【保護猫が懐かない?】人見知り猫ちゃんと仲良くなるためのコツ5選!

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保護猫の高齢美魔女猫たちにまみれているねこです!

最近「保護猫を譲渡してもらったけれど、全然懐かない」「子猫を道端で保護したけれど、懐いてくれない…」なんて、悲しい叫びをSNSなどで見かけます。

でも、大丈夫です。ちょっと時間はかかるかもしれませんが、ねこたち人間が、根気よく愛情を持って接すれば、きっと仲よくなってくれるはず…

ということで、今回は、人見知りの猫ちゃんと仲良くなるコツをお教えしますね❣

目次

保護猫が懐かない理由って?

我が家の高齢美魔女猫たちも、よっぽど小さいか、人なれの訓練を受けているのでない限り、すぐに懐いてくれたわけではありません。

ねこたち人間としては、保護をしてこれから、快適なおウチで、ご飯にもお水にも不自由なく暮らしていけるのに、なんでわかってくれないの?

と思うかもしれませんが、猫ちゃんたちにしてみれば、いきなり知らない場所で知らない人がいるんですよ!

怖いはずがありません。

とくに、お外にいた猫ちゃんの場合は、これまでの経験が関係していることがほとんどです。

外で人間にいじめられたり、追い払われたりしたら、思いっきり人間不信ですよね。

特にすぐに懐いてくれない理由としては

・元野良ちゃんで人に慣れていない(子猫を保護しても、親猫が人間を警戒していたら、子猫も同じように人間を警戒します)

・虐待などのトラウマがある(我が家のササちゃんも多分、虐待されていたので、いまだに甘え方に脅えが入っている気がします)

・環境の変化にストレスを感じている(譲渡会等で引き取った子でも、慣れていたボランティアさんのおウチから移動するのですから、ストレス満載ですよね)

・飼い主さんの接し方がちょっと急だったり激しかったりする(仲良くなりたいあまり、グイグイと距離を縮めようとする気持ちもわかりますが…)

「せっかく、我が家に来てくれたのに、相性が合わないのかな」なんて、悩んでしまうかもしれませんが、それは、まだ警戒しているだけです!

「ここは大丈夫。この人は、優しい!」ってわかれば、打って変わって甘えん坊さんになってくれるかもしれません。

人見知り猫ちゃんと仲良くなる5つのコツ

では、人見知りの猫ちゃんと仲良くなるためのコツはあるのでしょうか。

1.無理に触ろうとしない「いるだけで幸せ!」と思おう

無理に懐いてもらおうと頑張りすぎるのはNG。

懐いてもらいたい気持ちはメッチャわかります。SNSの投稿を見ても、「保護したその日から、膝の上で寝てます~」なんて投稿ばかり見ていたら、「あれ?想像していたのと違う」と思っちゃいますよね。

でも、それは、その猫ちゃんの性格だったり、保護時の環境だったりします。

まずは、猫ちゃんのペースを尊重して、たとえ同じ部屋にいても近づかないようしてみてください。

目も合わせてはダメです。まるで、「我が家には、猫なんていないよ~ふふ~ん!」くらいの気持ちで。

でも、「私があなたのそばにいても危害を加えたりしないよ」って言うことだけは、伝えてあげてください。

時々、ちょっと優しい言葉をかけたり「猫ちゃんの名前は、〇〇ちゃんだからね~。これからよろしくね~」みたいな。

返事はないので、ほとんど独り言になりますが、それでOKです。猫ちゃんはしっかり聞いていますよ。

2.猫ちゃんと目を合わせない

人間界では、「人と話すときは、相手の目を見てはっきり話しなさい」と教わりますが、これを猫ちゃんにやってしまうと「喧嘩売ってんのか!オラッ!」ってことになってしまいます。

だから、なるべく猫ちゃんと目を合わせず、ちょっと、目線をずらしたまま、優しく見守ってあげてくださいね。

もし、猫ちゃんと目があったら、ゆっくり瞬きをしてください。ゆっくり瞬きをするのは、「あなたに敵意をもっていません」って言う意思表示なんですって!

ねこは、いつも、ゆ~っくり瞬きをして、高齢美魔女猫たちを見ていますが、「またかよ」って顔をされて思いっきり無視されてます。

3.この際、おやつで釣ってしまいましょう

「この人は、とーっても美味しいものをくれる人!」って認識されたらこっちのもの!

