【猫の熱中症】症状・後遺症・対処法まで!夏に気をつけたいニャンコの命を守るポイント

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たいして雨も降らずに梅雨明けして、いよいよ夏本番!今年の夏は、10年に1度の猛暑とかテレビでやっていましたが、毎年、猛暑だから、もう聞きたくない!って感じですよね。

ジリジリ暑い毎日が続くと気になるのが「猫の熱中症」。


「え?猫って涼しいところにいるから平気でしょ?」と思ってるあなた。


実は、猫も熱中症になります!しかも命にかかわるレベルで!

今回は、猫の熱中症の症状、後遺症、応急処置、予防法まで、まるっと解説しちゃいます🐾

室内飼いでも油断大敵ですよ~!

目次

🔥猫の熱中症ってどんな症状が出るの?

猫は人間みたいに汗をかけません。

犬は、舌を出して体温を調整しますし、人間は、汗をダラダラかいて、体温調整します。

しかし、猫が唯一汗をかける場所は、あの可愛らしい肉球のみ!だから体温調整が苦手で、暑さにすごく弱いんです。

【代表的な熱中症の症状】

まず、猫ちゃんの、代表的な熱中症の症状を押さえておきましょう。

✅呼吸がハァハァ(パンティング)してる

✅よだれが出てる

✅ぐったり動かない、寝たきりになる

✅口の中や舌が赤紫っぽくなる

✅吐く・下痢をする

✅目にチカラがない、ボーッとしてる

✅体が熱い(耳や肉球が特に熱い)

📌【重要】「いつもと違うな?」と感じたら要注意!

特に高齢猫・子猫・長毛種は熱中症になりやすいので観察を忘れずに!

😿熱中症が治っても油断禁物!後遺症の可能性も…

猫の熱中症、怖いのはその後遺症


回復しても体にダメージが残ることがあります。

【考えられる後遺症】

怖いのは、熱中症の後遺症です。人間だけでなく、猫ちゃんにも後遺症はあるんですよ!

脳へのダメージ:ぐるぐる回る、まっすぐ歩けないなどの神経症状

腎臓や肝臓の機能低下:食欲不振や元気が戻らない

けいれんや痙攣:脳にダメージがある場合

再発しやすくなる:一度やった子は体温調整がさらに苦手に

💡早めに処置すれば後遺症のリスクも減らせる!

逆に放置すると命の危険も…ちょっと、キツイ言い方になってしまいますが、飼い猫の命を守るのは、飼い主さんしかいません。

🚑猫が熱中症になったら?すぐできる応急処置

すぐに動物病院へ行くのが最優先ですが、行くまでの間にできることもあります!

どんなことをすればいいのかを知っておけば、すぐに行動できますよね。

【応急処置の流れ】

1.風通しのよい涼しい場所に移す

2.濡れタオルで体をやさしく包む(冷やすポイント:脇、首、内股など、大きな欠陥がある場所をタオルでくるんだ保冷材で冷やしても良いです。)

3.保冷剤はタオルにくるんで首元やお腹に

4.お水を飲めるなら飲ませる(無理に飲ませない)

5.熱が引いても病院で診てもらう(落ち着いたからと言って、油断は禁物。念のため、病院に行ってくださいね)

📌注意!

冷水シャワーはNG!急激な冷却はショックを起こすこともあります。飼い主さんは、焦らず、とにかく涼しい場所に移動し、濡れたタオルや保冷材で冷やしながら、病院に連絡をして指示を仰いでください。

🌿猫の熱中症を防ぐためにできること

熱中症に「ならない」のが一番。普段からの予防が何より大事です!

【熱中症予防のコツ】

✅エアコンは28℃前後でつけっぱなしが安心(電気代が心配という方もいますが、熱中症になって病院に行く方が高くつくと思って、夏は、エアコンを付けっぱなしにしてあげてください。猫のウチは、リビングをつけっぱなしにしています。ホント、電気代が怖いけど…)

✅留守番中もエアコン&扇風機をセット(サーキュレーターで空気をかき混ぜるのも良いと思います。)

✅日が当たる場所にはカーテン or 遮光シート(高齢美魔女猫たちは、なぜか涼しいリビングにいません。エアコンを付けていないねこの部屋で寝ているので、サーキュレーターを付けて、カーテンは閉めてあります。窓も全開だけど、風が熱いから、どうなのかいつも考えちゃいます)

✅いつでも水が飲めるように2~3か所に設置(ねこのウチもいたるところに水を置いてあります)

✅クールマットやアルミプレートも効果あり

✅ケージに閉じ込めっぱなしはNG!(病気などで隔離中を除いて、ケージは開けておき、自分で涼しい場所に移動できるようにしておくことが大切)

注意!

特に長毛種の子はサマーカットやブラッシングで通気性UP!

夏は「猫の命」にかかわる季節です

猫は「しんどいニャ…」とは言ってくれません。


だからこそ、飼い主さんの気づきと対策が命を守ります。

今年の夏も、涼しく快適に過ごせるように工夫して、猫ちゃんと一緒に元気に乗り切りましょう!

そして、できたらお外で暮らしている猫ちゃんたちにも、お水を置いておいてあげてください!

真夏は、40度を超えるような過酷な状況の中で、必死に生きているお外の猫ちゃんのために、家の前や、猫ちゃんの通り道に、そっとお水の入った容器を置いてあげてください。

おウチの猫ちゃんの何分の1かの愛情で構いません。お外の猫ちゃんにも思いを馳せていただけると嬉しいです。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

ではでは。

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