱ったりするのは、絶対にやめてくださいね。これは、人間に対してもですけどね。

3. 大切な「しるし」や物を勝手に処分する

猫にとってお気に入りの布や箱、匂いのついた物は「居場所の証」。勝手に捨てたり片付けたりすると、安心できる居場所を奪うことになり、落ち込みやストレス行動を招きます。

これ、よくやっちゃうんですよ。だから、ボロボロになった猫じゃらしの捨て時がわからなくて、たまる一方ですが、もし、ねこがすごく大事にしていたものを、勝手に捨てられたら結構傷つきます。

4. 生活リズムの乱れ(ごはん/遊びの不規則)

ごはんや遊びの時間が毎日バラバラだと、猫は不安を感じやすくなります。規則的で予測可能な日常は、猫の幸福度を高めるんですよ。

基本的にルーティンで生きている猫達は、エサの時間にも彼らなりのルールがあります。遅れるときは、「ごめんね。遅くなっちゃって」と一言言っておくと良いでしょう。

あと、寝る前のおやつも、あげたりあげなかったりすると、多分、悲しくなっちゃうと思うので、ルーティンになっちゃったなと思ったら、ちゃんと続けるようにしてあげてくださいね。

5. 比較・えこひいき・無関心

多頭飼いで明らかに差をつけたり、反応が薄いと猫は「自分は愛されていない」と思うことがあります。個々の性格に合わせた関わりが大切です。

我が家は、どうしても最高齢のミミちゃんが中心になっておやつやご飯をあげるので、側に居るササちゃんは、結構、可哀想な思いをさせちゃっているなって思っています。

だから、時々、ササちゃんにだけこっそり、おやつをあげたりします。もちろん、それを花ちゃんに見られてしまったら、花ちゃんにもちょっとだけあげてますけどね。

猫が「悲しい」ときに見せるサイン

気づきにくい小さな変化が出ることがあります。代表的なサインは:

  • 鳴き方が変わる・無言になる(甘え鳴きが減る、低い声になる)
  • ごはんを残す・好物に興味を示さない
  • 隠れる時間が増える、寄り付かなくなる
  • トイレの粗相や毛づくろいの過度/過少

こうした変化はストレスや心の不調のサインなので、早めに原因を振り返ってあげましょう。猫の表情や仕草は実は豊かで、細かな違いを読み取ることが大事です。

特にトイレの失敗は、叱ったらダメです。もっとストレスを感じてトイレを我慢するようになってしまうこともあります。そうしたら、膀胱炎などの病気にまで進んでしまうこともあるんですよ。

人間の子どもと同じですよね。猫が複数いると、どうしても心の中で「好き」の順番がついてしまうことだってあると思います。でも、出来るだけ平等に対応してあげるのが飼い主の務めなんですよね。

今日からできる「猫を悲しませない」5つの習慣

「あ、ウチの猫ちゃんに可哀想なことをしていたかも」って思えることがあったら、どうしたら良いのでしょうか。

  • 毎日の声かけを習慣にする——名前を優しく呼ぶだけで絆が深まります。
  • 生活リズムを整える——ごはん・遊び・寝る時間をできるだけ一定に。
  • 叱る代わりに環境を変える——問題行動は原因を取り除く工夫で対応。
  • お気に入りは尊重する——箱・布・匂いのついた物は勝手に処分しない。
  • 留守中の安心を作る——おもちゃ・フェロモン・録音ボイスなどで安心空間を準備。

離れている間のケアや毎日の「小さな親切」が、猫の心に大きな違いを生みます。よく猫達の名前を呼んであげて、撫でてあげて、顔をグリグリしてあげるだけで、きっとねこの愛情が伝わると思っています。

おすすめアイテム(ねこ推し)

日常のケアや留守中の安心作りに役立つアイテムを紹介します。使い方や猫の性格に合わせて選んでみてください。

ねこからのお願い

猫にとって飼い主は安心の拠り所。知らずにやってしまって猫を悲しませていた行動でも、気づいて直せば関係は必ず良くなります。今日からできる小さな優しさが、猫の毎日を明るくしますよ。

まずは「今日の声かけ」を1回増やしてみませんか?猫はあなたのその1回をちゃんと覚えています。

そして、一緒にいるときは、猫がどうして欲しいのかを察してあげるのが大切。撫でてほしいのか放っておいて欲しいのか…これを間違えると、怒られるので注意!ねこは、時々、しつこく撫でるので、怒られちゃいます。

猫とご機嫌な毎日を過ごせますように…

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

ではでは。

参考:ねこのきもち(獣医師の見解)、ねこちゃんホンポ、Yahoo!エキスパート記事および当サイト過去記事を参考に編集。

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