まぁ、おやつをあげている時だけ、近くに来て、食べ終わるとまた、警戒モードに突入してしまう子もいますが、それも時間の問題です。

最初は、ちょっと離れた場所におやつを置いて、少しずつ、距離を縮めるようにしてみてください。

最終目標は、指から舐めてもらうことですね。

ねこは、この方法で、野良生活をしていたちーちゃんと仲良くなり、保護をしたことがあります。

4.喋りかけて自分の存在を認識してもらう

先ほども言いましたが、とにかく、思い出したように猫ちゃんに話しかけてあげてください。

猫ちゃんが隠れているから、話しかけもせず、そーっとしておいたら、いつまでも慣れてくれません。

最悪、家庭内野良になってしまう可能性だってあります。まぁ、家庭内野良になっても、時々、後ろ姿を見かけたら「お。今日は良いことがあるぞ」くらいに思えるようになれば、あなたも猫マイスターですね。

5.猫ちゃんの安心できる隠れ家を作ってあげよう

猫ちゃんが、机の奥に隠れるのなら、机の奥をふさいちゃえば、出てくるじゃん!みたいな「泣かぬなら泣かせて見せようほとどぎす」的な短絡志向はやめてください。

その猫ちゃんにとって机の奥が秘密の隠れ家なんです。そこにいて、五感六感を研ぎ澄ませておウチや人間を観察している段階なんです。

その安心できる場所を奪ってしまうと、どんどん不信感が大きくなり懐いてくれなくなっちゃいますよ。

猫ちゃんが、いつでも安心できる場所を作ってあげることが信頼へとつながっていきます。

やっちゃダメ!猫がさらに距離を置いちゃう行動

あなたが、我慢して我慢して、猫ちゃんの信頼を勝ち得そうになっているときに、すべてを台無しにしちゃうことがあります。

どんなことをしたら、振出しに戻ってしまうのでしょうか。最悪は、振出し以前の問題になることもあるから注意してくださいね。

・大きな音を出す

猫って、結構、男の人が苦手だったりしますが、これは、大きな声や音を出すからだとねこは思っています。もちろん、弟や猫息子のように静かな人だとOKですが、nekotaパパのように耳が遠くて、すべての行動に大きな音を伴うような人だと嫌われることが多いような気がします。

・無理にだっこする

猫を抱っこしたい気持ちは、痛いほどわかります。でも、猫によっては、抱っこが苦手な子もいます。また、花ちゃんのように、昨日は抱っこさせてくれたのに、今日は抱っこしようとしたら嚙みついてきた!なんてこともあります。猫は気まぐれなんです。

・追いかけまわす

猫が小さい子どもを苦手だと思っているのは、追い掛け回されるからではないかと、ねこは推測しています。猫は、本来単独行動を好む動物。自由にしていたいのに、人間に追い掛け回されたら、それはイヤになりますよね。

・「早く懐いて!」っていう気持ちをぶつける

せっかく、一緒に暮らすんだから、懐いてほしいという気持ちも本当にわかります。でも、人間にもいろいろな性格の人がいるように、猫にもいろいろな性格があるんですよ。一括りに「これが猫だ!」って言うのはないと思います。

人間でも、グイグイ押されてきたら、引いちゃいますよね。

押してダメなら引いてみろ!」です。

猫は、人間が思っているよりも繊細で敏感な生き物なんです。ゆっくり信頼関係を育んでいきましょう!

保護猫ちゃんと仲良くなるために大切なのは「優しさ」と「時間」と「忍耐」

テレビでも、よく保護猫ちゃんを人慣れさせるのをドキュメントっぽくやっている番組がありますよね。

ねこもよく見ていますが、みなさん、本当に根気よく保護猫ちゃんと接しています。

もちろん、接し方や距離の取り方は、その人のやり方や考え方があるので、これが「正解」ってことはありませんが、みなさん、どんなことをされても、声を荒げて怒ったりしません。

これって、できるようでなかなかできないことです。

ああいう番組を見ていると、どんなに人見知りの保護猫ちゃんでも、いつかは必ず懐いてくれるんだなぁって実感します。確かに、半年とか1年とか時間はかかるかもしれません。

でも、大切なのは、保護猫ちゃんの気持ちやペースを尊重することです。

焦らず、無理せず、日々のちょっとした安心や優しさを積み重ねていけば、いつか距離はぐっと縮まってくれるはずです。

nekotaパパの家庭内野良のりんちゃんも、不思議にnekotaパパにだけは懐いているようです。(それでも触れないらしいけど)

どうしても懐かなくて、懐いてほしいのであれば、譲渡してくれた団体や動物病院に相談してみてください。

決して懐かないから「もういらない」って捨ててしまうようなことだけはしないでくださいね。

保護をしたからには、その猫ちゃんの命を預かったということを忘れないでください!

猫ちゃんを保護してくださった方、保護猫ちゃんに幸せな毎日が来ますように…

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

ではでは。

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