猫大好きな皆さん!
「もう1匹お迎えしたい…でも多頭飼いって実際どうなの?」って迷ってませんか?
我が家は、高齢美魔女猫3匹と、気づいたらオヤジ年齢に突入していたたろさんの4匹がいます。
弟の家には、7キロを超えて、医者も何も言わなくなってしまったけれど、ちょー可愛いまるちゃんと、ザ・茶トラって感じで、お目目がくりくり可愛らしいしーちゃん、半年くらい前に保護して弟に飼ってもらっているのだけれど、なかなか慣れないちーちゃんの3匹がいます。
nekotaパパのところには、家野良猫とを化しているりんちゃんがいます。
ねこは、生まれてから今まで、猫が家にいなかったことがないのですが、そのほとんどが多頭飼いでした。
なので、多頭飼いに抵抗とか「多頭飼いって大変なんじゃ?」なんて思ったことはないのですが、最初は1匹だけ猫ちゃんを飼っていて、「この子が1匹で可哀想」とか「もう1匹欲しいな」って思っている方も多いと思います。
でも、猫の多頭飼いを始める前に知っておきたい”良い点”と”悪い点”そして”気を付けるポイント”を猫の下僕歴50年以上のがねこぶっちゃけちゃいます。
多頭飼いを考えている方は、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
猫の多頭飼いの【メリット】って?
猫を複数飼うことによって、猫や人間にも大きなメリットがあります。
メリット1.猫同士で遊んでくれるので、飼い主さんが楽
本来、猫は単独で行動する動物なので、1匹でいてもそれほど問題はないのですが、人間から見ると、「お友達がいなくて可哀想」「いつも寝てばかりで太ってしまう」など気になることもありますよね。
また、飼い主が仕事などで長時間、おウチを留守にするときは、「1匹で大丈夫かな~」「寂しがってないかな」なんて考えて仕事が手につかなくなることだってあるかもしれません。
そんな時に、もう1匹いてくれれば、猫同士で遊んでくれたり一緒に寄り添って寝ていたりするので寂しくない!と思えますよね。
飼い主が遊び相手にならなくても勝手に遊んでくれるので、飼い主も楽ちんになるかも!
メリット2.可愛さ2倍愛らしさ2倍
猫が2匹いれば、じゃれたり毛繕いし合ったり…もう、見ているだけで癒されますよね。
猫団子なんて見れたら、もう、どうしたら良いのかわからなくなるほど愛らしさが増していきます。
タイトルの可愛さ2倍の2は、飼っている猫の数字が入ります。
ねこの場合は、可愛さ4倍愛らしら4倍以上です。
メリット3.社会性が育まれる
小さい時にお母さん猫や兄弟と離されて1匹になってしまうと、猫社会のルールを覚えることができなくなります。
例えば、兄弟同士でじゃれて嚙み合っているときに、「こんなに力を入れたら痛い」「こんなことをしたら怒られる」って自然と社会生活を覚えていくんです。この辺は、人間も同じかもしれませんね。
猫の多頭飼いの【デメリット】も正直に言うと…
多頭飼いって良いことばかりじゃん!って思う方もいますが、もちろんデメリットもあります。
デメリットをしっかり把握しておかないと後で後悔することになることも…
先住猫ちゃんとの相性が悪いと最悪
基本的に猫は、群れない動物。なので、先住猫との相性が悪いとお互いのストレスがMAXになって、大喧嘩をすることも。
我が家の最高齢ミミちゃんも、初めての出会いは、トライアルで行ったおウチの先住猫と相性が合わず、動物病院に返されたところをnekotaパパがもらってきたと言う経緯があります。
でも、相性が悪いのは最初のうちだけで、そのうち、上手にお互いの距離感を持って付き合う猫ちゃんたちもいるので、すぐに返さないで、しばらく様子を見るのもありです。
新しい子をゲージに入れて先住猫がどんな様子か注意してみていてあげてくださいね。
最悪は、一緒に暮らせないってこともあるって理解してあげてください。
デメリット2.お金も手間も倍かかる
お金と手間も倍かかるとは言いますが、トイレの掃除は、どうせやらなければいけないし、エサは、ちょっと増えるだけだし、猫は、お金も手間も倍かかるとは思いません。まぁ、1匹で飼うより、それはお金も手間もかかりますが、猫好きさんなら許容範囲内だと思いますが…
それより、可愛らしさや癒しを何倍ももらうので、チャラかおつりがくるくらいですよ。
