今や誰もがスマホで「盛れる」時代。ねこも別人!って言うくらいの勢いで盛ってみてニヤニヤしてみています。(きもっ)
でも、ふと昔のアルバムを見返してみると、「あれ?うちの母、なんか怖くない?」「自分の小学生時代、なんでこんな顔してるの?」なんて思ったことありませんか?
実は写真の写り方って、その時代の価値観や文化が色濃く出るもの。
そもそも、ポージングから違いますから…
ねこたちが子どもの頃って、ほぼ、直立不動だったような気がします。そして、胸元で遠慮がちにピースなんてしちゃって…
今回は、昭和・平成・令和の写り方の違いを年代別にゆるっと深掘りしちゃいます!
意外と、「あ~。なるほど。」と思えて面白いですよ。
昭和:カメラ目線・笑わない・構図もキッチリ
「写真=記録」だった昭和時代。
スマホなんてないし、フィルムは貴重。気軽に撮り直しなんてできないから、とにかく「真面目に」「ちゃんと写る」のが当たり前でした。
だから、ねこが子どもの頃は、家族写真とか旅行に行ったときくらいしか写真を撮らなかったような気がします。
✅基本は無表情 or 控えめな微笑み
✅カメラ目線でしっかりと立つ
✅家族写真は正座または立ち姿でキッチリ
✅ピースサイン?そんな軽いノリ、ないない(笑)
でも、あの画期的な使い捨てカメラ「写ルンです」が発売されたのが、1986年(昭和61年)だったので、ねこは18歳。
おー!青春真っ盛り…この頃から、結構、気軽に写真を撮っていたような気がします。写ルンですも高かったけれど、友達とピースとかして写真を撮っていた覚えたがります。
👵 昭和あるある:
「卒業アルバムが全員こわい」「口を開けて笑ってない」「背景が謎の屏風(びょうぶ)」この辺は、ねこたちよりも前の世代だと思いますが、確かに卒アルの写真はみんな真顔でしたよね。ちょっと微笑むくらい…
今でも思うけど、犯罪者になった人の顔写真がすごく昔の卒アルだったりすると、「もっとほかの写真なかったのかよ~」とか思っちゃいますよね。だって、どう見ても悪い人顔になっちゃっているんですもの。
なんか、懐かしくなって、アイドルのCDまで見つけちゃいまいた!
平成:ピース解禁!ちょっとずつ「盛り」文化が芽生える
バブルが終わり、平成に入ると、だんだんと写真にも“遊び心”が出てきます。
プリクラの登場で、「写真=楽しい」が浸透!プリクラがゲーセンに登場したのが、1995年(平成7年)7月。それから、あっという間にブームになりましたよね。
そのあと、インスタントカメラ(チェキ)が1998年(平成10年)にお目見え。
撮ったその場でプリントが楽しめるので、すごい進歩ですよね。インスタントカメラで撮ったら、出てきたプリント用紙を一生懸命振って、画像が出てくるのを早めるって言う謎行動もみんなした覚えがあるはず…
このころから、カメラで映る、写すって言うことが日常になってきたような気がします。っていうか、デートや飲み会の後は、絶対プリクラで写真を撮って遊んでいましたよね~。懐かし~♡
✅平成前半の頃はピースサインが全盛期。
✅笑顔のバリエーションが豊かに
✅プリクラで「目を大きく」「肌を白く」=プチ盛りのはじまり
✅スマホの前はガラケー写メ文化も
プリクラがすさまじい進歩を遂げ、肌を白くしたり、眼を大きくするなどができるようになったことで、「プチ盛り」が始まりました。
スマホの前世代は、ガラケーだったのですが、この頃から写メするっていうのが普通になってきました。
とにかく、「写す」ということにすっごい情熱があった時代のような気がします。
📷 平成あるある:
「ガラケーで自撮り=手が写りまくる」「プリクラは“詐欺写り”全盛期」「写ルンですで連写、現像までワクワク」
ガラケーは、結構、撮るのにコツがいりましたよね~。
令和:盛れてナンボ!ナチュラル加工はデフォルト
そしてついにやってきた“盛り”全盛の令和時代!
