nekotaママは、3年位前から「あれ?」「ちょっと変?」って思うようになってきました。本人は、「イヤだ~。そんなこと言ってないし」とか「ちょっと忘れちゃっただけ」と言うし、たいして大きな変化はなかったので、そのままにしてきました。そうすると…
今回は、nekotaママがなっている要介護1の状況やnekotaママってこんな感じって言うのをご案内しますね。

まず、介護認定を受けるには・・・
人間、誰だって年を取ります。そして、体や気持ち、頭の中が少しずつ変化していくんですよね。人は、年が若くなることはありません。(若返ったように見えることもあるけど、中身は確実に年を取っていっています(-_-;))
そして、年を取ると、自分でできることが本当に少しずつですが減っていき、助けてもらう機会が増えてくるのも事実です。
そこで、その人がどれくらいの介護を必要としているのを数値化するようになりました。これが、要支援1から要介護5までの段階にわかれているんです。
nekotaママは、「ご近所の人が、要介護を受けていて、いろいろ、お手伝いとかマッサージとか安くしてもらえるから、ママももらいたい!」なんてほざき、かかりつけ医に相談して、地域包括支援センターと言うところから、担当のスタッフさんが来てくれました。
nekotaママ、猫田、担当スタッフさんでいろいろお話をして、「お元気そうだけど、ケアマネージャーを付けないと、支援なり援助を受けることができないので、ケアマネージャーを付けてみましょう!」と言うことになりました。
早速、ケアマネージャーが決まって、かかりつけ医などと相談した結果、要支援1をうけることになりました。
要支援1とは
- 基本的に一人で生活ができるけれど、家事などちょっとしたことに支援が必要な状態。
- 適切にサポートすれば、それ以上になることを防ぐことができる。
これは、ほとんどのお元気な高齢者に当てはまると思います。
nekotaママも、要支援1として、週1回のデイサービスと以前、腰の手術を受けて以来、いまだに腰から足にかけてしびれたり痛みを感じることがあるので、週1回の訪問リハビリをお願いしました。
状況によっては、訪問入浴などもあるみたいですが、nekotaママは、全然元気なので…
でも、ちょっと、物忘れもひどくなっていたので、かかりつけ医の紹介で脳内科のお医者さんも紹介してもらい、CTスキャンやテスト、問診などを受け、「まだ、年相応の物忘れの段階だね」と言うことで、漢方薬を服用するようになりました。
それが…1年後の介護認定では、要支援2を飛び越えて要介護1になってしまったのです(-_-;)

要介護1って?
nekotaママがひとっ飛びでやってきた要介護1の世界。
要介護1の封書が届いたときには、「おー。要支援2を飛び越えたな」とちょっと笑ってしまいましたが、これがなかなか…
要介護1
- 基本的な食事や排せつ、入浴などの日常生活を送ることができる
- 排せつや入浴に見守りやサポートが必要となる
と、要支援1とあまり変わらないように思えますが、支援の枠が少し増えます。デイサービスやマッサージの回数が増えたり、ショートステイ、福祉用具(介護ベッドなど)の貸与、購入の費用の支給、リフォームにかかる費用の支給、福祉施設への入所などがあるようです。
とはいえ、サービスを増やすと、結局1割はnekotaママが負担しなければならないので、やはり、あれもこれもやっちゃおう!とはいきません。そこは、シビアにお財布と相談しないと…
で、nekotaママは、自分はそんなに悪くなっていないと思っているようだけれど、かなり認知が進んでいる感じです。
次は、ある日のnekotaママと猫田の会話を再現してみますね。
ある日のnekotaママ

nekotaママ、おはよう!今朝の薬、食卓に置くよ。



おはよう!ご飯食べたら飲むから、大丈夫
5分後、nekotaママが猫田の家にやってきて



あんた、今朝の薬持ってきてくれてないじゃないの!



いやいや。さっきお持ちしました…
って、実家に行って探すと飲まずにごみ箱に捨ててあったり…それで、nekotaママの様子が変。



どうしたの?探し物?また、何かなくしたの?
このころになると、いつも何かをなくしていました。鍵とかお財布とか…



ないのよ。困ったわ…



だから、何がないの。一緒に探すよ



何をなくしたかわからないけど、ないのよ。誰かが隠すのよ
いやいや…何をなくしたのかわからなかったら、探しようもないし、誰も隠してないし。
そう、隠すのはnekotaママ本人。
これが毎朝の日課で30分は薬と探し物に費やしています。
誰でもこうなる・・・でも


nekotaママの朝は、ちょっとワンダーランドからスタートしていますが、大好きな麻雀とかは元気に参加しています。お医者さんが言うには、昔楽しかったこととかは覚えていて、楽しめるのでどんどん参加させてあげてくださいって。
もう、今から麻雀のプロを目指すか…
認知は、たぶんほとんどの人がなっていく症状。周囲はうまく付き合う方法を見つけないといけない…とわかっているけれど…ですね。
今日もお付き合いくださり、ありがとうございました。
ではでは…