でも、ペット保険には入っておいた方がいいかもしれませんね。何しろ、ペットの医療費って高額なんで…
マーキング・縄張り問題
男の子同士だと、マーキングや縄張りの問題が出てくるのかもしれませんね。縄張り意識の強い子が先に住んでいると、喧嘩しちゃうこともあるかもしれません。
でも、飼い主さんがうまく住み分けさせてあげれば大きな問題になることはないと思いますよ。
我が家の高齢美魔女猫軍団とたろさんは、避妊も去勢もしているので、特にマーキング問題はありません。
縄張りも、なんとなく、みんなで自分の居場所を決めてそこにいるので、特に喧嘩をしたりもないですね。
多頭飼いするなら【ここに注意!】
猫ちゃんを多頭飼いするつもりなら、最初に注意しておいてほしい点があります。
先住猫ちゃんとの相性をチェック
子猫ちゃん同士なら、結構、早くに仲良くなってくれますが、先住猫が大人で一匹狼的な性格だったり、神経質だとちょっと難しいかも。
子猫ちゃんが遊んでほしくても遊んであげないとかは、あるかもしれません。
でも、とりあえず、トライアルしてみて、様子を見てみてください。飼い主が「難しいかなぁ」と思っていた先住猫が、とっても可愛がったりすることもあります。
慣れるまでは、完全に隔離する
よくテレビで保護猫ちゃんの番組を見ますが、やはり、最初の頃は、ゲージや専用のお部屋に入れて、先住猫と完全に隔離しています。
お互いに匂いで、情報を交換し合いつつ、少しずつ距離を縮めていくのがベスト。
おウチに来た初日から、ゲージにも入れず同じ部屋にするのは、かなり無理があります。先住猫にも新しい猫ちゃんにもすごいストレスを与えて、うまくいくこともうまくいかなくなってしまいます。
根気よく、見守ってあげてくださいね。
猫のトイレは頭数+1個が理想
これは、本当にそうらしいのですが、ねこの家は、1階に大きなトイレが1個と2階に普通のサイズのトイレが1個あるだけです。
本来であれば、4匹いるのでトイレは5個が理想ですが、置き場所がない!
そのかわり、トイレはこまめに掃除をしています。
弟の家は、理想とおり、猫3匹に対してトイレが4個置いてあるので猫たちも気分でいろいろなトイレを使っているみたいです。
喧嘩は放置しない
威嚇し合う程度なら、見守っておけば大丈夫ですが、マジの喧嘩になって流血騒ぎになりそうになったら、そうなる前に止めてください。
喧嘩が始まると、興奮して仲裁に入って飼い主もケガをすることがあります。
喧嘩を止める方法は、大きな音をたてたり、お水をかけたり…とにかく、猫たちの気を逸らすことが大事です。
多頭飼いをするなら、「準備」と「相性」が大切

猫ちゃんの多頭飼いって、猫を1匹で飼っている人なら一度は考えることですよね。
ねこの家も、4匹いてくれてとっても幸せです。とは言っても、4匹、各自バラバラでみんながまとまって可愛い姿を見せてくれることなんてないけれど、猫っていてくれるだけで癒しの存在なので…
たとえ、クローゼットに隠れていてもいいんです。
猫たちの気配があれば…4匹が家にいてくれるっていうだけでOK!
でも、どうしても相性の悪い猫ちゃんたちがいるのも確かです。人間でも、「なんだか、あの人、生理的に嫌い!」って場合はどうしようもないですものね。
我が家の花ちゃんは、まさに一匹狼タイプ。他の猫と仲良くしているのを見たことがありません。傍に来ると「シャー」って威嚇します。でも、マジの喧嘩はしません。
そこら辺は、お互いに距離を取ってうまくやっているみたいです。
だから、飼い主さんが、先住猫ちゃんと新しい猫ちゃんの性格を把握して上手に慣らしていってあげてください。
例えば、1階と2階で住み分けをさせて上手に飼っている猫飼いさんもいます。
でも、無用なストレスを与えないように、多頭飼いをする前は、ちゃんと情報を集めて、準備をしてお迎えしてあげてくださいね。
ねこは、猫でもトライアルに行って、先住猫と合わないから返されたとなると、気持ちが傷つくと思うんですよ。だから、そうならないように、事前にできるだけ情報を集めてあげてください。
でも、意外と、猫って優しいから受け入れてくれると思いますよ。(花ちゃんは、ちょっとアレなんで…)
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
ではでは。