AIフィルター、SNOW、TikTok……自分史上最高に盛れないと、アップしないのが常識?
✅フィルターで肌も目も自動修正
✅ノーズシャドウ・涙袋・小顔加工もお手のもの
✅「カメラを向けられても自然体で可愛く」が当たり前。むしろ、最近は、顔をちゃんと写すのではなく、一部とか横顔、後ろ姿が人気らしいですよ~。インスタグラムとかでも、顔を手で隠していたり、可愛い服を着ている体だけとか…
✅ポージングも多様化(顎クイ、指ハート、横顔美人 etc)あまりに多様化しすぎて、今、何が正解なのかわからなくなっているねこは、やっぱりピースサインになっています。
📱 令和あるある:
「自撮りがプロ級」「写ってない人にまで加工かける」「リアルと違いすぎて本人確認が困難」
もはや「詐欺」レベルの写真が撮れますよね!ねこも、詐欺レベルの写真を後生大事にスマホに入れてあります。
写真でわかる時代の価値観
時代 | 写り方 | 背景にある価値観 |
昭和 | 無表情・真面目 | 失敗できない写真文化(特別な日) |
平成 | ピース・笑笑顔 | 個性と楽しさを重視 |
令和 | 加工&盛り重視 | 自己表現&SNS映え命 |
表にしてみると、違いが顕著にわかりますね。
こうやってみると、昭和は確かに、家族の集合写真や旅行の写真が多かったような気がします。
ねこたちが、大人になってブイブイ言わせていたころが昭和の終わりころから平成なので、友達とスキーや海に遊びに行ったとき、ディスコ(今はクラブというらしいけど)とかで写ルンですやチェキを使って、遊んだな~。
ガラケーは、画面が小さかったから、写真を撮ってもいまいちだったような覚えがあります。
そして、令和は、もう、もはや別人!と思うような写真が、スマホでもできちゃうって言うのが…凄すぎて。
ポージングもわからないから、ねこたち世代は、ピースが落ち着くんですよね~。
今でも写ルンですって売ってるんですね。ちょっと、欲しくなっちゃいました。
どんなふうに映るんだろう…
おまけ:あなたはどの時代顔?
昭和:キリッとした真顔が似合う →「昭和顔」
平成:はじける笑顔が自然 →「平成ピース女子」
令和:盛るのが上手、加工の天才 →「令和映え女子」
実際にはどの世代も、その時代の“当たり前”を写しているだけなんですよね。だから恥ずかしがることなし!写真はその時代を生きた証♡
ねこ世代になると、あまり自分たちの写真って撮らなくなりますよね。ねこのスマホには、ほぼ、猫と食べ物と花の写真しかありません。
写真にも「時代の空気」が写ってる!

昭和の写真はちょっと堅苦しくて、平成はピースと笑顔が満開、令和はスマホ越しの自分が主役。
写真1枚に、時代の空気や価値観が詰まってるって面白いですよね。
昭和のおじいちゃんやおばあちゃんもいた頃の写真を見ると、何となく懐かしく、温かい気持ちになります。
おじいちゃんとおばあちゃんの結婚式の時の写真なんて、本当にセピア色。
そして、写真を見ると、その時のことをありありと思い出すことができますよね。(中には、いつ撮ったんだ?って言うのもありますが)
「この頃の写真、なんか好き」って思ったら、それはきっとあなたの感性がその時代と共鳴してるからかも。
今日は、のんびりと昔のアルバムをめくってみるのも面白いですね。
1人で、写真を見ながら笑っていると、気持ちまであの頃に戻ってしまうよう…もう、ユーミンやサザンオールスターズ、レベッカなんか聞いちゃって、昔に浸っちゃうのもありかも。
あと、たまには、家族でちゃんとした写真を撮ってみるのも良い思い出になるかもしれませんね!
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
ではでは。