ここではおれがナンパに出会い、他人の常識の中で生きる道を捨てて、自分の足で立って、自分の人生を走り出すことになるまでのストーリーを話します。
前回(第3章)

理想と現実のギャップに苦しんでいた。
1年半前に、自分の人生を自分でコントロールしていける自立した男になることを目指し、行動を起こした。
やりたいことリストを作成し、それを次々にこなしてきた。
徐々に自分の成長を実感できるようにはなってきた。
だが、大きく人生を好転させることはまだできていなかった。
おれは焦っていた。
25歳という年齢に。
20代前半とか10代で すごいやつはいくらでもいるのに何やってんだって。
会社とか普通に生活してるといつまでも「若い」扱いされるのが嫌だった。
もう若くねぇんだよ。
今までテキトーに生きてきたツケを払って巻き返すには、生き急ぐしかない。
本気でこう考えていた。
おれは、ストリートナンパを開始することを決断した。
それまで敬遠してきたことだった。
とても勇気のいることだと知っていたから。
実はこの1年前に一度挑戦していた。
その時は、道聞きでの声かけしかできず、最初から連絡先の交換や連れ出しを前面に出した声の掛け方ができなかった。
その壁を破れず、ストリートナンパからは遠ざかっていた。
しかし、この試練に再挑戦するべきだと思った。
弱い自分を変えるためには越えなければいけない壁なのだ。
道歩く何のゆかりもない女の子をゲットするようなことにもなれば、とてつもない自信が手に入るだろうということは分かっていた。
駅前、この街で最も人が集まる場所で声を掛けることにした。
土曜の昼過ぎ、多くの人が行きかっていた。
今回は、道聞きではなく、「ナンパとして声を掛ける」ことに決めていた。
前から歩いてくる可愛らしい子が目に入った。
女の子はサッと目を逸らした。
「あっ、ジロジロ見すぎちゃったかな…」
真正面から声を掛ける勇気は中々持てなかったので、後ろから追いかけて声を掛けようと思った。
一人で歩いている女の子がいた。
追いついて声を掛けるために、早歩きで女の子の背中を追う。
早歩きで…
はやく行かなきゃ…
女の子の背中が人ごみの中に消えた。
なぜか追いつかなかった。
追いつかないのではない。
体が追いつくことを拒否していたのだ。
おれはビビっていた。
女の子の反応が怖かった。
周りの人たちからどう見られているか、考えちゃいけないことは分かっていても、どうしても考えてしまう。
そして、ナンパをする自分を恥ずかしいと思っていた。
恐怖心と羞恥心に支配されていた。
全く声が掛けられないまま、3時間以上街を彷徨っていた。
おれは自分を奮い立たせた。
おれは弱い自分を変えるためにここに立っている。
ヒッチハイクでのつらい経験も頭をよぎった。
あの頃のおれのままでいいのかよ。
強くなるって本気で誓ったんじゃねーのか?
また負けちまうのかよ。
今度こそ弱い自分を超えてみせろよ。
女がどう思うか?
周りの目?
関係ねーな、そんなもんは。
お前は誰のために生きてるんだ?
やれ。
「こんにちは。」
声はうっすらと震えていた。
1年3か月後、おれは即を達成した。
1,560人目に声を掛けた女性だった。
ナンパを通して、人間的に大きな成長を遂げていた。
ずっと一人でナンパをしてきた。
だから自分の弱さとはしっかり向きあえてこれたと思う。
声を掛けるのを躊躇う女性は、少なくともこの街ではいなくなった。
そして俺は今、こうしてナンパに関する情報を発信している。
これを成長させ、会社員生活に終止符を打とうとしている。
ナンパを起点におれは、弱くて、非モテで、人の目を気にしながら他人の人生を生きる自分を抜け出し、自分の人生を走り出した。
正確にはナンパだけではない。
2年半前に本気で人生を変えようと、行動を起こしたから今があるのだ。
だからこそ言えることがある。
弱い自分を変えられるのは「行動」のみ。
他にはない。
行動を起こして、何か失うものなどあるだろうか?
何もないのだ。
悩んだら「やる」は自分の中で鉄則になった。
未来は今の連続。
だから俺は今この瞬間を熱く生きたい。
俺は俺自身が信じる「幸せ」を掴みに行く。
勇気をもって一歩を踏み出したとき、必ず変化が訪れる。
これまでも。
そしてこれからも。
非モテなまま、死にますか?
~ナンパを起点に人生を切り開く~
「他人に流される人生を変えたい」
「弱くて非モテな自分を変えたい」
そんな想いで、僕はナンパを始めました。
そして今、人生を大きく変えつつあります。
あなたも、もういいかげん変わりませんか?
「人生を切り開く男」を目指しませんか?
これまでの僕の経験をもとに、「冒険の書」という無料メルマガを書きました。
今なら、登録者だけに実録ナンパ音声5本を限定公開
冒険の書(無料メルマガ)
コメント